広島県尾道市三谷製作所の新工場が2023年夏に完成　多機能型事業所の「ありがとうファーム」のアーティストが作成した作品がお出迎え！

～「世界に1つだけの絵画」　100年企業×芸術家達を一部紹介～

2023.08.22 09:30

株式会社三谷製作所

株式会社三谷製作所(本社：広島県尾道市、代表取締役社長：三谷晋一郎、以下三谷製作所)は、2022年秋から尾道流通団地工場の増築工事をおこなっておりましたが、今夏無事完成いたしましたことをここに報告いたします。

増設着工時プレスリリースURL： https://www.atpress.ne.jp/news/327692

【三谷製作所尾道流通団地工場外観】

【三谷製作所尾道流通団地工場内観】

完成を記念して社屋入り口に、岡山市株式会社　ありがとうファーム様のアーティストが手掛けた作品を飾らせていただきました。

【アーティストの皆様と社長の三谷】

■代表三谷が一目惚れしたアート

1,タイトル　　：尾道

アーティスト名：伊藤士隼さん

【伊藤士隼さん】

【伊藤士隼さん作品】

2,タイトル　　：いつまでもあかるい尾道

アーティスト名：りょうさん

【りょうさん】

【りょうさん作品】

3,タイトル　　：えがお島

アーティスト名：カナピさん

【カナピさん】

【カナピさん作品】

■ありがとうファーム様について

ありがとうファーム様は、岡山市北区の表町商店街を拠点に活動をしている、多機能型事業所です。

4種類の障害福祉サービスの提供を行っています。企業理念は「生き生きと堂々と、人生を生きる」。

障がい者の持つ真の姿と声を社会に発信しています。活動を通して、障害のあるなしに関わらず共に幸せに生きる事が出来る「共生社会」の実現を目指しています。

企業名：株式会社　ありがとうファーム

所在地：〒700-0822　岡山市北区表町3-7-5

URL　： https://www.arigatou-farm.com/

TEL　： 086-953-4446

FAX　： 086-953-4442

■ありがとうファーム様の作品を飾った理由

ありがとうファーム様との出会いはあるイベントの講習会で、馬場副社長のお話をお聞きしたのがはじまりです。そのお話に強い感銘を受け、我が社としても何かお手伝いできることはないだろうかという想いに駆られ、数日後アポイントを取って会社を訪問させて頂きました。その時お会いした障がい者の皆さんの生き生きとした笑顔や仕事への真面目な取り組みに心を打たれました。

その時に馬場副社長から、

「障がい者に対する世間の理解や置かれている状況などまだまだ日本社会では障がい者が自立して生活することがいかに難しいか」という話を聞かせて頂きました。お話の中である協力企業の社長のお話がありました。ご自身のお子さんが障がいをもって生まれ、今の日本では将来一人で生きていくことが難しいのではないかと危惧し、障がい者でも働ける職場づくりや障がい者向けのビジネスも始められたという内容でした。そのお話を聞いた時に、私の家族には障がい者はいませんが、いつ病気や事故で障がいを持つことになるかわからないですし、社員の身内や家族に障がいをもった子供が生まれたりした時に、将来的な不安をもったまま仕事をしてもらうことになってしまう、それでは安心して仕事に取り組むことができないのではないかと考えるようになりました。我が社が社員に対して具体的に何ができるかはまだ正直わかりません。それでも全力でサポートしていきたいと本気で思いました。そこで全社員に向けて私の思いを話、障がい者の方が書いた絵を飾ることを通して、「なにがあっても会社は従業員みんなとその家族を守る。」というメッセージを発信していくことを伝えました。それがありがとうファーム様の作品を飾ることを決めた一番の理由です。今回3人のアーティストの絵を購入させて頂きましたが、我が社の為に新たに描き下ろしてくれた唯一無二の作品です。テーマは「尾道」です。

実はここにもう一つ絵を飾る理由があります。

ここ尾道流通団地工場は尾道市内にありながら、坂の街、しまなみ、古寺などを連想することができないような山間にあります。初めて尾道にきましたというお客様も多い中で、尾道をまったく感じられず帰られることにいつも残念でなりませんでした。そこで少しでも尾道を感じてもらいたいという気持ちから「尾道」をテーマとした絵を描いてもらうことにしました。実際に3人のアーティストに尾道まできてもらい、工場や市内をご案内しました。そして見て、感じたものを自由に描いて下さいというリクエストだけして、作品制作に取りかかってもらいました。出来上がったものは大変すばらしく、アーティストの皆さんの作品に対するこだわりや思いが伝わってきました。今回の絵は新しく生まれ変わった事務所の入り口すぐの一番目立つところに飾りました。来社された方が必ず目にする場所です。絵を見ただけで「尾道にきたー。」ということは難しいと思いますが、おもてなしの気持ちを少しでも感じて頂ければうれしいです。

■三谷製作所について

私たち三谷製作所は大正7年に創業して以来、100年以上にわたり時代の変遷と共に様々な事業に挑戦し、現在に至ります。2010年には10tまでの大型品を加工できる流通団地工場を新設しました。流通団地工場はお客様からの多種多様な要望にお応えできるよう、長尺旋盤、複合旋盤、マシニングセンタ、五面加工機、円筒研磨機、平面研削盤など幅広い加工機を設備し、単品や量産品、複雑な加工を必要とする製品など、どのような加工でも対応できる体制を築いています。また多種多様な加工の中でも、特に長尺加工・特殊ねじ加工を強みとしており、全国から加工相談も増えてきており、当社の中での重要な分野になっています。さらに地場には熱処理、表面処理、特殊溶接等の特殊工程もできる信頼する協力会社もあり、材料手配から組立まで一貫生産できる体制が整っています。

2018年に100周年を迎え、代表交代と共にCIを一新し、新たな三谷製作所として、200年企業を目標にスタートしました。ロゴも今の三谷製作所の思いを凝縮した新しいロゴに変更し、新たに「mitani de se1kai」というキャッチフレーズも考えました。これにはお客様から「三谷製作所に頼んで正解だった！」と言われる会社でありたいという思いと、「se1kai」の文字には、なにかしらの加工技術の分野で「世界1(sekai1)」と言われるになりたい、という強い思いが込められています。今後もさらなる発展を求めて技術の向上を求めて続けていきます。