11月５日「SMBC日本シリーズ2023」第７戦で阪神がオリックスを破り、1985年以来、38年ぶり２度目の日本一に輝いた。ナインはファンとともに喜びを分かち合ったが、今年は仲間との悲しい別れもあった。

阪神で14年から６年間プレーし19年に現役を引退した横田慎太郎さんが７月18日、死去した。現役引退の原因にもなった脳腫瘍が昨年に再々発。治療を終えて今春から療養に入っていた。現役時代は持ち前の全力プレーでファンの心を揺さぶり、引退試合では「奇跡のバックホーム」で感動を呼んだ。近年は自身の経験を伝える講演活動などで活躍していた。
新人時代から取材し、セカンドキャリアも追ってきた本紙阪神担当の遠藤礼記者が執筆した紙面とともに横田さんの足跡を振り返る。

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