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Covid-19の研究が猫の命を救う一助に! 猫の不治の病にヒトの新型コロナウイルスの薬で治癒  米国獣医内科学学会紙に論文掲載

従来の高額な治療費の3割ほどの負担で 致死率100%のFIPを発病した18頭への投与により14頭が寛解にいたる

2023.08.18 09:30

ユーミーどうぶつ病院を運営する株式会社ねこのて(所在地:千葉県佐倉市、代表:佐瀬 興洋)は、猫の不治の病である猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療に、ヒトで承認されたCovid-19の薬であるモルヌピラビルを使用して良好な結果が出たことを発表させていただきましたので、報告いたします。ヒトで認可されたモルヌピラビルがFIPの治療に使用された報告は世界で初めて※です。※当社調べ

本研究結果は、8日付けの米国獣医内科学会誌Journal of Veterinary Internal Medicineに掲載されました。


「Molnupiravir treatment of 18 cats with feline infectious peritonitis: A case series」

詳細URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jvim.16832


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■背景

猫の不治の病で伝染性腹膜炎(FIP)という病気があります。ここ数年世間を騒がせているCovid-19と同じコロナウイルスにより引き起こされます。1歳前後の比較的若い猫の発病が多く、その死亡率はほぼ100%。近年、ヒトでも動物でも認可されていない高額で粗悪な薬物を使用した治療が広がり、その金銭的な負担により治療を諦める飼い主、または治療費を工面するために、クラウドファンディングを利用するなど社会問題となっています。確立した治療が存在しないが故に、積極的な治療を躊躇する獣医師も多数存在し、さらに獣医大学も研究に消極的であり、FIP治療の事情は複雑化していました。



■研究結果について

本院獣医師が飼い主の了承を得て、FIPと診断された18頭の猫に対し、ヒトでのCovid-19の治療に使用されるモルヌピラビルを投与しました。そのうち14頭は、寛解にいたりました。いままでの高額な治療費の3割ほどの負担で治済み、より多くの猫の命を救える一助となります。


またこの研究の可能性は、言論プラットフォーム「アゴラ」にも掲載されました。


Covid-19の研究がネコの命を救う --- 佐瀬 興洋(2022年3月17日)

https://agora-web.jp/archives/2055586.html



■会社概要

商号  : 株式会社ねこのて

屋号  : ユーミーどうぶつ病院

代表者 : 代表取締役 佐瀬 興洋

所在地 : 〒285-0837 千葉県佐倉市王子台4-14-12

設立  : 2015年10月

事業内容: 動物病院

資本金 : 300万円

URL   : https://youme-ah.com/

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