IoTで高齢者の食品アクセス困難問題の解決と人の目による見守...

IoTで高齢者の食品アクセス困難問題の解決と 人の目による見守りを両軸で実現  ~スマートホーム統合アプリ「HomeLink」に 「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」注文機能を搭載~

株式会社リンクジャパン(本社:東京都港区、CEO:河千泰 進一、以下 当社)と高齢者専門宅配弁当サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 洋、以下 シニアライフクリエイト)は、両社が提供するサービスの連携をスタートさせることをお知らせいたします。この連携により、スマートホーム統合アプリ『HomeLink(ホームリンク)』に、高齢者向けの宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』の注文機能が新たに追加されます。


リンクジャパンとシニアライフクリエイトが連携


◆HomeLinkアプリから「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」のお弁当を手軽に注文

当社が提供する『HomeLink』は、住宅に特化したIoTオープンプラットフォームで、家中の家電や住設機器の管理・操作、蓄電池残量と太陽光パネルの発電状況を見える化することができ、さらに家事代行をはじめとした生活に関する様々なサービスをひとつのアプリで利用できます。


今回の連携で、シニアライフクリエイトが展開する高齢者向け宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』の注文画面へスムーズにアクセスできる機能が『HomeLink』に追加されます。これにより、高齢者の方々が『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』のお弁当をより便利に注文できるようになります。



◆高齢者の方の食品アクセス困難問題を解決する革新的な一手に

農林水産省の調査によると、自身で食料品を買いに出ることが困難な65歳以上の人口は2015年には既に200万人超だということが判明し※1、その後の2022年に同省が全国の自治体向けに実施したアンケートによると、回答があった1013市町村のうち、883市町村(87.2%)が「食品アクセス困難に対する対策が必要」と回答しております。※2


食品アクセスへの制約は、食品摂取の多様性を低下させ、健康寿命を縮めることにつながるなど、深刻な社会問題となっております。


1999年に創業したシニアライフクリエイト(沿革: https://slc-123.co.jp/company/history )の高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』は「向こう三軒両隣」の精神の下、「お客様に会いに行く」「お客様を理解するために力を尽くす」「お客様の昔話や自慢話を聞きたい」という「3つのお節介」をコンセプトとして、「腹八分目、心は十分目」の想いを込めて、栄養バランスを整え、一度で食べ切れる量のお弁当を配達するサービスです。これにHomeLinkアプリでさらに手軽にアクセスできるようにすることで、高齢者の食品アクセス問題を解決する革新的な一手になるものと双方の想いが合致し、今回の連携が実現いたしました。


ディスカッションの様子


なお、HomeLinkアプリは直感的に利用できるデザインにこだわり、アクティブシニア向けのIoTスマートホーム物件に採用されるなど、高齢者の方でも手軽に利用できるアプリとして実際に活用されております。



◆IoTによる見守り×人の目による見守りで、高齢者の暮らしを支える一助に

2022年の高齢者の世帯数が全世帯の3割を超える約1,693万世帯と過去最多となり※3、見守りや高齢者の生活を支える仕組みづくりが必要とされています。様々な機能をひとつのアプリ内から利用できる『HomeLink』のサービスと、直接利用者にお弁当を手渡しすることで見守り・安否確認を行う『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』のサービスを踏まえ、IoT技術を活用した見守りの可能性の模索や配達時に蓄積された高齢者に関する知識の共有など、高齢者の生活を支える新たな仕組みづくりの実現に向けて、両社間の協議を進めております。今回のアプリへの注文機能搭載をきっかけに、高齢者の見守り体制を強固にすべく、今後も両社での連携を強めてまいります。



【両社代表のコメント】

株式会社リンクジャパン CEO 河千泰 進一

「高齢者の見守りのビジョンとして非常に近いものを感じています。今回の注文機能の連携だけでなく、弊社のIoT技術と宅配弁当サービスの組み合わせにより、より充実した見守りを実現していきたいと考えています。」


株式会社シニアライフクリエイト 代表取締役 高橋 洋

「リンクジャパン様からは高齢者の見守りにおけるIoT技術の実用的な知識を学びながら、お互いの目標である高齢者の健康的な生活と自宅での長期間の生活を支援する環境づくりを推進していきます。今後も連携を深めていく所存です。」



※1 引用元:食料品アクセス困難人口の推計結果の公表及び推計結果説明会の開催について(農林水産政策研究所)

https://www.maff.go.jp/primaff/koho/hodo/180608.html

※2 引用元:食品アクセス(買い物弱者等)問題の現状について(農林水産省)

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/access_genjo.html

※3 引用元:2022年国民生活基礎調査の概況、厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html



◆高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』について

高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』では、在宅の高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時より実践しており、昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで、顧客にとってより一層身近な存在となれるよう努めています。お届けの際に利用者の異常が発見された場合には、速やかにケアマネジャーやご家族と連動する地域密着型の独自のサービスを展開しています。

また、お届けするお弁当は、管理栄養士が栄養バランスを考慮して献立を作成し、エネルギーやたんぱく質をしっかりと摂取することができます。前日18時まで注文やキャンセルを受け付けており、ケアプランや生活スタイルに合わせた利用ができるよう曜日別の注文が可能な他、口腔状態に合わせて刻み対応やおかゆへの変更も無料で行っています。

また、各地域で行き場を失う食材に着目し、その地域で採れた食材を全国で消費する『地産外商』によって、地域経済の振興と宅配弁当メニューの多様化の実現を目指しています。地域で採れる農産物や魚介類を『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』の献立メニューに取り入れて全国にお届けすることは、安定した流通量を確保するだけでなく、流通量確保に伴う地域の農業・漁業の活性化やフードロス削減、農業と福祉を融合した農福連携や過疎地域の応援、震災被害に遭った地域の復興支援など、食事を通じた地域貢献に繋がるものと考えています。

今後も、高齢者の健康寿命伸長に寄与すべく、ただお弁当を配達することに留まらない、さまざまな取り組みを推進していきます。



◆IoTスマートホーム統合アプリ『HomeLink』について

HomeLinkは、直感的に家中を管理・操作できるスマートホーム統合アプリです。

リンクジャパンが提供している自社製品のみならず、多くの他社製品・サービスと住宅をリンクすることができ、「メーカーや製品毎にアプリがバラバラで使いにくい」といったスマートホーム普及における大きな課題を解決しました。

今回の連携以外にも「家に近づいたら照明をON」「室温23度に上がったらエアコンをON」「湿度が50%に下がったら加湿器をON」等、HomeLinkで出来ることは無限大です。また、洗練されたわかりやすい操作画面でお年寄りからお子様まで、誰でも簡単にご利用いただくことができます。



【会社概要】

会社名   : 株式会社リンクジャパン

代表    : CEO 河千泰 進一

本社    : 東京都港区芝4-7-1-6F

電話番号  : 050-3786-8833

ホームページ: https://linkjapan.co.jp/

設立    : 2014年

資本金   : 37,000万

事業内容  : 1)IoTプラットフォーム事業に関わる

         全ての製品・サービスの提供

        2)アプリケーション・クラウド・IoT通信モジュール・

         LPWA技術関連製品の開発と提供

        3)ビッグデータとAI活用を前提とした

         スマートライフサービス、見守りサービスの開発


会社名   : 株式会社シニアライフクリエイト

代表    : 代表取締役 高橋 洋

本社    : 東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F

電話番号  : 03-5427-3981

ホームページ: https://slc-123.co.jp/

設立    : 1999年

資本金   : 28,000万

事業内容  : 1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」

         フランチャイズ本部の運営

        2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営

        3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営

        4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営

        5)個人向通販事業「健康直球便」の運営

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