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ルイ・モネが『ジャパン ロケット』を日本限定20本で発売

宇宙ステーション補給機「こうのとり」を打ち上げたロケットのパーツを文字盤にセット

2023.11.17 14:00

株式会社ジーエムインターナショナルが日本総代理店を務めるスイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ・モネ)が、『ジャパン ロケット』を12月1日(金)に発売します。希少な素材を使用しているため、日本限定20本の特別なモデルです。

特徴

ロケットのパーツと月の隕石が日の丸デザインに

3時位置のアルミ製カプセルに、赤くワニス加工を施した丸形の月の隕石を配しています。これは、月面から引き裂かれたのち、40万kmの旅の末にオマーンのドファール砂漠に落下したもので、世界で300個程度しか記録されていない希少な隕石です。
その下に、宇宙ステーション補給機「こうのとり」を打ち上げたH-IIBロケットのフェアリングのパーツをセット。パーツの信ぴょう性は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)により保証されています。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の証明書
H-IIBロケットは、宇宙航空研究開発機構と三菱重工業が共同で開発し、2009年から2020年までに9つのミッションに成功しました。ロケットの先端部分に位置するフェアリングは、音響、振動、摩擦熱などから搭載物を保護する殻の役割を担います。ロケット打ち上げ後、充分な高度に到達すると2つに分離し、太平洋上の安全な区域に落下して回収されます。「こうのとり」を守る大役を見事に果たしたフェアリングを文字盤に採用する、ルイ・モネらしいユニークで斬新なアイデアが発揮されています。

赤い月の隕石と白いフェアリングパーツの組み合わせは、日の丸にインスピレーションを受けています。

ギベオン隕石

文字盤の中央に、宇宙を想起させるミッドナイトブルーに彩ったギベオン隕石(主に鉄とニッケルからなる鉄隕石)をセット。約40億年前にできたこの隕石は、約4億5千万年前に地球に落下し、1830年代にナミビアのギベオンという地域で発見されたといわれています。

ウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる、細かい網目状の神秘的な模様が特徴です。宇宙の特殊な環境下で、100万年に1℃のスピードで緩やかに冷却され、ニッケルが鉄から分離して結晶化することで生成されるこの模様は、地球上で再現することは不可能だということが科学的に立証されています。

インデックス

光沢が出る仕上げを施した、存在感のあるアプライドアワーインデックス。縁と側面はブラック、中央はホワイトにカラーリングされており、ブラックの文字盤とのコントラストで視認性は抜群。文字盤に立体感をもたらし、メリハリのある表情を作り上げています。

ケース/ストラップ

「ネオ・ケース」と名付けられた、立体的なフォルムにデザインしたケース・ベゼル。ラグは横方向にくり抜かれたオープンワーク仕様。独特の模様と艶を持ち、経年変化を楽しめるルイジアナアリゲーターレザーのストラップ。リューズとストラップには、ルイ・モネのシンボルであるフルール・ド・リス(ユリの紋章)をあしらっています。

ムーブメント

コート・ド・ジュネーブ、サーキュラーサテン仕上げ、サーキュラーグレイン仕上げなど、高級時計製造における伝統的な装飾を採用。サファイアクリスタルのケースバックからは、同心円上にクルー・ド・パリを施したローターの動きを鑑賞することができます。

スペック

◆基本情報
モデル名:ジャパン ロケット
品番:LM-45.10.JP
価格:¥3,850,000(¥3,500,000+税)
限定本数:日本限定20本

◆ムーブメント
キャリバー:LM45
機能:時、分、秒
種類:自動巻き(チラネジ式)
パワーリザーブ:48時間
振動数:28,800振動/時
石数:22石
防水性:5気圧/50m

◆ケース
サイズ:径43.2mm
ケース素材:316Lステンレススティール
風防:サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)

◆文字盤
特徴:ギベオン隕石、月の隕石、H-IIBロケットのフェアリングのパーツをセット

◆ストラップ
素材:ルイジアナアリゲーターレザー
バックル:フォールディングクラスプ(両開き)

ルイ・モネについて

時計職人 ルイ・モネ

ルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。

フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。

1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に製造した天体観測用の毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。

20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文“Traité d’Horlogerie”は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。

時計ブランド ルイ・モネの誕生

時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。

ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。
時計士 ルイ・モネ
ジャン=マリー・シャラーと2つのギネス世界記録
サン・ブレーズのアトリエ

株式会社ジーエムインターナショナルについて

スイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店です。取り扱いブランドは「ルイ・モネ」「コルム」「エドックス」「レイモンド・ウェイル」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開しています。

魅力ある商品を供給するとともに、店頭での販売促進活動や広告活動など、付加価値の高いトータルなマーケティング施策のご提案もいたします。有名百貨店や老舗時計専門店を中心に250店舗とのお取引実績があり、ビジネスパートナーとしての厚い信頼を頂いております。

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