株式会社大林組様へ学習動画共有プラットフォーム「CLEVAS Cloud」を納入・導入事例公開

― 労働基準法の改正を前に協力会社への研修をオンライン化し、業務の効率化に成功 ―

2024.01.18 10:00

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講義／研修などの収録・配信システムの開発・製造・販売・輸出入を手掛ける株式会社フォトロン(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：瀧水隆)は、学習動画共有プラットフォーム「CLEVAS Cloud(クレヴァスクラウド)」を、株式会社大林組(本社：東京都港区、代表取締役社長：蓮輪賢治)に納入しました。

導入事例：株式会社大林組様

大林組は労働基準法の改正を前に働き方改革を進めており、協力会社向けの研修動画をオンラインでいつでも見られる体制にするため、多数ある動画関連サービスから比較検討をおこない、機能要件をすべて満たした「CLEVAS Cloud」を導入。集合形式の研修から脱却したことで参加者はいつでも動画で学習することができ、教える側も説明時間を削減できたことで業務効率化に繋がりました。また、動画をクラウドで一括管理しナレッジを共有することで、どの現場でも最新の情報が見られるようになったことや、「CLEVAS Cloud」のアンケート機能から協力会社の感想や要望も得られたため、教育水準の底上げにも手応えを感じていただけています。

＜導入事例：株式会社大林組様　詳細＞

https://www.photron.co.jp/service/recording/case/obayashi/

■導入の経緯

大林組は「建設業の2024年問題」「サステナブルサプライチェーンの構築」「集合形式の研修をオンラインへ移行」という課題に対応すべく、動画関連サービスを扱う30数社の情報を収集。そこから教育動画サービスの必須要件と要求回答書の結果で詳細な機能要件を確認し5社まで絞り、最終的に「CLEVAS Cloud」を選ばれました。DX本部金光氏からは『協力会社からの利用申請が可能で、サービスのセキュリティも問題ありませんでした。アカウント数をあまり増やせないサービスが多い中、CLEVAS Cloudはアカウント数が多くても対応可能なことが決め手のひとつでした。』と選定理由をお話いただきました。

■導入の効果

大林組では多くの協力会社と建設プロジェクトを進めるうえで必要な研修動画をクラウドで管理し、時間・場所に関わらず視聴可能にするシステムとして「CLEVAS Cloud」を活用いただいております。これまでに協力会社向けに展開している動画は約110本。各種マニュアルや、情報セキュリティ・安全性・スキルアップを目指すコンテンツなど、さまざまな動画を制作されています。2023年1月時点で「CLEVAS Cloud」への登録社数は約1,200社、同社建築部門の職員を含めると登録者数は7,000名を超え、多くの方に動画を見ていただいています。

実際に学習動画で効果を感じたケースとして、栗原氏は「労務安全書類(グリーンファイル)」を具体例として挙げました。

『建設業では、グリーンファイルと呼ばれる労務安全管理のために必要な書類を各協力会社が作成して提出する必要があります。これまでは新規の協力会社に対して必要書類の書き方や提出方法などを各支店でバラバラに研修していましたが、「研修を担当する人によって、クオリティにばらつきが出る」「集合研修に参加できない場合にはフォローアップが大変」といった課題があり、結果的に書類の不備なども多くありました。CLEVAS Cloudでこれらの各是正対応に関する説明動画を掲載したことで、周知するための時間を効率化することができました。短時間の動画なのですきま時間を活用でき、各自で時間を見つけやすく実際に視聴回数も増えています。今後は書類の不備が減るのではないでしょうか。』

■大林組　配信システムワークフロー