【八丈島スマートアイランド化の推進】 八丈町におけるスマートディスプレイの導入について 〜高齢者等と行政のコミュニケーション高度化に向けた実証事業〜
株式会社みずほフィナンシャルグループ（執行役社長：木原 正裕）の子会社である株式会社みずほ銀行（頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」）とみずほリサーチ＆テクノロジーズ株式会社（代表取締役社長:吉原 昌利 、以下「みずほリサーチ＆テクノロジーズ」）、および東京都八丈町（町長:山下奉也）は、このたび、八丈島のスマートアイランド化、サステナブル・アイランド化推進の一環として、NTTコミュニケーションズ株式会社（代表取締役社長：丸岡亨、以下「NTT Com」）、アイラ株式会社（代表取締役：四ノ宮 力、以下「アイラ」）とともに、高齢者等のスマートフォンを持たない方にもデジタル技術の恩恵を享受いただくことを目的に、八丈町の地域住民向けにスマートディスプレイを導入しました（以下、「本事業」）。
本事業では、東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」の枠組みを活用し、行政からの情報発信の高度化と、高齢者等の見守り機能の有効性を検証し、行政のデジタル化を推進していきます。
【本事業の概要】
| 目的 |
・将来的にデジタル社会に取り残される可能性のある高齢者等に、デジタルシフトの過渡期において、スマートフォンを持たない方にもデジタル技術の恩恵を享受いただくことを目的に、直感的な操作が可能なスマートディスプレイ（専用端末）を配布します。 ・行政情報や防災情報、日々の生活に関連した情報や町のイベント情報等の配信を通じて、利用者と行政のコミュニケーションの高度化を図ります。 ・利用状況を基にした見守り機能やビデオ通話機能等により、地域における見守りの担い手と利用者とのコミュニケーションを支援します。 |
| 導入規模 |
150台（管理者使用端末を含む） |
| 配布対象者 |
・在宅で介護サービスを受けている方やフレイル、プレフレイルの方 ・独居高齢者や高齢者世帯等で見守りを必要としている方 ・デジタル機器の操作に不慣れな方 |
| 実施期間 |
2025年3月末まで （専用端末については、2023年9月下旬以降、順次配布しています。なお、2025年4月以降の運用については利用状況等を踏まえ、今後検討します） |
みずほ銀行、みずほリサーチ＆テクノロジーズ、八丈町、NTT Comおよびアイラは、以下の役割を担います。
| みずほ銀行 みずほリサーチ＆テクノロジーズ |
・本事業構築・実施に係る全体支援（八丈町の運用支援含む） ・スマートアイランド化に向けた他の施策との各種調整 |
| 八丈町 |
・高齢者等向けサービス（「八丈ちゃんねる」）の運用 ・地域包括支援センター等、島内関係者との各種調整 |
| NTT Com |
・通信環境の提供および端末のキッティング ・自治体DX推進および住民の利用定着に向けた伴走支援 |
| アイラ |
・スマートディスプレイ端末（「hoam(R)」）の提供 ・「ささえiコミュニティ(R)サービス」（「八丈ちゃんねる」）のシステム提供および運用支援 |
【ご参考 [1] 】本事業で導入するスマートディスプレイ端末および画面イメージ
● TOP画面（普段は時計としても利用可能）
● 見守りイメージ
● 大事な行政情報や災害時の避難情報伝達イメージ
● 生活情報等
【ご参考 [2] 】説明会の実施風景
以上