上野「Peace of Light 2023」に過去最高の約2~3万人が参加 飲食店の女社長が垣根を超えて、イベント全体をプロデュース “上野共創”のイベントが今後も続々!
2023.11.30 13:00
圧倒的な光と音楽の複合アートライブ×食のイベント「Peace of Light 2023」(ピースオブライト)が、2023年10月21日(土)と10月22日(日)に東京・上野で開催されました。上野恩賜公園開園150周年となる今年は、2日間合計で過去最高の約2~3万人(※)の一般客が集まり盛り上がりました。「街をもっと盛り上げたい!世界の平和を祈り、心に癒しを!」と地元の店主たち有志が集って開催する同名のイベントは、今年で4回目。3回目までは光のアートを水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)で実施しましたが、今年はさらに不忍池の全体に拡げ、「幻想的な空間で感動した」「美しい時間を過ごせた」との声も寄せられ、上野の新たな秋の風物詩となってきています。
(※入場無料の公園イベントなので厳密な人数カウントはできず、当委員会の推測調査によるもの。ちなみに2022年5月開催時には約800名を集客)
左:イベントフライヤー、右:美しくライトアップされた「Peace of Light 2023」の様子
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▲左:イベントフライヤー、右:美しくライトアップされた「Peace of Light 2023」の様子
本イベントの全体プロデュースを毎年務めているのは、2005年から上野の街おこしに着手している地元の飲食店の女性経営者。街の活性化のために店や業界の垣根を超えて声がけし、今回は新たに「Future us」をコンセプトに、台東区立黒門小学校と宝塚大学東京メディア芸術学部 渡邉哲意研究室とがコラボした産学連携の企画もプロデュースしました。今後も上野近辺では地元の企業などがタッグを組んで、様々なイベントを開催して街を盛り上げていきます。
*「Peace of Light 2023」公式ホームページ: https://ueno.or.jp/peaceoflight/
【上野近辺のイベント】※長岡商事株式会社が参加する(した)イベントのみ
・2023年10月28日(土)、29日(日)「池のほとりの本のみち」(池之端仲町商店会主催)
https://www.ikenohata-nakacho.com/shinobazu-bookcafe-2023
・2023年11月26日(日)「上野広小路ヒロバ化実験」(上野まちづくり協議会主催)
https://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/machidukuri/chikumachizukuri/ueno/hirobakajikken.html
・2024年2月頃、上野の自家醸造ビールの飲食店「ひつじあいす」にて、地元のディスカウントショップ「多慶屋」( https://takeya.co.jp/ )にて栽培されたホップを100%使って、2社がコラボで開発した“上野共創クラフトビール”を提供予定
・2024年2月、「上野食べないと飲まナイト」(プロデューサー:前川弘美)を上野湯島エリアで開催予定
【2005年から上野の街おこしに着手しているプロデューサー 前川弘美】
長岡商事株式会社 代表取締役社長 前川弘美(通称ラムちゃん)
コーポレイトサイト http://www.nagaokasyouji.co.jp/
前川社長の顔写真 https://www.atpress.ne.jp/releases/375255/img_375255_4.jpg
<プロフィール>
1962年、上野不忍池の近く池之端で、5人兄弟の次女(末子)として誕生。
1984年、大学卒業後に服飾デザイナーとしてアパレル会社に勤務。その後、東洋医学関係の会社に転職。月刊誌編集者として全国を飛び回る。
1997年、前職を退職後、チベットの標高5,630mのカイラス山に一人で登頂を果たす。
2005年、上野の街づくり活動に参加開始。リーマンショック以降、閑散とする街の状態を家族から聞いて心配し、当時は子育て真っ最中であったが「上野池之端不忍新聞」を自主発行。自らイラストレーターなどのソフトをゼロから勉強し、スポンサー探しからデザイン制作までひとりでこなし、上野の文化施設や動物園、上野2丁目仲町通り商店会をつなぐローカル新聞を10,000部発行した。
2006年、実家の長岡商事株式会社に入社。
2009年、仲町通りの改革をしたいと思い、女性にも気軽に立ち寄ってもらえるように、あえて周辺店舗とは異なる雰囲気のワイン中心のスペインバル「下町バルながおか屋」を開店。かぶりつきラムチョップを下町名物にすべく、現在は飲食店で日本一ラムチョップを販売する店として記録を達成中。
2011年、東京初の“街おこし飲食イベント”「食べないと飲まナイト」を地元で開催。実行委員長を務め企画プロデュースした前川が、同年の「外食アワード 2011」を外食事業者部門で受賞。
2021年、コロナ禍において「しのばず遊ぼう!池と町」を池之端仲町商店会と上野2丁目仲町通り商店会が実施。東京大学都市デザイン研究室メンバーと共に企画した。前川が地元応援ビールを企画提案し、「不忍YELLALE」を地元の人たちと創る。
2021年2月、「世界の平和を祈り、癒し、町に光を」との願いから「Peace of Light」を開催。商店街店主らが集まり祈りのキャンドルパフォーマンスと光のアートを無観客オンラインで配信。
2021年12月、宗教上の忌諱に関係なく世界中で愛されている羊肉にスポットを当て、羊肉をあますことなく料理にするというコンセプトのもと、羊14部位を扱う羊料理専門店「ひつじあいす」をオープン。
2022年4月、「ひつじあいす」同敷地にクラフトビール醸造所「シノバズブルワリー」を開業。「Peace of Light」は2022年中に2回も開催。数寄屋町町会長に就任した。
2023年10月、4回目となる「Peace of Light」を地元で開催。
2023年11月、地元の有志で手分けして栽培した不忍産ホップを100%使用した究極の地産地消クラフトビールを販売開始。
プライベートでは2人の息子の母でもあり、音楽好きで毎年フジロックに出店。
【「Peace of Light 2023」ハイライト】
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▲不忍池の蓮池全体をプロジェクションで幻想的に照らした
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▲台東区立黒門小学校の生徒の作品を桜並木に照らした
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▲辯天堂も光アートで照らされた。入場無料
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▲10月21日のみ水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)で開催された「Peace of Live」の様子
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▲上野恩賜公園不忍池周辺の「Peace of Beer」の様子。池のライトアートを眺めながら、上野の食とビールを満喫
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▲上野2丁目仲町通り商店会の「Peace of Beer」の様子。地元で醸造したご当地ビールなどが販売された