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「近大ICTメロン こんぺいとう」を2024年2月15日(木)に新発売

地域商品ブランド「irodori kintetsu」と近畿大学農学部生による共同開発

 株式会社近鉄リテーリングと近畿大学農学部は、株式会社佐々木製菓(大阪市阿倍野区)と共同で、近畿大学農学部生が「なら近大農法」(ICT農法)(注)で栽培した「近大ICTメロン」のピューレを使用した金平糖を開発しました。株式会社近鉄リテーリング直営のお土産店舗「GOTO-CHI(ごとーち)」各店、「irodori kintetsu阿部野橋店」および直営通販サイト「いろどりモール」にて、2024年2月15日(木)から、数量限定で発売いたします。

 

 株式会社近鉄リテーリングでは、近鉄沿線地域の魅力を発掘、発信することを目的とし、沿線の生産者や加工業者と連携し、地域の特色を備えた独創的な新商品を企画プロデュースする「irodori kintetsu(いろどり・きんてつ)」事業を展開しています。同事業で「近大ICTメロン」を使用した商品の開発は、「近大ICT 農法メロンジェラート」「近大ICTメロンパン」に続き、今回で3回目となります。今後も近鉄沿線地域の生産者や加工業者と連携し、「made in 近鉄沿線」の商品を創り続けていきます。

 

 近畿大学農学部では、少子高齢化に伴う農業従事者の減少や、休耕地等が増加している社会問題を解決するため、「なら近大農法」(ICT農法)の確立を目指しています。今後も、このような取り組みを続け、「なら近大農法」(ICT農法)を展開してまいります。


(注):農作物の栽培に必要な温度調整など管理機能にICTを導入することによって農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易な栽培管理を可能とする農法。



商品詳細については、以下のとおりです。


1.商品について

 

(1)商品名   :近大ICTメロン こんぺいとう 

(2)商品の種類 :和菓子(金平糖) 

(3)内容量   :70g

(4)製造元   :株式会社佐々木製菓

(5)販売数量  :1000個

(6)販売店舗  :

  a.株式会社近鉄リテーリング直営お土産物販店「GOTO-CHI(ごとーち)各店」

   ・GOTO-CHI奈良店(近鉄奈良駅構内 改札外)

   ・GOTO-CHI京都店(京都駅構内 改札内)

   ・GOTO-CHI難波店(大阪難波駅構内 改札外)

  b.株式会社近鉄リテーリング直営 近鉄沿線アンテナショップ

   ・irodori kintetsu 阿部野橋店(大阪阿部野橋駅 東改札外)

  c.株式会社近鉄リテーリング運営 通販サイト「いろどりモール」 

    URL:https://www.irodorimall-kintetsu.jp/

(7)販売価格  :648円(消費税込み)

(8)発売開始日 :2024年2月15日(木)

(9)商品の特徴 :近大ICTメロンのピューレをグラニュー糖と合わせてじっくり

          と時間をかけてつくりました。口に入れた瞬間、メロンの甘い

          香りと、金平糖ならではのカリッとした食感を楽しむことがで

          きます。

          缶のデザインは、株式会社近鉄リテーリングと近畿大学農学部

          生とが共同で考案し、中央部には温室(農業用ハウス)をイメ

          ージにしたデザインが描かれています。さらに、缶の上蓋と下

          蓋(胴)を留める封緘シールには、近畿大学工学部情報学科教   

          育情報システム研究室の学生がデザインしたロゴマークが使用

          されています。

 



2.地域商品ブランド「irodori kintetsu」について

 

(1)概要

 近鉄沿線の生産者や加工業者と連携して、地域の特色を備えた独創的な新商品を当社が企画プロデュースし、近鉄沿線地域の魅力を発掘、発信することを目的とした地域商品ブランドです。

「irodori  kintetsu」が沿線のお客様より愛される「made in近鉄沿線」の地域商品ブランドになり、沿線地域の魅力向上に繋がることを目指しております。


(2)irodori kintetsu ブランドシンボルマークとミッションの概念図


         

3.「なら近大農法」(ICT農法)について

 

(1)概要

一般的に、農業は個人の経験や勘に頼ることが多く、所得確保の不安定さが問題とされていますが、「なら近大農法」では、農作物の栽培に必要な温度調整など管理機能にICTを導入することによって農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易な栽培管理を可能としています。

土壌センサーと日照センサーを連動させた装置によって、作物に水分と液肥を自動的に供給します。これらの情報は蓄積され、スマートフォンなどで遠隔地からもデータを確認することができます。また、ハウス側窓の自動巻上げ機が温度センサーと連動しており、ハウス内の温度をほぼ一定に保つために自動的に開閉が行われます。

このような完全自動化肥培管理システムの導入により、農作業の時間を大幅に削減するとともに、水や液肥の低減が可能となり、収穫量の増加と品質の安定化に繋がることが期待されます。


(2)これまでの取り組み

2017年度から、近畿大学農学部農業生産科学科(アグリ技術革新研究所兼務)教授  野々村照雄が中心となり、奈良キャンパス内にある最新のICT設置温室で、農学部生とともに「なら近大農法」を用いて「近大ICTメロン」を栽培してきました。また、2021年9月からは「近大ICTイチゴ」の栽培にも取り組んでいます。これらの栽培マニュアルは、毎年、後輩の農学部生へと受け継がれています。

 

(以 上)

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