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日本と世界を紡ぐシルクストール「ROSHA-KIMONO」  OMOTENASHI Selection 2023 第2期にて『金賞』を受賞

2023.12.19 16:00

新潟県五泉市で法衣や着物に用いる高級シルクを100年織り続ける絹織物工場 株式会社横正機業場(本社:新潟県五泉市/代表取締役:横野 恒明)は、自社のシルクファクトリーブランド「絽紗(ろしゃ)」の和柄シリーズ「ROSHA-KIMONO」で、OMOTENASHI Selection 2023 第2期(※おもてなしセレクション)の金賞を受賞しました。


[ROSHA]パリジェンヌ1


[ROSHA]着物にもあう1


■開発の背景と今後の展開

ROSHA-KIMONOは、日本人経営者が「外国人の女性経営者など立場のある方への贈答品を選ぶのに迷う」という悩みをきっかけに生まれました。

そこで日本の着物の織りの技術とデザインを融合させた新しい贈答品をイメージしたシルクストールを開発しました。

品格ある華やかさはもちろんのこと「軽く畳むとコンパクトになり持ち帰りの負担が少ないこと」「洋服に合わせて着用でき年齢体型を問わず永く利用できること」「安心安全(シルク)であること」なども日本人経営者が贈答品を選定する際のポイントを抑えています。

日本に来た外国人への贈答品として、外国へ進出している企業の現地の方への贈答品など、日本と世界を紡ぐ外交アイテムとして活躍の場を広げていきたいと考えています。



■選定した外国人の評価(原文そのまま) ※選定員の一部だけ紹介しております

【スウェーデン 女性】

明らかに高度な職人技が求められる商品です。また、消費者のニーズや要望に合わせ、技術を応用して新しい製品を作るというのは画期的で素晴らしいことだと思います。スウェーデンをはじめとして北欧でも、多くの方が伝統的な着物の鮮やかな色や大胆な柄を高く評価していますが、着物そのものを着る機会はありません。また、着物は日本の文化なので、日本人ではないのに着物を着ることにためらいを感じる人もいると思います。その点、このような商品であれば、誰もが安心して、鮮やかで美しい商品を楽しむことができます。また、北欧の人はミニマルでモノトーンのファッションを好む人が多いので、このスカーフはベーシックな装いに適度に彩りやアクセントを与えてくれるぴったりのアイテムだと思います。


【イタリア 女性】

とても美しく高品質な商品なので、国内市場だけでなく海外市場にもアピールできると思います。シルク100%のスカーフであることを考えれば、価格も納得のいくものだと思いますし、日本が好きな方にも、ファッションに興味がある方にも、日本の伝統的なデザインを知ってもらうきっかけとして、最高の贈り物になると思います。特にイタリアでは非常に人気が出ると思います。イタリア人はカラフルなデザインのスカーフをよく使いますし、バッグに結んだりして使用する人もいるので、多くの方に重宝されると思います。


【オーストラリア 女性】

まさに日本の着物の精神と美を体現しているスカーフで、日本の職人技と創意工夫の模範のような革新的な商品です。色やデザインが豊富なので、幅広い方の好みに対応しています。私は着物を着るのが好きなのですが、暑い日に屋外で着ると、汗で生地が傷んでしまうリスクがあり、ドライクリーニングなどのお手入れにもお金がかかるので、基本的には室内でのみ着用しています。なので、このスカーフのガーゼのような独特の肌触りは、暑い日でも寒い日でも季節を選ばず、快適に着用することができて重宝すると感じてもらえると思います。このスカーフの品質、美しさ、独特の軽さと通気性はオーストラリアの消費者にも魅力的ですし、特に競合他社のシルクスカーフと比べても、非常にリーズナブルな価格帯である点も嬉しいですね。以上の理由から、このスカーフはオーストラリアでもよく売れると思います。


[ROSHA]カジュアルにまとう1


[ROSHA]和洋折衷


■商品概要

商品名 :絽紗 ROSHA-KIMONOシリーズ

素材  :すべてシルク100%

URL   : https://rosha.jp


【サイズ詳細】

<ストールサイズ>

サイズ:180-200~60cm

価格 :27,500円(税込)

種類 :全20種(柄・色)

白絹に桜舞うストール(桜ホワイト)、水色絹に桜ゆらめくストール(桜スカイブルー)、赤絹に雲いざようストール(雲レッド)、紺絹に雲しのぶストール(雲ネイビー)、黒絹に熨斗ひとひらストール(熨斗ブラック)、銀絹に華輝くストール(熨斗シルバー)、紫絹に短冊なびくストール(短冊パープル)、銀絹に大菊あしらうストール(菊グレー)、緑絹に大菊そえるストール(菊オリーブ)、赤絹に大菊つどうストール(菊レッド)、紺絹に大菊ひそむストール(菊ネイビー)、黒絹に大菊さわぐストール(菊ブラック)、黒絹にバラ乱れるストール(薔薇ブラック)、黒絹にユリ誇るストール(百合ブラック)、青絹にユリ漂うストール(百合ブルー)、橙絹にユリ佇むストール(百合オレンジ)、赤紫絹に華やぐ胡蝶蘭ストール(胡蝶蘭パープル)、銀絹で冴える胡蝶蘭ストール(胡蝶蘭シルバー)、桜色に芍薬なじむストール(芍薬サーモンピンク)、若草色に息吹感じる芍薬ストール(芍薬グリーン)


<スリムストールサイズ>

サイズ:180~35cm

価格 :17,600円(税込)

種類 :全5色(熨斗目の振袖柄)

ホワイト、レッド、ブラック、スカイブルー、イエロー


<ミニスカーフサイズ>

サイズ:60cm×60cm

価格 :11,000円(税込)

種類 :全12種(柄・色)

桜ホワイト、桜ピンク、雲レッド、雲ネイビー、熨斗ブラック、熨斗シルバー、短冊パープル、短冊グリーン、菊グレー、菊オリーブ、百合ブルー、百合オレンジ


[ROSHA]ストールの透明感


■絽紗ストーリー

京都の丹後、滋賀の長浜と共に、全国三大白生地産地に数えられる新潟県五泉市。新潟県ではニット「編み物」の町と知られていますが今も日本の伝統衣装を影で支えるシルク「織物」の産地です。「株式会社横正機業場」は、繊維産業の長い歴史が息づくこの地で、白生地――着物を染める前の白い絹だけを100年以上もの間織り続けている工場です。地元の風土が育む清らかな水と伝統技術、織の心を継承する私たちが、着物の上品さや美しさを気軽に日常生活に取り入れられるようにと開発した商品が「ROSHA-KIMONO」。生地も染めも着物に由来する、シルク100%でできたストール・スカーフです。コンセプトは、“持ち歩ける着物”として「着物の美しさや品格、文化までをスカーフ1枚に閉じ込める」こと。そんな商品開発の背景にあるのは、近年の歯止めのかからぬ着物離れの風潮でした。そこで、根本である素材から見直した結果、夏用の着物に使われる特殊生地「絽(ろ)」「紗(しゃ)」に着目。さらに4年に及ぶ試行錯誤の末、着物の4分の1以下の軽量化を実現した、独特の透過性を持つ新素材を生み出しました。風や光の具合で変幻自在な美しさを魅せるこの透け感こそ、絽紗「ROSHA-KIMONO」の最大の特長です。生地の製造方法にも着物づくりのノウハウを受け継ぎ、あらかじめ製品の幅に合わせて生地を織ることで縫い目を最小限にし、端切れも出さない工夫をしています。また、十日町市の着物専門の染色工場とも連携して、染めの品質や色彩・柄にもこだわりました。軽くて持ち運びの負担にもならず、年齢や体型を選ばないところも魅力。着物のDNAを持つ新発想のストール・スカーフが、日本の伝統的な美しさや生活の知恵を世界に、そして未来に伝える架け橋となれますように、との思いを込めて作っています。

シルク100%ブランド「絽紗(ろしゃ)」詳細: https://rosha.jp



■OMOTENASHI SELECTION(おもてなしセレクション)とは

日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に、2015年に創設されたアワードです。民間企業20社以上で運営しており、認定に際しては、日本在住の外国人有識者による現物審査を実施しています。使う人を思いやる心から生まれたこだわりの技、伝統を継承しながらも現代に向けて改良を重ねる創意工夫の活動を「OMOTENASHI」「GLOBAL」の基準で評価。

「世界に発信したい“日本ならでは”の魅力にあふれている」と認められた対象を、おもてなしセレクション受賞商品・サービスとして認定しています。

詳細: https://omotenashinippon.jp/selection/



■発売元

商号  : 株式会社横正機業場

所在地 : 新潟県五泉市吉沢1-2-38

代表  : 代表取締役 横野 恒明

設立日 : 1900年創業 法人化1962年

事業内容: 絹織物製造

URL   : http://yokosho.co.jp


<横正機業場の事業内容>

株式会社横正機業場は着物や法衣の元となるシルク100%の白い生地だけを100年以上織り続ける工場です。

注文を受け生地を京都に出荷するだけの仕事のため、着物離れとともになすすべなく売上も縮小、職人も高齢化しました。

そこで兄弟で家業を継いだ2013年、現状を打破し次の100年を作ろうと「白生地に、みらいをのせて。」のメッセージを掲げ会社の再構築に着手。

兄である社長は経営者兼職人として技術の継承を第一優先とし、弟の専務は元システムエンジニアという経験から情報発信や自社ブランドの立ち上げを担いました。

「白生地を作る」だけから「白生地を使う」へ。今では自社ブランドのお客様からの声が届き、職人のやりがい・新しい生地開発への意欲に繋がっています。

伝統を守りながら明るい未来にチャレンジしている、新しい絹織物工場像を目指しています。

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