京都橘大学主催 人生を豊かにするための学びの場 「たちばな教養学校 Ukon」 第二期生(2023年度後期受講生)の募集開始
ソプラノ歌手、北極冒険家、文筆家、詩人…多彩な講師8名をお迎えし、 「自分をひらくケア―『つながる』ことへのレッスン」を開講
京都橘大学(京都市山科区、学長:日比野 英子)では、「生きる」ことを深く味わい、人生を豊かにするための学びの場をめざして、公開講座「たちばな教養学校 Ukon(ウコン)」を2023年5月より開講しています。
このたび、第二期(2023年度後期)の講師8名が決定し、受講生の募集を2023年9月1日より開始しました。講師の方には、ソプラノ歌手、北極冒険家、文筆家、詩人・・など多彩に活躍されている方々をお招きし、「自分をひらくケア―『つながる』ことへのレッスン」をテーマにお話いただきます。
「たちばな教養学校 Ukon」は、自然や生命のなりたち、社会のあり方、私たちの生き方を問いながら、「ともに学ぶ」を通して、自他の関係を見直し、<ケア>の精神に生かされた寛容な社会をめざします。
Ukonの学頭・河野 通和氏(編集者・読書案内人・本学客員教授)は、各授業において、学びのナビゲータを務めます。どなたでもご参加いただける公開講座です。
【たちばな教養学校 Ukon 第二期授業概要】
開催日時 : 2023年11月4日(土)~2024年2月24日(土)の期間における全8回
開催場所 : QUESTION(クエスチョン) 7階「クリエイティブコモンズ」
京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2
定員 : 各回100名(先着順)、対面
受講料 : 全8回一括お申し込み 15,000円、
各回お申し込み 1回 2,500円
お申し込み方法: たちばな教養学校 Ukon特設サイトよりお申し込みください。
特設サイト : https://www.tachibana-u.ac.jp/ukon/index.html
特典 : 一括お申し込みの方には、
下記の特典プレゼントをご用意しています。
(1) 11月3日(金・祝)
「ホワイトハンドコーラスNIPPON freude!よろこびの歌」
上映会ご招待
(2) たちばな教養学校 Ukonオリジナルグッズ
(3) 第二期授業のオンデマンド無料視聴
お問い合わせ : たちばな教養学校 Ukon事務局
(京都橘大学 生涯教育・通信教育課)
TEL:075-574-4335 MAIL: ukon@tachibana-u.ac.jp
●全体テーマ:自分をひらくケア―「つながる」ことへのレッスン
<第二期授業概要(テーマ、開催日時、講師、プロフィール)>
(1) ホワイトハンドコーラス――音楽でつなぐインクルーシブな未来
日時:2023年11月4日(土)14:00~15:30
講師:コロン えりか(ソプラノ歌手/ホワイトハンドコーラスNIPPON芸術監督)
ベネズエラ生まれ。聖心女子大学、大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院卒業。国内外で演奏活動を続けながら、ホワイトハンドコーラスNIPPONの芸術監督として、視覚・聴覚など障害のある子どもたちに音楽を教えている。
(2) エンゼルケアに学ぶ――コロナ下で父を弔う
日時:2023年11月17日(金)19:00~20:30
講師:柳瀬 博一(やなせ・ひろいち/東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
1964年静岡県生まれ。日経BP社で雑誌、書籍、webメディアの編集・広告プロデュースを経て2018年より現職。『国道16号線「日本」を創った道』『親父の納棺』。共著書に『「奇跡の自然」の守りかた』『混ぜる教育』など。
(3) 脳とこころに効く科学
日時:2023年12月1日(金)19:00~20:30
講師:元村 有希子(もとむら・ゆきこ/毎日新聞社 論説委員)
九州大教育学部を卒業後、毎日新聞入社。東京本社科学環境部記者、同部長などを経て2019年から論説委員。朝刊にコラム「水説」を連載。専門は科学コミュニケーション。近著に「科学のトリセツ」(毎日新聞出版)。趣味は山歩き、数独。
(4) 極地冒険家の帰還――いま、子どもたちに
日時:2023年12月15日(金)19:00~20:30
講師:荻田 泰永(おぎた・やすなが/北極冒険家)
1977年神奈川県生まれ。北極冒険家。日本人初の南極点無補給単独徒歩到達。第22回植村直己冒険賞受賞。著書「考える脚」で第9回梅棹忠夫山と探検文学賞。井上 奈奈との共著の絵本「PIHOTEK 北極を風と歩く」が第28回日本絵本賞大賞受賞。
(5) ルーツをめぐる旅で見えたこと――在日コリアンの歴史から次世代へ
日時:2024年1月12日(金)19:00~20:30
講師:安田 菜津紀(やすだ・なつき/認定NPO法人Dialogue for People副代表、フォトジャーナリスト)
東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)他。
(6) よるべなき人たちとともに――救護施設での3年間
日時:2024年1月26日(金)19:00~20:30
講師:御代田 太一(みよだ・たいち/文筆家・元救護施設生活支援員)
1994年神奈川県生まれ。大学卒業後、ホームレスや刑務所出所者を受け止める“最後のセーフティネット”である「救護施設」にて生活支援員として従事。著書に『よるべない100人のそばに居る。〈救護施設ひのたに園〉とぼく』。
(7) 文章に向き合い、耳をすます――校正者という仕事
日時:2024年2月9日(金)19:00~20:30
講師:牟田 都子(むた・さとこ/校正者)
1977年東京都生まれ。校正者。担当書に、若松 英輔『悲しみの秘義』、後藤 正文『何度でもオールライトと歌え』、山崎ナオコーラ『ブスの自信の持ち方』、村井 理子『家族』他多数。著書に、『文にあたる』。
(8) いま、なぜ『万葉集』全英訳か?
日時:2024年2月24日(土)14:00~15:30
講師:ピーター・J・マクミラン(Peter J MacMillan/翻訳家・詩人)
アイルランド生まれ。相模女子大学客員教授・東京大学非常勤講師・武蔵野大学客員教授。著書に『英語で味わう万葉集』『松尾芭蕉を旅する』など多数。朝日新聞、京都新聞で連載中。またNHK WORLDやKBS京都ラジオの番組に出演している。
【学頭・河野 通和(こうの・みちかず) プロフィール】
1953年、岡山市生まれ。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業。1978年、中央公論社(現中央公論新社)入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」「中央公論」編集長を歴任。新潮社にて季刊誌「考える人」編集長を務めた後、株式会社ほぼ日入社。「ほぼ日の学校(のちに學校)」初代学校長を務める。2022年4月より、京都橘大学客員教授。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)、『「考える人」は本を読む』(角川新書)がある。読書案内人・編集者として活動中。
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