アクセルリスがナノバイオ研究ソフトウェア開発の産学連携コンソ...

アクセルリスがナノバイオ研究ソフトウェア開発の産学連携コンソーシアムを発足

報道関係者各位                       2005年12月6日
                          アクセルリス株式会社

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    アクセルリスが、ナノバイオロジーの領域で革新的な技術開発を
  産学連携で行うプロジェクトとして、Institute for Systems Biologyの
   Dr. Leroy HoodをチェアマンとするNanoBioloby Initiativeを開始
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<要点>
■医療等の分野で今後期待されている新技術、ナノバイオテクノロジーに特化
したソフトウェア開発のコンソーシアム型プロジェクトです。

■メンバー企業、研究機関およびアカデミックのサイエンティフィックアド
バイザーの協議のもと、ナノバイオ研究開発に真に求められるソフトウェアを
開発します。

■アクセルリスはライフサイエンス、マテリアルサイエンス、ナノテクノロジー
分野における分子シミュレーションソフトウェアのリーディングカンパニーです。


<お問合せ先>
アクセルリス株式会社 アジア・パシフィックマーケティング
                         担当:道賀 康祐
tel: 03-3578-3863 e-mail: info-japan@accelrys.com
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アクセルリス(NASDAQ:ACCL)は、先日ロンドンで開催された世界規模のユーザー
会であるAccelrys Worldの席において、NanoBioloby Initiativeの開始を
アナウンスしました。
このイニシアティブの目的は、コンピュータを用いたモデリングとインフォマ
ティクスの技術開発を促進させ、分子診断、分子認識、ドラッグデリバリー、
バイオメタルのデザインといったバイオロジーの領域への、ナノテクノロジーの
応用を可能とするようなソフトウェアを開発するものです。
アクセルリスのNanoBioloby Initiativeは、科学者とエンジニアといった伝統的
に分かれている2つのグループのコラボレーションを促進し、マテリアルサイ
エンスとライフサイエンスの間のギャップを埋め、ナノバイオロジーの研究
開発を推し進めて新しい研究領域におけるナノテクノロジー技術の応用に
貢献します。

このイニシアティブでは、産業界、大学官公庁の研究機関に属するエキスパート
が協力し、ナノバイオロジーの領域における技術的、商業的に重要な課題を明確
にし、優先順位付けを行うことから始まります。
このイニシアティブのサイエンティフィックアドバイザリー委員会の議長に
就任したDr. Leroy Hoodは、Institute for Systems Biology(米国)の共同設立
者かつ理事長であり、ナノテクノロジーのバイオロジー領域における適用を
推進する、主導的な提唱者です。

このイニシアティブにおいては、アクセルリスのライフサイエンスモデリング、
マテリアルサイエンスモデリング、インフォマティクス、ワークフローテクノ
ロジーにおける技術的な強みを活かし、ナノバイオロジーのための包括的な
ソフトウェアソリューションを構築します。これらのソフトウェアにより、
研究者は治療薬や診断のためのデバイスを目的の部位に正確に運搬するナノス
ケールデリバリーシステムや、生体認識・検出のためのナノデバイス、さらに
オーダーメード医療やシステムバイオロジー、生物兵器防衛といった領域に
おいて、まったく新しい技術を開発することが可能となります。特に、ナノ
システムとアーキテクチャーに対するよりスマートなデザイン方法と、安全性
および毒性に関する事柄に重きをおいて開発が進められる予定です。またこの
イニシアティブは、カスタマイズ可能で利用しやすいワークフローを開発する
ことにより、研究者のナノバイオロジー研究をより効率化することも目的として
います。


イニシアティブの発足にあたり、アクセルリスのCEOであるMark Emkjerは
次のように語りました。
「我々は、我々の持つライフサイエンスとマテリアルサイエンスにまたがる
ユニークな経験を活かし、またこれまで進められてきたナノテクノロジー
コンソーシアムの成果を活かして、ナノバイオロジーの領域におけるまったく
新しい計算科学のツールを開発するこのNanoBioloby Initiativeを開始できる
ことに、興奮を隠し得ません。また、Dr. Leroy Hoodによって代表される
サイエンティフィックアドバイザリー委員会の助言のもと、このイニシア
ティブにおいては、生物学や医学の新しい領域においてナノテクノロジーを
活用するためのインパクトのあるソリューションを提供できるものと、確信
しております。」

また、アクセルリスNanoBioloby Initiativeのサイエンティフィックアドバイ
ザリー委員会の議長であるDr. Leroy Hoodは次のように語りました。
「バイオロジーの研究領域におけるナノテクノロジーの適用は、オーダーメー
ド医療、システムバイオロジー、生物兵器防衛、環境問題に対して、革新的な
インパクトを与える可能性を秘めています。このイニシアティブの進むべき
方向に影響を与えることができることは私にとって非常に大きなチャンスで
あり、またこの共同作業によってバイオロジーのさまざまな研究領域で研究者
の求めるナノスケールのソリューションが開発できるようになるであろうこと
を、私は確信しています。」


アクセルリスについて
アクセルリス(Accelrys, Inc. (NASDAQ:ACCL))は、計算機科学、シミュレー
ション、および生物学、化学、材料科学の分野におけるデータマネジメントと
マイニング、ドラッグデリバリーやドラッグディスカバリーのためのナノ
テクノロジーの領域を含む、ソフトウェアとITソリューションのリーディング
プロバイダーです。
アクセルリスの技術とサービスは今日の先端的な研究開発機関の要求を満たす
べくデザインされております。本社は米国カリフォルニア州、サンディエゴに
置かれており、アジアパシフィック地域向けのセールス、サポート、マーケ
ティング拠点として東京都港区に日本法人であるアクセルリス株式会社を
置いています。詳細につきましては、以下のWEBサイトをご覧ください。
http://www.accelrys.com/

Institute for Systems Biology(米国)について
Institute for Systems Biology (ISB)は、システムバイオロジーの研究と
応用技術開発を目的とする国際的に著名な非営利研究機関です。ISBの目的は
人体のバイオロジーの神秘を解き明かし、ガンや糖尿病、AIDSといった疾病の
検出、予防のためのストラテジーを確立することです。この“システム”に
よるアプローチを推し進めるドライビングフォースは、生物学と計算機科学、
テクノロジーの統合です。このアプローチによって研究者は一つ一つの遺伝子、
タンパク質といった視点ではなく、システムの中にあるすべての要素を同時に
解析することができるようになります。ワシントン州シアトルに置かれた研究
所では、11のラボと170名以上のスタッフが活動しており、2500万ドルを超える
年間予算で運営され、産業界、学会のパートナーとの強固なネットワークを
築いています。ISBに関する詳細につきましては、以下のWEBサイトをご覧
ください。
http://www.systemsbiology.org


This press release contains forward-looking statements for purposes of
the Private Securities Litigation Reform Act of 1995 (the "Act").
Such statements, including statements relating to the NanoBiology
Initiative and products resulting therefrom, are subject to risks and
uncertainties including, but not limited to, the risks that the
initiative will not be successful and that it will not result in the
timely or successful development or commercialization of software,
as well as risks relating to market acceptance or demand relating to
the initiative or software, and other risks and uncertainties described
in documents Accelrys has filed with the Securities and Exchange
Commission, including its most recent report on Form 10-Q. All
forward-looking statements in this document are qualified entirely by
the cautionary statements included in this document and such filings.
These risks and uncertainties could cause actual results to differ
materially from results expressed or implied by forward-looking
statements contained in this document. These forward-looking statements
speak only as of the date of this document. Accelrys claims the
protection of the safe harbor for forward-looking statements contained
in the Act and, disclaims any intent or obligation to publicly update
or revise any forward-looking statements contained herein to reflect
any change in its expectations with regard thereto or any change in
events, conditions or circumstances on which any such statement is based.

カテゴリ:
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ビジネス全般

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