10月6日(金)、相鉄本線 相模大塚駅構内にて「異常時総合訓...

10月6日(金)、相鉄本線 相模大塚駅構内にて「異常時総合訓練」を実施【相模鉄道】

都心への直通車両を使用し、大和市消防本部・大和警察署と共同で

相鉄グループの相模鉄道㈱(本社・横浜市西区、社長・千原 広司)は、10月6日(金)に相鉄本線 相模大塚駅構内(大和市桜森)で「異常時総合訓練」(以下、同訓練)を実施します。
近年、列車内外などで事件やトラブルが発生する事案が相次ぐなど、これまで以上に、鉄道をご利用いただくお客さまの安全確保が最重要課題となっています。同訓練は、お客さまへの避難誘導をはじめ、関係各所への連絡と通報による情報伝達、負傷者の救出や現場の復旧作業などを、重大事故の一つである踏切事故を想定して実施します。これにより、重大事故や輸送障害など、異常時に対応する関係者間の連携強化や、事故処理技能の向上を図ります。
「異常時総合訓練(2021年度)」 お客さまの避難誘導訓練の様子
「異常時総合訓練(2021年度)」 お客さまの避難誘導訓練の様子
「異常時総合訓練(2021年度)」 損傷箇所の早期復旧訓練の様子
「異常時総合訓練(2021年度)」 損傷箇所の早期復旧訓練の様子
今回「上り特急列車が和田町駅~星川駅間の踏切でトラックと衝突し、列車が脱線した」という想定のもと、約170人(相模鉄道:約150人、大和市消防本部・大和警察署:約20人)が参加し、事故に遭った列車内からお客さまを避難誘導する訓練や、脱線した車両をレールの上に戻す復旧訓練などを実施します。なお今回は、2023年3月18日に開業した相鉄・東急新横浜線で運用している、直通線用車両を初めて使用※して訓練を実施します。
相模鉄道では、同訓練以外にも、日々各部署などで実施している業務訓練や業務研究会をはじめ、「津波対応訓練」「トンネル内火災避難誘導訓練」「テロ対策訓練」などを毎年実施しています。今後も、お客さまの安全確保を第一とし、安全・安心に相鉄線をご利用いただけるよう、日々取り組んでまいります。

※使用車両は、運用の都合により、変更になる場合があります。

「2023年度 異常時総合訓練」の概要

1. 名称

「2023年度 異常時総合訓練」

2. 日時

2023年10月6日(金)10時00分~12時45分
【予備日:10月26日(木)10時00分~12時45分】

3. 場所

相鉄本線 相模大塚駅構内(大和市桜森3-1-1)

4. 参加人員

約170人【相模鉄道㈱、大和市消防本部、大和警察署】

5. 使用車両

21000系車両(予定)
【相鉄・東急新横浜線用車両(東急線内は、目黒線直通用)】
※使用車両は、運用の都合により、変更になる場合があります。
「異常時総合訓練」で使用予定の「21000系」
「異常時総合訓練」で使用予定の「21000系」

6. 事故想定

海老名駅発横浜駅行きの特急列車が、和田町駅~星川駅間にある踏切を通過する際、遮断桿を突破して踏切内に進入してきたトラックと衝突し脱線。車両床下から発煙があった。
このため、一部の車両機器、電車線、線路が損傷し、踏切保安装置が損壊した。一方、衝突したトラックは、下り線路側に跳ね飛ばされ破損・発火した。この事故により、列車内のお客さま数人が負傷するとともに、トラックの運転手が負傷した。

7. 主な訓練内容

①併発事故防止訓練
②情報提供・連絡・通報訓練
③消防・警察との連携による負傷者の救出および避難誘導訓練
④損傷箇所の早期復旧訓練

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