「千葉のさつまいもエキスポ」のPRイベントを開催! 俳優 松本まりかさんと千葉県知事 熊谷氏が 千葉県産さつまいもの魅力について語る
千葉県は、千葉県産さつまいもの認知度向上、消費拡大に向けたプロモーションの一環として、千葉のさつまいものおいしさや魅力をさらに訴求し、多くの消費者に手に取っていただくため、2月3日(土)~2月4日(日)にイオンモール幕張新都心で「千葉のさつまいもエキスポ」を開催しました。
イベントでは、千葉県内の生産者・焼き芋やさつまいもスイーツを取り扱う店舗が集合し、様々なさつまいもが楽しめるものでした。3日(土)には、熊谷知事と「千葉のさつまいもアンバサダー」に就任した俳優の松本まりかさんが登壇するPRイベントを実施し、アンバサダー任命式やトークイベント等を行いました。
【「さつまいもエキスポ」概要】
<場所>
イオンモール幕張新都心 グランドモール内グランドスクエア
〒261-8535 千葉県千葉市美浜区豊砂1-1他
<日程>
・PRイベント :2/3(土) 13時30分~14時30分
・消費者向け出店イベント:2/3(土)~2/4(日) 各日10時~19時
<登壇者>
・千葉県知事 熊谷俊人、松本まりか、チーバくん
<実施内容>
・アンバサダー任命式/トークイベント 等
【松本まりかプロフィール】
松本まりか 俳優。1984年9月12日生まれ、東京都出身。B型。2000年、ドラマ『六番目の小夜子』でデビュー。多くの舞台やドラマに参加し、2018年にドラマ「ホリデイラブ」で大きな注目を集めた。2021年WOWOW「向こうの果て」で主演し、フジテレビ「最高のオバハン 中島ハルコ」「教場II」と立て続けに出演。その他の出演作として、映画『ぜんぶ、ボクのせい』(22年)、映画『耳をすませば』(22年)、NHK大河ドラマ『どうする家康』(23年)、映画『アイスクリームフィーバー』(23年)、カンテレ・フジテレビ系「トクメイ!警視庁特別会計係」(23年)など。
幼少期を千葉県流山市で過ごし、その後家族とともに東京に引っ越す。当時の千葉の思い出を聞いたところ、「休みなく働きながら兄と私を1人で育ててくれた母。“食事だけは”と、料理上手な母は、当時から自然のもの、旬のもの、地産地消も積極的に取り入れ、美味しく食べさせてくれました。さつまいもは泥付きのものを買っていたのを覚えています。学校の授業でさつまいも掘りがあったのは、千葉が名産だったからなのか!と、今になって素敵な答え合わせが出来ました。私の美味しいモノ好きは、子供時代に培われたように思います。今回は千葉県のさつまいもアンバサダーとして、さつまいもがより美味しく、より親しみやすくなっていただけるような、そんなお手伝いが出来たらなと思っています。」と語ってくれました。
【当日イベントの様子】
県内から生産者さんをはじめ、やきいも屋さん、スイーツを取扱う飲食店が参加。各ブースで個性豊かな“さつまいもスイーツ”を販売し、会場は多くの方で賑わっていました。
<出店企業一覧>
JAかとり、株式会社木村組、有限会社ラウンドワーク、パティスリータルブ、食育ネット、有限会社丸恭、1K good neighbors POTATO & CAFE、株式会社たんぽぽファーム、coron516 pancake、石田農園、OGI FARM
【アンバサダー任命式の様子】
【トークイベントの様子】
イベントでは、熊谷県知事、チーバくん、さらに俳優の松本まりかさんが登場し、千葉県のさつまいもをPRするアンバサダー任命式が行われました。トークイベントでは、千葉県が誇るさつまいもの品種「べにはるか」の試食も行われ、松本まりかさんからは「さつまいものイメージが変わるほどの美味しさで、千葉のさつまいものポテンシャルの高さに驚きました。これからも新しいさつまいもの魅力をさらに広めていきたいです。」とコメントがありました。その他、千葉県のさつまいもの歴史や魅力についてもたっぷりと語られました。
【参考】
■千葉県のさつまいもについて
千葉県は、江戸時代、八代将軍・徳川吉宗の命を受けた青木昆陽(あおきこんよう)がさつまいもを試作し、栽培方法を広めたことでも知られ、現在も農業産出額全国2位の規模を誇る全国有数のさつまいもの産地です。
成田市、香取市、多古町など県北東部(北総地域など)を中心に栽培されており、北総地域の土壌は関東ローム層と呼ばれる火山灰土壌で水はけが良いため、おいしいさつまいもができると言われています。
千葉県内の主要な産地では、品種に合わせた貯蔵期間を設けて、甘みがのったさつまいもを出荷しています。出荷は年間を通して行われ、10月から2月に最盛期を迎えます。
<主に栽培されている品種>
品種は、ねっとりした食感とスイーツのような濃厚な甘みが特徴の「べにはるか」や「シルクスイート」、香りが良く、ホクホクした食感と上品な甘みが特徴の「ベニアズマ」などがあります。さつまいもは、貯蔵すると甘みが増し、ねっとりとした食感になるので、品種ごとにそのおいしさを最大限に引き出すため、品種に合わせた貯蔵期間を設けて順次出荷されています。
☆べにはるか
千葉県の主力品種。糖度が高く、長時間貯蔵することで、濃厚な甘みとねっとりしっとりした食感が味わえます。
☆シルクスイート
収穫直後でも甘く、貯蔵するとさらにしっとり。シルクのようになめらかな舌触りが人気です。
☆ベニアズマ
繊維質が少なく、ホクホクとした食感と上品な甘さが特長です。
■千葉県のさつまいも栽培の歴史
千葉県とさつまいもの関わりは、江戸時代の1732年(享保17年)に起こった「享保の大飢饉」のころから始まります。江戸時代、たびたび襲った飢饉は多くの餓死者を出す悲惨なものでした。こうした飢饉を救う農作物として導入されたのが甘藷(さつまいも)です。
八代将軍吉宗の命を受け、現在の千葉市幕張と九十九里町で、青木昆陽によりさつまいもの試験栽培が行われました。数年をかけ栽培は成功し、その後さつまいも栽培は全国に広がり、飢饉に苦しむ農民たちを救ったといいます。昆陽の偉業をたたえ、昆陽神社(別名「芋神さま」)が、幕張に建立されています。
江戸時代から約300年続く千葉県の産地では、高品質でおいしいさつまいもを栽培する技術が蓄積され、その品質が市場から高く評価されています。
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