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能と講談から「鉢木」の世界に迫る! 『ことのは能 Vol.3』上演決定 カンフェティでチケット発売

一般社団法人一乃会(代表理事:鈴木啓吾)主催、能と講談で古典を楽しむ『ことのは能 Vol.3』が2024年4月28日 (日)に矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/ichiokai_kotonoha3

公式ホームページ
http://ichi-no-kai.jp

見える人も、見えにくい・見えない人もともに能楽堂で古典芸能を楽しむ公演。

「いざ鎌倉!」の言葉を生み、徳川家康も好んだとされる名曲『鉢木』。 世阿弥が目指した能の美意識・幽玄とは対極にある、劇的な作風である能『鉢木』は、シテ・ワキともにまた別の技量力量を必要とする大曲で、観世流シテ方能楽師の鈴木啓吾が挑みます。 また、古典講談の最高峰『鉢の木』を、人間国宝の故・一龍斎貞水の直弟子、押しも押されぬ実力派の一龍斎貞橘が勤めます。
本企画は古典芸能に日頃から親しんでいる方に限らず、能や講談に初めて触れる方、目の不自由な方もともに同じ空間(能楽堂)で古典を楽しむ時間となることを目標として企画されています。

<講談「鉢の木」 一龍斎貞橘>

時の執権・北条時頼漫遊の折、佐野の里で出会ったのは、
今は落ちぶれてはおれど、武士の鑑。
志高きその名は、佐野源左衛門常世…。

古典講談の傑作「鉢の木」を、
講談界初の人間国宝・一龍斎貞水の直弟子・一龍斎貞橘が勤めます。

<能「鉢木」 鈴木啓吾>

大雪降る夕暮れの佐野の里。里外れのあばら家に訪れた旅の僧をもてなすため、家の主・佐野源左衛門常世はなけなしの粟飯を出し、自慢の盆栽をいろりにくべる。
落ちぶれた身の上ながら、いったん鎌倉より知らせあれば、馬に鞭打ちいち早く鎌倉へと馳せ参ずると僧に語るが…。

シテ(主役)は面(おもて)をかけず、直面(ひためん)で演じる、演劇性の高い能の作品です。

観世流シテ方能楽師 鈴木啓吾プロフィール

重要無形文化財(総合)指定保持者
(公社)観世九皐会 理事、(公社)能楽協会会員
一般社団法人 一乃会 代表理事
一乃会 神楽坂 遊楽スタジオ代表

観世九皐会、緑泉会での演能活動を中心に、自身の研究公演「一乃会」を主宰。
能普及を目的としたイベント「ことのはかぜ」、テーマを併せた講談と能を一緒に楽しむイベント「古典をことばで旅する ことのはかぜ」などを企画・主催。
自宅でも楽しめるよう、イベントのweb版をYouTube動画サイト[一乃会チャンネル]にて配信中。
目の不自由な方でも能の舞台や謡曲を楽しんでいただけるよう、謡曲の専門古文点訳活動や視覚特別支援学校での総合学習の授業を定期的に実施。
能楽ー熊野-地方文化のつながりをもとに、和歌山での能楽普及にも力を入れている。
著書:「能のうた-能楽師が読み解く遊楽の物語-」
   「続・能のうたー能楽師が読み解く遊楽の物語ー」(ともに新典社刊)

公演概要

能と講談で古典を楽しむ『ことのは能 Vol.3』
公演期間:2024年4月28日 (日)
会場:矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60)

■出演者
鈴木啓吾/一龍斎貞橘
大日方寛/野口能弘/八反田智子/大山容子/柿原孝則
山本則重/山本則秀
奥川恒治/永島充/坂真太郎/桑田貴志/中森健之介/奥川恒成
遠藤喜久/佐久間二郎 等

■スタッフ
一般社団法人一乃会/公益社団法人観世九皐会 他

■公演スケジュール
4月28日(日)13時15分開場/14時開演
解説・鈴木啓吾
講談「鉢の木」一龍斎貞橘
  (休憩20分)
能「鉢木」鈴木啓吾

(16時半頃終演予定)

■チケット料金
正面席・座敷正面席:5,500円
脇正面席:4,400円
中正面席・座敷中正面席:4,400円 
視覚支援・学生:3,300円
(全席指定・税込)
※視覚支援・学生のお申込は、一乃会でのみ取り扱い。
※視覚障碍者ガイドサポーターは1名無料
報道関係者向け
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