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泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」2023年も全国へ! 公開稽古レポート

「すぐ死ぬんだから」の朗読劇が昨年に続き上演する。主演は泉ピン子。さらに、ピン子が自ら声をかけた村田雄浩が加わって、主人公の忍ハナとその夫・岩造、夫婦を取り囲むあらゆる登場人物たちを、二人で演じ分けることになる。
この朗読劇は、内館牧子氏のベストセラー小説「すぐ死ぬんだから」(講談社文庫)を舞台化したもの。ヒロイン・忍ハナは、「先は短いのに、先は長い」これからの人生をどう生きていけばいいかを考える。そしてこう考える「毎日が一生懸命、それしかできない。毒舌、それしかできない。頑固でわがまま、意地悪、それが私。毒を撒き散らしながら生きてやる」と。泉ピン子にとってハマり役の朗読劇。そしてこれまでの感謝を込めて、御礼行脚のつもりで、全国のみなさまのもとへ、ピン子が行く。

全国ツアーを前に稽古が公開され取材に応じた。昨年に続き2回目の上演を迎えるにあたって意気込みを聞かれた泉ピン子は「この旅(公演)が長いので畑のきゅうりもトマトも引っこ抜いて終わらせてまいりました。雨がすごかったり、どうしちゃったの日本と思うけど、そんな地域にも元気を届けたい。」と意気込みを語った。

長年のコンビで共演の村田雄浩はピン子について「ここまでくると姉ちゃんという感じ。ずっと一緒にいるという感じがする。(稽古に入ると)気合が入るんだけど、入る前に連絡を取り合っていたり、電話で公演の話をしていたので、どなたよりも自然に話せる存在。ずっとやっていて面白い。常に刺激的でドキドキする。特に朗読劇でセリフを覚えてないのでこの公演が一番刺激的かもしれない。」と語った。

泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」は8月19日(土)桶川市民ホール(埼玉)より12月のあうるすぽっと(東京池袋)まで全国を巡る。

<あらすじ>

毎日が一生懸命、頑張って、生きていく
78歳の忍ハナは、60代までは身の回りをかまわなかった。だが、ある日、実年齢より上に見られて目が覚める。「人は中身より外見を磨かねば」と。仲のいい夫と経営してきた酒屋は息子夫婦に譲るが、夫が倒れたことから、思いがけない裏を知ることになる……

<公演概要>

公演名:朗読劇 泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」
出演 泉ピン子 村田雄浩

原作:内館牧子「すぐ死ぬんだから」 (講談社文庫)
脚本 笹部博司
作曲 宮川彬良

上演日程
8月19日(土)  埼 玉 響の森 桶川市民ホール
8月20日(日)  群 馬 太田市新田文化会館 エアリスホール
8月26日(土)  福 島 けんしん郡山文化センター
8月27日(日)  山 形 シェルターなんようホール(南陽市文化会館)
9月30日(土)  静 岡 焼津文化会館
11月4日(土)  広 島 呉信用金庫ホール(呉市文化ホール)
11月5日(日)  長 崎 アルカスSASEBO イベントホール
11月14日(火) 岩 手 一関文化センター
11月16日(木) 北海道 士別市あさひサンライズホール
11月18日(土) 北海道 北広島市芸術文化ホール
11月19日(日) 北海道 深川市文化交流ホール み・らい
11月21日(火) 北海道 北見芸術文化ホール
11月25日(土) 石 川 北國新聞赤羽ホール

12月12日(火)・13日(水) 東京 池袋あうるすぽっと

公式ホームページ:https://sugushinundakara.com
©内館牧子・講談社/「すぐ死ぬんだから」製作委員会
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