実践者だけが教えられる 食の地域プロデューサー育成塾「奥田塾」が開講
2024年4月27日、たった一軒のレストランから山形・庄内地域を日本を代表する食のエリアに大変貌させた奥田政行氏による、日本で初めてシェフが教える食の地域プロデューサー養成塾「奥田塾」が開講します。
奥田塾は地方活性化に情熱を持つ人々を全国で育成し、その熱意を広めることを目的に立ち上げました。塾では、地域再興を目指す者たちに、奥田シェフが35年にわたって磨き上げてきた地域を元気にする哲学と理論(奥田式食のマネジメントメソッド)を直接学んでもらい、実践に移すことで日本の地方を活性化させることを使命としています。
塾では、奥田シェフによる地域再生の方法をレシピ化し、体系的に教授しています。塾生はこのマネジメント体系を使い、地方の魅力を再発見し、地域の食文化を含む多岐にわたる分野で専門家と協力し、文化的、経済的に魅力的な地域社会の構築戦略を策定し実行できることを目指します。
地域活性化プロデューサーは、地域の潜在的な可能性を引き出し、「地域の力で日本を活性化する」という奥田シェフの壮大なビジョンを実現します。彼らは地域資源を活用し、持続可能な発展を促進するプロジェクトを主導し、新たな時代のリーダーとしての役割を果たします。
【奥田式 地域マネジメントメソッドとは】
地域再生のレシピとして奥田塾では主に3つの学びを通じて、そのマネジメントメソッドを会得します。
(1) 地域特有の食文化の創造:地域の自然環境マップの作成
地方の食習慣を深く分析し、その地域に根ざした独自の味が学べます。地域振興における食を通じた取り組みでは、地域の食材を活用し、地域固有の食文化の構築に努めます。
(2) 記憶に残る食体験の提供:味覚地図の作成
料理を通じて、「口の中で新たな味が生まれる体験する」手法を会得します。顧客が「もう一度食べたい」と思うような印象深い料理を作ることで、リピーターの獲得と新規顧客の増加を目指すことができます。
(3) コミュニケーションと関係構築の技術:地域の人間関係マンダラの作成
お節介と必要とされることのバランスを見極め、トレンドに敏感であることを学びます。メディアや地域コミュニティを巻き込んでブームを生み出し、持続的な関心を喚起することが求められます。
【奥田塾とは】
奥田塾では、山形県庄内地方を一つのレストランから食を通じて再興させ、地域経済の循環を生み出すシンボルとなった「庄内アル・ケッチァーノ」の奥田シェフが生み出した地方再生のレシピ、奥田式地域マネジメント理論を学びます。この地域マネジメント理論を基に、塾生たちは地域の食を起点として、地域再生の輪を全国に広げるための仲間づくりと活動の支援を目指しています。
【奥田政行塾長より】
成長と学びの重要性を日々実感しています。私たちの塾は塾生の夢を支える場所です。人々が集い、共に学び合う喜びを提供したいと考えています。塾生一人ひとりの可能性を伸ばすため、日々の小さな成功を大切にしながら講義を行っています。変化の時代には、新しい価値観の形成が求められます。挑戦と経験を通じて、塾生が成長することを奥田塾は支援します。学ぶ楽しさを伝え、塾生が自らの夢へ進む力を育てることが私たちの目的です。地方から日本を元気にする学びの旅を、私たちと共に始めましょう。
【塾長 奥田政行プロフィール】
1969年 山形県鶴岡市生まれ。
地元高校を卒業後に上京し、イタリア料理、フランス料理、純フランス菓子、イタリアンジェラートを修業。帰郷後、ホテル、農家レストランにて料理長を歴任。2000年に在来作物など旬の地元産食材を使った現在の店「アル・ケッチァーノ」を鶴岡市に独立開業。地産地消を掲げて地域活動に取り組む。店舗営業の傍ら、2003年から3年間、酒田調理師専門学校において食材論講師を務める。同じく講師として、浜松光産業創成大学院大学、鈴鹿医療科学大学、新潟食料農業大学大学院で客員教授として若手の育成に取り組む。全日本・食学会理事。
【国内受賞・任命】
2004年 山形県庄内支庁「食の都庄内」親善大使 任命
2009年 鶴岡市農業発展奨励賞受賞
2010年 第1回辻静雄食文化賞受賞
2010年 第1回農林水産省料理マスターズ受賞
2012年 山形県産業賞受賞
2012年 山形新聞3P(Peace, Prosperity, Progress)賞「平和賞」受賞
2015年 鶴岡市市政功労賞受賞
2018年 農林水産省地産地消優良活動表彰
2020年 文化庁長官表彰
2021年 日本酒造組合 酒サムライ任命
2023年 第14回農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ゴールド賞受賞
【世界受賞】
2016年 ミラノ世界野菜料理コンテスト The Vegetarian Chance 2016 3位入賞
2017年 『食べもの時鑑』グルマン世界料理本大賞 食の遺産部門グランプリ受賞
2022年 『パスタの新しいゆで方 ゆで論』グルマン世界料理本大賞 シングルサブジェクト部門グランプリ、イノベーティブ部門2位受賞
【関連書籍】
2009年 『田舎町のリストランテ、頑張る。山形・庄内』 マガジンハウス
2010年 『人と人をつなぐ料理:食で地方はよみがえる』 新潮社
2013年 『アル・ケッチァーノ式経営術』 日経BP社
2015年 『地方再生のレシピ ~食から始まる日本の豊かさ再発見』 共同通信社
2023年 『日本再生のレシピ ~地方再生のレシピ2』 共同通信社
【講師陣】
ファシリテーター:守隨佑果(しゅずいゆか)
日本でも3名ほどしかいないプロのグラフィックレコーダー。
幼稚園教諭、絵本の出版社でのプロモーション(読み聞かせや絵本講座等)、保育園運営会社の管理運営を経て、フリーランスに。
2018年11月よりグラフィックレコーダーとして活動を開始。
2019年1月~NewsPicksの水曜放送のライブ動画番組「WEEKLYOCHIAI」に出演他、ビジネスの場でのビジョンや新アイデアの可視化、ビジュアルコミュニケーションの研修講師、ビジネススクールの運営担当、イラストや資料の制作などを行う。人の想いを大切にする場づくり、難解な内容の図解化、優しい雰囲気のビジュアル作成が得意。
保育士/幼稚園教諭/絵本専門士/JPIC読書アドバイザー/日本心理学会認定心理士
【奥田塾概要】
●受講対象者
(1) 地方公共団体、NPO法人、民間企業など地域づくりに取り組まれている方
(2) 観光業、飲食業に携わる方
(3) 地域の農水産物生産者
(4) 地域のお土産、特産品生産者
(5) 研究者、学生
●開催日程
2024年4月27日~10月26日 全10回
●受講コース/料金(税込)
(1) 個別で奥田シェフのコンサルティングを受けたい方向き
【グランドプレミアムコース】 全12回
定員:3名
料金:770,000円(講義後のディナー7回分含む)
(2) 奥田シェフに直接会って講義を受けたい方向き
【レギュラーコース】 全10回
定員:20名
料金:298,000円(講義後のディナー7回分含む)
(3) 地方在住で東京まで通うことが難しい方向け
【オンラインコース】 全10回
定員:15名
料金:98,000円(オンラインでの視聴参加)
【運営団体】
奥田塾実行委員会
【運営協賛社】
料理王国 https://cuisine-kingdom.com/
【奥田塾ホームページ】
プレスリリース添付資料
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