【広島初開催】ブルターニュの神秘を満喫!フランス絵画の魅力が...

【広島初開催】ブルターニュの神秘を満喫!フランス絵画の魅力が織り成すエキゾチックな旅を広島県立美術館で!

ゴーギャン、クールベ、ブーダン、ドニ、ボナールなどの作品も含め、65点を展示!

株式会社広島ホームテレビ(所在地:広島県広島市)と、広島県立美術館(所在地:広島県広島市)は、主催で2024年4月13日(土)~6月2日(日) の期間、「ブルターニュの光と風」を広島県立美術館にて開催します。雄大な自然に恵まれたエキゾチックな“異郷”ブルターニュへの旅を広島で。
公演URL:https://x.gd/8IrO6

開催趣旨

雄大な自然に育まれたエキゾチックな“異郷”ブルターニュへの旅を、広島で。

フランス北西部に位置し、深緑色の海と断崖が織りなす海岸線、深い森など豊かな自然をもつブルターニュ半島。ケルト系言語のブルトン語をはじめとする独自の文化を持ち、中世の香りを色濃く残すこの地は、伝統的、神秘的なイメージによって人々の関心をかき立ててきました。とくに19世紀以降、交通網の発達とともに多くの画家がブルターニュを訪れるようになると、近代化の波を逃れて手付かずのまま残された自然や、現地に暮らす人々の信心深く慎ましい生活を題材に、数々の優れた絵画が生み出されました。
本展では、フランス・カンペール美術館のコレクションを中心とする、44作家による65点の多彩な絵画作品を通じて、フランス内部の“異郷”ともいわれるブルターニュの豊かな魅力をご紹介します。
アンリ・モレ《ポン=タヴァンの風景》 1888-89年 油彩・カンヴァス
アンリ・モレ《ポン=タヴァンの風景》 1888-89年 油彩・カンヴァス

本展のポイント

①フランス、ブルターニュ地方の魅力を感じる

心揺さぶる荒々しい海、見渡すかぎりの雄大な草地や、神秘に包まれた深い森。あるいは、伝統衣装に身を包んだ人々が営む、この地ならではの暮らしなど――ブルターニュ独自の魅力を描いた絵画作品を通じて、旅するようなひとときをお楽しみください。

②フランス近代絵画の展開をたどる

アルフレッド・ギユ《さらば!》 1892年 油彩・カンヴァス
アルフレッド・ギユ《さらば!》 1892年 油彩・カンヴァス
ブルターニュ地方は、近代美術の歴史に名を刻んだ場所としても知られます。ブルターニュの地が育んだフランスの画家たちの創意に触れ、彼らがそれぞれに発展させた個性豊かな絵画表現をご堪能ください。

③一部を除き、作品の撮影が可能

本展では、一部を除き、作品の撮影が可能です。絵画で巡るブルターニュへの旅を通して、心に残った一枚の記憶をお持ち帰りください。

第1章 ブルターニュの風景 豊饒な海と大地

近代のフランスにおいて、ブルターニュは小説や旅行記、民間伝承などのロマン主義文学のなかで「未知なる土地」や「異郷」として紹介され、そのエキゾチックなイメージによって多くの画家たちを惹きつけてきました。1830年代以降、交通網の発達とともに、実際に自ら半島を旅する画家が増え、サロン(官展)でブルターニュ主題が流行します。本章では、圧巻の自然や信仰に基づく素朴な暮らしなど、典型的なブルターニュの姿を描き出した作品をご紹介します。
アルフレッド・ギユ《コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち》1896年頃 油彩・カンヴァス
アルフレッド・ギユ《コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち》1896年頃 油彩・カンヴァス
テオドール・ギュダン《ベル=イル沿岸の暴風雨》1851年 油彩・カンヴァス
テオドール・ギュダン《ベル=イル沿岸の暴風雨》1851年 油彩・カンヴァス

第2章 ブルターニュに集う画家たち 印象派からナビ派へ

19世紀後半、ブルターニュの地で制作を行った画家たちが、フランス美術に新たな展開をもたらしました。南西部の小村ポン=タヴァンに滞在したポール・ゴーギャンと、彼を取り巻く画家たちは、単純化された形態と大胆な色彩による新たな表現を生み出します。その様式と精神性は、パリで活動したナビ派の画家たちへと引き継がれ、近代絵画はさらなる発展を遂げました。本章では、フランス美術史の舞台としてのブルターニュに着目し、印象派からナビ派へと向かう流れをたどります。
ポール・セリュジエ《さようなら、ゴーギャン》1906年 油彩・カンヴァス
ポール・セリュジエ《さようなら、ゴーギャン》1906年 油彩・カンヴァス
モーリス・ドニ《フォルグェットのパルドン祭》1930年 油彩・カンヴァス
モーリス・ドニ《フォルグェットのパルドン祭》1930年 油彩・カンヴァス

第3章 新たな眼差し 多様な表現の探求

ブルターニュで生まれた絵画様式がパリに伝わり、影響を与えた一方、ブルターニュの画家たちにとってもパリの美術動向は無視できないものでした。本章では、ブルターニュに拠点を置き、黒を基調とする画面によってパリ画壇で注目を集めた画家グループ「バンド・ノワール(黒い一団)」や、点描によって鮮やかな色調を生み出す新印象派、フォーヴィスムやキュビスムの前衛的な様式など、画家たちが追い求めた多様な表現によりブルターニュの風景や人物を描いた作品をご紹介します。
フェルディナン・ロワイアン・デュ・ピュイゴドー《藁ぶき屋根の家のある風景》1921年 油彩・カンヴァス
フェルディナン・ロワイアン・デュ・ピュイゴドー《藁ぶき屋根の家のある風景》1921年 油彩・カンヴァス
ピエール・ド・ブレ《ブルターニュの女性》1940年 油彩・カンヴァス
ピエール・ド・ブレ《ブルターニュの女性》1940年 油彩・カンヴァス
※作品は全てカンペール美術館蔵 collection du musée des beaux-arts de Quimper

カンペール美術館について

1872年、ブルターニュ地方のフィニステール県カンペール市に開館。1864年に遺贈されたジャン=マリー・ド・シルギー伯爵の収集品を基に、当初はヨーロッパ各国のオールドマスターによる絵画を所蔵していましたが、1880年代、館長のアルフレッド・ボーがブルターニュの伝統を守るべく、地域に取材した絵画作品の収集を開始。今日、フランス随一の「ブルターニュ絵画」コレクションを誇る美術館となっています。

展覧会概要

会期:4月13日(土) ~6月2日(日) ※会期中無休
開館時間:9:00~17:00
※金曜日は20:00まで
※入場は閉館30分前まで
※4月13日は10:00開館
会場:広島県立美術館
入館料:一般 1,500円、高・大学生 1,000円、小・中学生 700円
【ご確認ください】
※前売り・20名以上の団体は当日料金より200円引き
※学生券をご購入・ご入場の際は、学生証のご提示をお願いします。
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額です。
※本券で所蔵作品展もご覧いただけます。

プレイガイド情報:前売券発売 2月13日(火)~4月12日(金)

■広島県立美術館 ■広島市・呉市内主要PG ■画廊・画材店 ■ゆめタウン広島 ■中国新聞社読者広報部,中国新聞各販売所(取り寄せ)など
■セブンチケット【セブン・コード:104069】・http://7ticket.jp/
■ローソンチケット【Lコード:62155】・https://l-tike.com/(PC/携帯)
■チケットぴあ【Pコード:686-810】・https://t.pia.jp/ (PC/携帯)
※ローソン・セブン-イレブンで店頭販売あり
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