日本の豆富屋の老舗、1862年創業の染野屋が欧州1号店を スペイン・バルセロナに展開!8ヶ月で179%の売上増加を発表
日本で1862年から続く老舗の豆富屋、株式会社染野屋(代表取締役社長兼CEO八代目染野屋半次郎:小野 篤人、本店:茨城県取手市東2-1-32/東京ヘッドオフィス:東京都千代田区丸の内2-2-1)は、同社の欧州第一号店としてスペイン・バルセロナに日本の豆富製造業者の海外支社を初めて出店し、直近9月の売上高は8ヶ月前の同年2月に比べ179%と好調な伸びを見せていることを報告いたします。
【バルセロナ店展開の経緯と現地の声】
当店の前身は2010年に設立されたTOFU Catalan S.L.。創業者の清水 建宇氏が設立し、昨年高齢を迎えた事から後継者としてかつてから親睦のあった株式会社染野屋の代表小野氏に買収を依頼。2022年10月に同社の株式を買取り染野屋グループとなりました。引き継ぎのため、数ヶ月豆富製造を停止する期間もありましたが、2023年2月に豆富製造を再開。2023年10月現在、染野屋の伝統製法での「オーセンティックライン」の製造販売や、日本国内でも人気の高い植物性代替肉SoMeatの輸入販売、豆富や代替肉を使用した弁当・惣菜類、又同社が日本国内の小売販売で人気の高い本格的な日本食材などの輸入販売もスタートしています。来店する顧客も現地スペイン人が多くを占め、顧客からは「今は販売していない漬物や麹、野菜など、日本の本当に美味しいものをもっと販売してほしい。」との声を多くいただいています。
【プラントベースフードと日本食ブームが起こるヨーロッパ】
欧州委員会の調査機関CORDISが発表したデータによると、欧州11カ国のプラントベース食品の市場規模は、2018-2020年の2年間で149%という驚異的な成長を見せ、市場規模は36億ユーロ/年(約5,400億円/年)に達しました。同社が出店したスペインは欧州内では4番目の4.5億ユーロ/年(670億円/年)。市場成長率は欧州内で1位となっています。植物性食品を取り入れる動機は、健康・動物愛護・地球環境への配慮の3つが大きな理由となっており、又ウクライナ戦争による動物性食品の物価上昇率が20%なのに対し、植物性由来の食品は0.4%という結果が更に拍車をかけています。
<CORDIS>
また、日本の農林水産省が作成した「海外における日本食レストランの数」によると、2013-2021の9年間で5,500店だった日本食レストランは13,300店と2.4倍に増加しています。また同じく農林水産省のデータによると、日本食品の輸出額は2020-2021年で125.6%の増加をみせており、海外の日本食は引き続き増加傾向が予想されています。
<農林水産省データ>
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/attach/pdf/160328_shokub-13.pdf
<The Japan Times>
【今後の展開】
同社代表の小野氏は、「ヨーロッパでも注目が集まる日本伝統の食品である豆富や大豆加工食品を、本物志向の強い欧州の人々に、本当の日本伝統の製法で提供できるのが嬉しい。バルセロナ本社を拠点に、次はオランダ・アムステルダム、イタリア・ヴェネツィアなどヨーロッパの主要都市に同形態の店を出店していく計画です。ヨーロッパ全体に展開しても、ここバルセロナを染野屋ヨーロッパ支社の本社として地元に溶け込んで行きたい。」と語っています。
【会社概要】
名称 : 株式会社染野屋
所在地: <東京ヘッドオフィス>
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング 6F
URL : http://www.somenoya.com
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