介護先進国JAPANに学びたい国が増加！タイの視察団を受け入れ最先端ロボットや技術、介護のノウハウを世界へ輸出

2023.09.19 09:45

介護先進国として世界から注目されている日本に、日本の技術やノウハウを学ぼうと視察団が訪れています。日本企業の海外進出をワンストップでサポートする一般社団法人Glocal Solutions Japan(本社：東京都中央区、代表理事：深野裕之)が、2023年9月25日から29日までの5日間、急速に高齢化が進んでいるタイからの視察団を受け入れます。最先端ロボット導入施設の見学やセミナーの他、商談会も行い日本企業の海外展開にも繋がる内容です。

【日本を超える早さで高齢化が進むタイ、お手本は日本の介護】

介護先進国、日本。世界からも注目されており各国から視察団が訪れています。そんな中、近年日本の介護に強い関心を寄せている国がタイです。2021年の高齢者人口は約18％ですが2040年には30％を超え、その勢いは現在の日本の水準に迫ると言われています。現在タイでは急速に進む超高齢化社会に向けて介護事業やヘルスケア市場が右肩上がりになっています。しかし国の社会保障制度もできておらず、タイの介護は20年遅れています。

100歳を体験する様子。視界が狭くなるゴーグルと手足に重りを装着

【見るだけじゃない。最先端技術や施設設計も体感できる】

日本企業の海外進出をワンストップでサポートする一般社団法人Glocal Solutions Japanは9月25日～29日の5日間、タイからの視察団を受け入れます。外郭団体の国立生産性協会FTPI、タイウェルネス研究団体、大手介護施設企業、施設の建設業者など5名が来日します。視察では都市型と言われる介護施設を訪問し、最先端介護ロボットや最新設備の見学、スタッフとの意見交換を行う他、入所者のプライバシーを守り職員の動線を考えた施設について学びます。セミナーでは日本が歩んできた介護の歴史を通し、今後タイでも必要になる訪問医療と在宅医療の重要性についての講和。最終日には最新技術の医療展示会への参加と商談会を開催し、日本企業の海外進出も後押しする内容となっています。

共同主催者と外郭団体FTPI生産性協会

【タイの介護の未来は、日本の遍歴や技術がヒントに】

代表の声「日本がこれまでに歩んだ30年～40年の介護の推移が、タイの20年～30年先を予測できる情報になります。現在日本の介護施設で使っている製品や医療展示会で発表されている製品、未来に向けて研究されている物が今後のタイを変えるツールになります。タイで急速に進む高齢化にすばやく対応するため、介護先進国である日本のシステムやノウハウや製品を学んで知ってもらい、今後に生かしてもらいたいです。」現在マレーシアの外郭団体や民間企業、イギリスの外郭団体からも視察受入れの依頼があり、今後も増えることが予想されます。