文字の可能性をさらに広げるダイナフォント68書体を ダイナフォント全書体が使える年間ライセンス 「DynaSmart V」で10月23日から提供開始
主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:羅 慧美)は、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart V」「DynaSmart 教育機関向けプラン」「DynaSmart 学生版」をご契約いただいているお客様に向けて、“ダイナフォント30周年の秋”に相応しい文字の可能性をさらに広げるダイナフォント68書体の提供を、2023年10月23日(月)より開始いたしました。
詳細: https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=1078
■提供書体のご紹介
・シン・かなデザインによる新たな古籍書体「古籍木蘭B/古籍糸柳B/古籍銀杏B/古籍黒檀B」
https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=1076
・金剛明朝体の多言語書体「金剛明朝体 ラテン語/ベトナム語」
https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=1075
・情報技術中国語文字コードセット(GB18030-2022)に適合した「金剛黒体 簡体字中国語」
https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=1074
・正統派“楷書”のテロップ書体「太楷書体S/極太楷書体S/超極太楷書体S」
https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=1073
・「金剛黒体」のコンデンス書体である『金剛黒体コンデンス』のTrueTypeフォント版
https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=1072
など、その他にも「新宋体」「行楷書」「康印体」のOpenTypeフォントPro1-6N版およびPro1-6版も提供。充実のラインナップで“ダイナフォント30周年の秋”を盛り上げていきます。
<提供書体概要>
【1】シン・かなデザインで新たに歴史の趣を添えた「古籍書体B」
2014年発表による「古籍書体」4書体を、『古籍書体B』として、それぞれかなをリ・デザインすることで新たに歴史の趣を添えた「古籍書体」の新書体です。2022年秋に先行リリースした『古籍真竹B』に続き、今回の『古籍木蘭B』『古籍糸柳B』『古籍銀杏B』『古籍黒檀B』の書体デザインもダイナコムウェア書体デザイナーである新海 真司が担当しています。
2023秋のアップグレードで「古籍書体B」が全て出揃い、今後全ての古籍書体において従来のAか、新たなる歴史の趣を添えたBか、デザインに合わせたかなの選択ができるようになり、活用の幅がさらに広がりました。
▼ダイナフォントストーリー:古籍書体10周年に向けて ~新海真司の挑戦~
https://www.dynacw.co.jp/fontstory/fontstory_detail.aspx?s=623
【2】金剛石のように硬く、砂のように柔らかい「金剛明朝体 ラテン語」
『金剛明朝体 ラテン語』は彫刻の鋭敏さを和らげて書の人間味あふれる気品を備えることで視覚的にも温かくやさしい印象を与える「金剛明朝体」の特徴を受け継いだラテン語書体です。
文字セットはUnicode準拠による1,064文字でFIGS(フランス語・イタリア語、ドイツ語、スペイン語)を含むラテンアルファベット137言語に対応しています。
2023年春に登場した【柔剛競演】の新時代の明朝体で新たなるダイナフォント代表書体でもある「金剛明朝体」に早くも多言語書体が加わりました。日本語と同デザインの多言語が使える書体になることで、今後はローカライズ案件にも適した書体としてさらなる活躍が期待できます。
【3】金剛石のように硬く、砂のように柔らかい「金剛明朝体 ベトナム語」
『金剛明朝体 ベトナム語』は【柔剛競演】による「金剛明朝体」の特徴を受け継いだベトナム語書体です。
ラテン語に声調記号や母音記号をつけて表記した現代ベトナム語を採用しています。
記号の線を細くして文字とのアキを調整することで、小さなサイズの文字でも読みやすいように配慮しました。
文字セットはUnicode準拠による350文字となります。
日本とベトナムの外交関係樹立50周年を迎える2023年にラテン語対応と同時にベトナム語書体にも対応しました。
50周年を迎え、ますます日本でもベトナム語の用途は広がる中、『金剛明朝体 ベトナム語』の活躍にも期待が広がります。
【4】中国国家標準規格(GB18030-2022)適合「金剛黒体 簡体字中国語」
簡体字中国語は、中華人民共和国で制定された従来の漢字を簡略化した字体で中国大陸のほかシンガポールやマレーシアなどで使用されている言語です。
『金剛黒体 簡体字中国語』は、毛筆で書いた時のような趣とシンプルなデザインをバランスよく融合させる事で高い視認性と可読性を実現した12ウエイトに対応したダイナコムウェアフラッグシップフォントである「金剛黒体」の簡体字中国語版フォントとなります。
中国国家標準規格(GB18030-2022)適合「金剛黒体 簡体字(DF King Gothic SC16)」の文字セットはAdobe-GB1-6に相当するグリフ29,352字を収録しています。
2023年8月1日より実施された中国国家標準規格「情報技術中国語文字コードセット(GB18030-2022)」に適合した書体として今回バージョンアップした「金剛黒体 簡体字中国語」は、中国語案件においてますます存在感ある書体として飛躍していくことが期待できます。
【5】チカラ強く、太い正統派“楷書”のテロップ書体「太楷書体S」
『太楷書体S』のベースになった「太楷書体」は力強く、太い正統派の“楷書”で、クラシックな“楷書”の趣を残しながらもデジタルフォント用として使いやすいように視認性と判別性を高めました。
また、太/極太/超極太の3種類のウエイトに対応しており、画面表示においてもクラシカルな筆文字の趣と力強さでしっかりとテロップの存在感を伝えていきます。
【6】「金剛黒体」の可能性をさらに広げる、『金剛黒体コンデンス』
『金剛黒体コンデンス』は、様々なサイズのスペースで使用できるように基準となる通常の「金剛黒体」に対して、横幅を90%、85%、80%、75%に設計したコンデンス書体です。
柔らかな曲線や風通しの良さ、文字の持つ美しさを随所に感じさせる「金剛黒体」の特徴を維持するため、横幅を調整する際、滑らかなストロークを保ち、縦線・横線の太さを均一にして字形を安定させるなど、細部に至るまでこだわり抜いて開発しています。
小さなサイズの文字の使用においても高い視認性を保つことができ、また4種類の横幅と6種類のウエイトという多用な選択肢により、長体による文字の変形を気にすることなく、臨機応変に様々なスペースや用途で幅広くご活用いただけるコンデンス書体となっています。
様々なサイズに臨機応変に対応できる「金剛黒体」のコンデンス書体『金剛黒体コンデンス』のTrueTypeフォント版も新たに収録され、「金剛黒体」の可能性はさらに広がりました。
▼DynaFont PICK UP書体-金剛黒体コンデンス
https://www.dynacw.co.jp/fontstory/fontstory_detail.aspx?s=459
<提供概要>
提供開始日 : 2023年10月23日(月)より順次提供
対応OS : ・macOS 10.14以降日本語版
・Windows 10/11 日本語版
※最新OSの対応状況は以下URLからご確認ください
https://www.dynacw.co.jp/support/support_os21.aspx
インストール方法: 提供開始日以降に、現行のオンラインインストーラを
起動すると更新ウィンドウが表示されます。
インストーラの更新後、追加書体をご利用いただけます。
■提供書体の仕様
【OpenType Standard N 新書体】
・DF古籍木蘭B StdN W3
・DF古籍糸柳B StdN W3
・DF古籍銀杏B StdN W3
・DF古籍黒檀B StdN W7
【OpenType Standard N/TrueType(Win版、Mac版)新書体】
・DF太楷書体S
・DF極太楷書体S
・DF超極太楷書体S
【OpenType 多言語新書体】
・DF King Serif LA10(金剛明朝体 ラテン語)W2/W3/W4/W5/W6/W7/W8/W9
・DF King Serif VI10(金剛明朝体 ベトナム語)W2/W3/W4/W5/W6/W7/W8/W9
・DF King Gothic SC16(金剛黒体 簡体字中国語)Ultralight/Thin/Light/Regular/Medium/Semibold/Bold/Extrabold/Ultrabold/Black/Extrablack/Ultrablack
【OpenType Pro-6N/Pro-6 追加書体】
・DF新宋体 Pro-6N/Pro-6 W3
・DF行楷書 Pro-6N/Pro-6 W5
・DF康印体 Pro-6N/Pro-6 W4
【TrueType(Win版、Mac版)追加書体】
・DF金剛黒体C90 Ultralight/Thin/Light/Regular/Medium/Semibold
・DF金剛黒体C85 Ultralight/Thin/Light/Regular/Medium/Semibold
・DF金剛黒体C80 Ultralight/Thin/Light/Regular/Medium/Semibold
・DF金剛黒体C75 Ultralight/Thin/Light/Regular/Medium/Semibold
※こちらのTrueType追加書体は「DynaSmart T」をご契約中のお客様にも追加されます。
■DynaSmartシリーズ
書体見本: https://www.dynacw.co.jp/support/support_download_list.aspx?sid=11
カタログ: https://www.dynacw.co.jp/support/support_download_list.aspx?sid=16
<ダイナフォント「金剛明朝体(こんごうみんちょうたい)」>
「金剛明朝体」は、彫刻の鋭敏さを和らげて書道の人間味あふれる気品を備えることで、視覚的にも温かくやさしい印象を与えた明朝体です。小さめなふところで古典的な雰囲気の佇まいを醸しつつも、横画を太くして角に丸みを持たせることでデジタルにおける卓越した可読性も実現しました。古典的で人間味のある美しさを備えながらもデジタルデバイスにも対応している「金剛明朝体」は、まさに新世代の明朝体です。
▼「金剛明朝体」特設サイトURL
https://www.dynacw.co.jp/product/kingserif/
▼動画:柔剛競演「金剛明朝体」URL
https://www.youtube.com/watch?v=shc4rZ6fbAg
<ダイナフォント全書体使える年間ライセンス「DynaSmart V」>
「DynaSmart V」は、国内外のアワードを受賞した優れたデザインのフォントや多言語フォントを含むダイナフォント全書体を収録し、印刷物、Webデザイン、映像・動画、デジタルコンテンツ、ゲームといった幅広いコンテンツにダイナフォントを許諾対応した、安心の年間ライセンスです。
▼ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart V」URL
https://www.dynacw.co.jp/product/product_dynasmart.aspx
▼DynaFont採用事例URL
https://www.dynacw.co.jp/fontstory/fontstory.aspx
<今後の展開>
2023年5月に迎えたダイナフォント30周年に皆さまに感謝を込めて実施している【文字と感謝と30年】では“ダイナフォント30周年の冬”に向けて、文字の素晴らしさや楽しさを知っていただくイベント・キャンペーンの計画も予定しておりますので、今後とも引き続きダイナコムウェアおよびダイナフォントにどうぞご期待ください。
<ダイナコムウェア株式会社について>
ダイナコムウェアは、アジア最大手のフォントベンダーとして40ヶ国以上のさまざまな国の言語に対し豊富な実績を持っています。基本書体からデザイン書体までバリエーション豊かな200種類以上の日本語書体や60種類以上の中国語書体(簡体字・繁体字)、また欧文書体、タイ語、アラビア語、ヘブライ語、ビルマ語、韓国語などにおいても各種形式で取り揃えた高品位な書体として世界的に展開しています。フォントデザインを通し生命力のある文字で感情と文化を繋ぎ、伝えていくことを使命としています。
社名 : ダイナコムウェア株式会社
所在地 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-38 いちご九段ビル8F
設立 : 2001年5月31日
資本金 : 12,169,800円
代表者 : 代表取締役 羅 慧美
事業内容 : 1. 文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守
2. 外字フォント制作、
外字サーバなどの外字関連製品の開発・販売
3. 多言語フォントの販売
4. 組込み用多言語フォントソリューション
5. Webフォントクラウドサービス
6. 上記に付帯関連する一切の業務
URL : https://www.dynacw.co.jp
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- サービス
- タグ:
- その他IT・インターネット 教育 ビジネス全般
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