第20回菊武学園杯 愛知県中学生将棋選手権大会を開催

2023年8月18日(金)第20回菊武学園杯 愛知県中学生将棋選手権大会を開催しました

学校法人菊武学園は1948年「菊武タイピスト養成所」設立以降70年以上の歴史があります。
菊武学園は現在「名古屋産業大学」「名古屋経営短期大学」「名古屋ウェディング&フラワービューティー学院」「菊華高校」「菊武ビジネス専門学校」「菊武幼稚園」「稲葉保育園(尾張旭市より指定管理者認定)」と多くの姉妹校があります。
今回の将棋大会は、菊武学園創設者の故高木武彦学園長が若い子どもたちを育成したいという思いからスタートし今回で第20回となります。2022年に開催した第19回大会には愛知県内の中学校22校の将棋部員ら101名が参加し熱戦が繰り広げられました。

第20回菊武学園杯 愛知県中学生将棋選手権大会について

今回で20回目となる「菊武学園杯愛知県中学生将棋選手権大会」(学校法人菊武学園主催、菊華高等学校協賛、中日新聞社・尾張旭市教育委員会後援)が2023年年8月18日(金)、名古屋産業大学(尾張旭)で開催しました。
当日は愛知県内の中学校23校の将棋部員ら79名が参加し、学年別個人戦の栄冠を目指して、盤上での熱い戦いが繰り広げられました。
決勝戦で一番勝負をかける中学生
決勝戦で一番勝負をかける中学生
真剣な眼差しで対戦する中学生
真剣な眼差しで対戦する中学生
当日は、学年別の個人戦のほか、公益社団法人日本将棋連盟(関西本部)所属の室田伊緒女流二段による特別講演、室田女流二段との多面指しによる指導対局・感想戦が行われました。室田女流二段による特別講演は、3回戦が終了し、昼食を終えた後に同大学文化センター大ホールに移動して開催されました。菊華高等学校の山岸鳴門校長が対談形式で室田女流二段を紹介し、将棋を始めたのは小学校5年生の時で、最初は弟が大会で指しているのを見ているだけであったが、日本将棋連盟春日井支部長から「お姉ちゃんも一緒に指そうよ」と何度も誘われ、参加賞の鉛筆につられて参加したのがきっかけだったことや、史上初の「八冠」独占を目指す藤井聡太七冠の姉弟子であり、以前は藤井七冠を「そうちゃん」と呼んでいたという、藤井七冠にまつわるエピソードなどを交えながら、室田女流二段の参加者の心に寄り添う優しいトークで、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。また、質疑応答では、室田女流二段は「僕は長考派であると思いますが、これからもこのままの姿勢で対局に臨めばよいですか」と中学生からの質問や、「プロ棋士は、やはり数学が得意な人が多いのですか」と中学校教員からの質問に対して、相手に話しかけるような優しい口調でお話をされていました。そうした中 、室田女流二段が「室田女流二段の勝負めしは何ですか」と中学生の保護者からの質問に対して、「対局中の食事は喉に通らないことが多いのですが、あえて言うなら『うどん』です」と素直に語る場面もありました。
室田女流二段との対談
室田女流二段との対談
その後、場所を移動して、約1時間半にわたって、室田女流二段による多面指しが行われました。室田女流二段は、抽選で選ばれた未来の棋士ら11人を相手に次々と対戦され、対戦後は解りやすく手ほどきしながら丁寧に解説されていました。参加した中学生らは「とても良い経験になりました。もっと力をつけたいです。プロ棋士の凄さを痛切に感じました」などと話していました。

菊武学園杯愛知県中学生将棋選手権大会は、学校法人菊武学園創設者の故高木武彦学園長が将棋をこよなく愛し、若い人たちを育成したいという思いから、毎年、日本将棋連盟東海普及連合会と協賛して開催しています。次回(第21回)は学園長の誕生日2024年8月5日(月)に開催します。

第20回菊武学園杯の詳細

日 程:令和5年8月18日(金)
開 場:名古屋産業大学 文化センター
愛知県尾張旭市山の田3255-5/名鉄瀬戸線「尾張旭駅」から徒歩約7分
主 催:学校法人 菊武学園
ゲスト:室田伊緒騎士による講演会と多面刺
競技方法:トーナメント方式による勝ち抜き戦
参加資格:愛知県内の中学校に在籍する生徒
カテゴリ:
サービス
タグ:
その他エンタメ

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