推理作家協会賞短編部門受賞作家 矢樹純氏の『幸せの国殺人事件』 ポプラ社より発売
少年少女たちの瑞々しい感情と友情を描いた、著者初の青春ミステリー
アップルシード・エージェンシー契約作家の矢樹純さんの新刊『幸せの国殺人事件』(ポプラ社)が9月13日に発売されました。
あらすじ
中学一年の薗村海斗は、最近は学校に来なくなってしまっている同級生・桶屋太市、同じく同級生の女子・烏丸未夢と、オンラインゲームを通して交流を深めていた。ある日三人は、廃園になった遊園地≪ハピネスランド≫で撮影されたと思われるある動画を見てしまう。
《動画見た?》
《このことで話したい》
《明日学校終わったらうち来て》
その動画が一体何なのかを突き止めるため、三人はハピネスランドに侵入することに……。思わぬ方向へ展開していく事件を追いながら、海斗たちは少しずつ真実に近づいていく―。
気鋭のミステリー作家が、少年少女たちの友情と成長を描く、傑作青春ミステリの誕生です。
《動画見た?》
《このことで話したい》
《明日学校終わったらうち来て》
その動画が一体何なのかを突き止めるため、三人はハピネスランドに侵入することに……。思わぬ方向へ展開していく事件を追いながら、海斗たちは少しずつ真実に近づいていく―。
気鋭のミステリー作家が、少年少女たちの友情と成長を描く、傑作青春ミステリの誕生です。
『幸せの国殺人事件』に登場する少年達も、それぞれ悩みや葛藤を抱え、時には衝突しながら、事件を追う中で成長していきます。
その辺りも読みどころではありますが、もちろん自分はミステリー作家ですので、これまでの作品同様、盛りだくさんのサスペンスと謎を詰め込んだハラハラ&ワクワクするお話に仕上げました。
若い読者の方にも、大人の読者の方にも、3人の少年少女の一夏の冒険を夢中になって楽しんでいただければと思います。(矢樹純noteより)
青春小説としてもミステリとしても楽しめる作品です。矢樹さんの小説を読んだことがある人も読んだことのない人も、本作をきっかけに矢樹作品の世界に触れていただけたら幸いです。
著者略歴
矢樹純(やぎ・じゅん)
小説家、漫画原作者。1976(昭和51)年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、加藤山羊の合同ペンネームで、2002(平成14)年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にてデビューする。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020(令和2)年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。他の小説作品に『がらくた少女と人喰い煙突』『妻は忘れない』『マザー・マーダー』『残星を抱く』『不知火判事の比類なき被告人質問』がある。
小説家、漫画原作者。1976(昭和51)年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、加藤山羊の合同ペンネームで、2002(平成14)年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にてデビューする。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020(令和2)年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。他の小説作品に『がらくた少女と人喰い煙突』『妻は忘れない』『マザー・マーダー』『残星を抱く』『不知火判事の比類なき被告人質問』がある。
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