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【岡山理科大学】学生たちが集めた「能登半島地震」義援金17万円を日赤に寄託

2024.02.09 15:00

日赤の上原事務局長(右端)に義援金を手渡す津守会長
 能登半島地震の被災者支援のため、岡山理科大学のボランティアセンター学生スタッフ会を中心に部活・サークル単位で協力したり、個人で参加したりした学生たち69人がキャンパス内で募金活動に取り組み、計176,597円の義援金が集まりました。学生スタッフ会のメンバーが2月9日、岡山市北区丸の内の日本赤十字社岡山県支部を訪れて、義援金を寄託しました。

 活動期間は1月15日~26日の土日を除く2週間で、昼休みや授業の合間を縫って募金箱を持ってキャンパスに立ち、通りがかった学生や教職員たちに募金を呼び掛けました。附属高校の生徒や送迎の父母の皆さんも募金に協力してくれました。
 この日、義援金を持って日赤県支部を訪れたのは、学生スタッフ会の津守悠正会長(総合情報学部情報科学科3年)ら6人と、ボランティアセンター長の猪口雅彦・生命科学部講師。津守会長が日赤県支部の上原毅事務局長に募金箱を手渡すと、上原事務局長は謝意を表するとともに、「被災地の県、市町村を通して被災者に届けます」と述べました。

 贈呈後、学生たちと懇談した上原事務局長は、能登半島の被災地での日赤の活動状況について、現地の写真などを示しながら説明。「南海トラフ地震が発生したら岡山でも似たような事態になる。1週間分程度の水や食料を用意して備え、上から物が落ちてこないような場所に寝るなど普段から気を付けてほしい」と呼び掛けました。

 募金活動を振り返って、津守会長は「まさかこれだけの金額が集まるとは思っていませんでした。募金してくれた皆さんや応援してくれたメンバーに感謝しかないです。被災者の皆さんが元の生活に戻るために、少しでも役に立てばうれしいです」と話し、副会長の篠原もえさん(情報科学科3年)は「この金額には驚きました。南海トラフ地震への危機感もあって、よそで起きた震災でも自分のこととして考える人が増えているのではないでしょうか。私もしっかり備えたいと思います」と話していました。

 この日、日赤を訪れた学生は津守会長、篠原副会長のほか、情報科学科3年、松本智佳さん▽生物科学科2年、井上璃子さん▽同、西谷美咲さん▽同、竹光優貴さんでした。
日赤を訪れた学生スタッフ会のメンバー。左端がボランティアセンター長の猪口講師
寄託後、上原事務局長(右端)と懇談する学生たち
キャンパス内で募金を呼び掛ける学生スタッフ会のメンバーら
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