海の厄介者“ガンガゼウニの殻”を有効活用! フジツボやカキの付着を防ぐ天然素材の船底忌避剤 「船底バリア」を10月1日よりリニューアル販売
~ガンガゼウニをムラサキウニと同等の味覚に引き上げるレシピも開発~
2023.09.29 17:15
マリンスポーツ・フィッシング・宿泊施設・飲食店・食品製造販売などを展開する株式会社シーガルイン(所在地:長崎県壱岐市、代表取締役:門谷 隆廣)は、海の厄介者であるガンガゼウニの殻を活用したフジツボやカキの付着を防ぐ天然素材の船底忌避剤「船底バリア」を4キロ缶・2キロ缶用にリニューアルし、2023年10月1日(日)に発売いたします。
船底バリア詳細: https://www.gangazeuni.com
販売ページ : https://www.hito-iki.com
船底バリア
■開発背景
船底忌避剤である「船底バリア」は、通常は廃棄物となっているガンガゼウニの殻を原料に使用しており、環境に配慮された画期的な商品です。「船艇バリア」の普及は、磯焼けの原因のひとつであるガンガゼウニの駆除だけでなく、海洋塗料に求められる微生物の付着低減機能に加え、環境に配慮した(廃棄物0)効果が期待できます。
一方で原料の確保は、ガンガゼウニ駆除活動に頼っており、安定的確保が難しいことが課題となっています。解決策として例えば、原料としての需要だけでなく、ウニの身の食品としての価値を高めることで、島民の生活を安定させる収益源となることがわかれば、島民によるガンガゼウニの殻の回収が進むと考えられます。
船底の忌避剤としての販売、身の加工販売、磯焼けの防止の成功モデルとして、宣伝・アピールし、壱岐市ではじめた本事業の取組を、全国に普及させたいという想いから開発に至りました。また、世界的にガンガゼウニの食害がおきているので、海外も視野に入れて活動していきます。
■商品の特徴
加水分解型の船底塗料に混ぜるだけの優れもので、天然素材のため海にはノーダメージで使用ができます。通常、先ず初めに船底を掃除する際に付着したカキやフジツボを除去することに大変な時間と労力を費やします。しかし「船底バリア」を船底塗料に混ぜて塗ると、清掃の度にカキ、フジツボ等がほとんど付着しない状態を維持したまま、楽に塗料の塗り替えをすることが可能です。
「船底バリア」を多くの海の愛好者の皆様にご使用していただくことで、海の磯焼けの減少にもつながります。
■商品概要
商品名 : 船底バリア
発売日 : 2023年10月1日(日)
価格 : 4キロ缶用 5,500円(税込)
2キロ缶用 2,750円(税込)
素材 : ガンガゼウニ
販売場所: 株式会社シーガルイン
URL : https://www.hito-iki.com
船底バリア 商品画像
■今後の展望 ~ガンガゼウニの活用について~
ガンガゼウニの「身」の有効利用も数年にわたる試行錯誤のうえ成功しております。内容的にはガンガゼウニの「身」の特徴をいかす加工法、調理法を開発、販売中です。この自社独自の加工法により、ガンガゼウニをムラサキウニの味覚と同等レベルに引き上げ、現在の全国的なウニ不足、痩せウニ問題を解決していく所存です。これからは新しい分野の食用ウニとして、全国の磯焼けでウニ不足に困窮されている漁業関係者の新しい活路を見出す収入源となるよう努めてまいります。
当社独自の加工法、改良方法の知識やレシピ、製造方法を有料化しますのでご興味のある方はご相談ください。
■会社概要
商号 : 株式会社シーガルイン
代表者 : 代表取締役 門谷 隆廣
所在地 : 〒811-5203 長崎県壱岐市石田町筒城東1531-1
設立 : 2007年6月
事業内容: 宿泊、製造販売
資本金 : 300万円
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