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日本国際観光映像祭*1 第2回バーチャルツーリズム部門開催  バーチャル観光映像作品を本日より募集開始

2024年3月に日本国際観光映像祭が北海道阿寒湖で開催され、その独自施策であるバーチャルツーリズム部門の第2回が5月に開催されます。この度、バーチャルツーリズム部門の映像作品募集を2024年3月4日(月)より開始いたしました。


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■募集背景

映像は人々の感性に直接語りかけ、メディアを通じ多くの人々に同時に届きます。だからこそ、地域が疲弊しながらも、そこに確かに残る“地域の魅力”を活用して観光客を誘致し蘇らせる「リジェネラティブ(再生)」には、映像の力が必要です。

観光映像はこのような日本の再生のために活用すべきツールです。今も全国津々浦々で観光映像が制作され、私たちに地域の魅力を伝えてくれます。しかし、この映像の作り方、使い方にはまだまだ改善の余地があります。新型コロナウイルスの拡大が始まる前、全国で広がる観光の投資の中で、多くの観光映像が制作されましたが、一方で問題のある映像も多く生まれました。それは観光映像が、商業CMとも映画とも違う、一つの確立すべきジャンルであるにもかかわらず、観光映像を専門とする映像作家が少ないからです。事実、諸外国にはフランスやスペインといった、観光で生きることを選んできた国があり、それらの国では観光映像のあり方は数十年にわたって議論されてきました。日本が観光で生きていくことを決めた国となった今、観光先進国から観光映像のあり方を学び、同時に国内の映像作家を観光業界をあげて育成する必要があります。



■世界から注目されているアジア唯一の国際観光映像祭

2024年3月に6回目となる日本国際観光映像祭が北海道阿寒湖で開催されます。日本国際観光映像祭は、UNWTO(国連世界観光機関)が認定する国際観光映像祭ネットワークCIFFTに加盟するアジア唯一の国際観光映像祭です。CIFFTは11の国際観光映像祭で構成され、よりよい観光映像のあり方を議論し、毎年、観光映像の世界ランキングを発表しており、JWTFFは開幕戦となる映像祭のため、その受賞結果は世界から注目されています。



■バーチャルツーリズム部門

観光映像事業でのXR技術活用の高まりを受け、JWTFFの独自施策としてバーチャルツーリズム部門を2022年に設立しました。実行委員長に和歌山大学・副学長・尾久土 正己教授、理事には三井住友銀行・関西成長戦略室・林 俊武室長が就任しました。このバーチャルツーリズム部門では国内のバーチャル観光映像を一同に集めて優秀な作品を表彰する制度を設けています。

表彰式に加え、有識者のセッションや機器製造、ソフト開発など各社のデモ展示などを通して、国内の「バーチャルツーリズム」産業創造の一助となるべく活動を開始しました。

新しい産業発展のための議論を行う場として、2023年5月に第1回イベントを開催しました。2024年5月には第2回イベントをバンドー神戸青少年科学館( https://www.kobe-kagakukan.jp/ )で開催いたします。

VRコンテンツが市民権を得た今、技術中心のコンテンツから楽しめる「作品」としてのコンテンツへとその評価軸は大きく変わろうとしています。第2回大会では観光VRコンテンツの「作品」としての在り方を大きなテーマとして開催いたします。



1. 作品募集について

募集期間:2024年3月4日(月)~2024年4月15日(月)

応募方法:応募は、以下URLより

     https://jwtff-vt.com/contact/production/

     公式WEBページ

     https://jwtff-vt.com/


2. 表彰

2024年5月16日(木)バンドー神戸青少年科学館にて開催されます日本国際観光映像祭*1 第2回バーチャルツーリズム部門イベントでノミネート作品の上映と表彰を行います。


最優秀賞:1作品

優秀賞 :1作品

吉住千亜妃賞:1作品


応募作品は、放送番組制作者やデジタルクリエイターをはじめ様々な分野で活躍されている方々で構成された審査委員会で厳正な審査を行います。


3. 審査員

● 審査委員長 藤田 貴久

審査委員長 藤田 貴久氏

朝日放送テレビ・テレメンタリー事務局長。社会保険庁の年金不正免除問題スクープ。社会問題の取材のほか、ドキュメンタリー制作では、太地町のクジラ・イルカ漁の漁師を描いた「勇鯨(ISANA)」で、ニューヨークフェスティバル銅メダル。「満州崩壊はここから始まった(The Fall of Manchuria Began Here)」でアメリカ国際フィルム・ビデオ祭のSilver Screen受賞。「戦争が生んだ子どもたち(Children Born of War)」が、ワールドメディアフェスティバルで銀賞など。北朝鮮取材にも取り組んでいる。


● 足立 光

審査員 足立 光氏

株式会社電通ビジネス・ディベロップメント&アクティベーション局 バリューチェーン戦略室 新領域開発部 ディレクター。1990年入社。当初からDTP、CG、VR、AR技術を活用した表現を模索し、最新テクノロジーを駆使した海外向けデジタルクリエイティブ業務に従事。20年以上にわたりVRを活用したメソッドに携わり、2016年に電通VR事業を推進する社内タスクフォース「Dentsu VR Plus」の代表として、VR/ARのメディア化、大衆化を目指す。


● 澤邊 芳明

審査員 澤邊 芳明氏


1973年東京生まれ。1992年京都工芸繊維大学入学後、18歳の時にバイク事故に遭い、手足が一切動かない状態となる。大学に復学後、24歳でワントゥーテンを創業。現在は、XRとAIに強みを持ち、総勢約120名からなる近未来クリエイティブカンパニー1→10(ワントゥーテン)を率いる。


● 濱崎 加奈子

審査員 濱崎 加奈子氏

専修大学文学部准教授を経て、現在京都府立大学文学部准教授日本文化による人間育成の場として再興した京都の御所西にある学問所 有斐斎弘道館(公益財団法人有斐斎弘道館)の代表理事兼館長

伝統文化に込められた知恵と美意識から学び・遊び・広める「伝統文化プロデュース連」を2003年に設立。これまで、日本の伝統文化の継承にかかわる、さまざまな問題解決に携わってきた。

専修大学文学部准教授を経て、現在京都府立大学文学部准教授。

また、北野天満宮和歌撰者の他、Living History 京都・二条城協議会会長として、2026年に400年の節目を迎える「二条城・寛永行幸四百年祭」を開催し、文化や文化財を未来へつなぐとともに、そのような事業を推進できる人材の育成に取り組んでいる。


4. 注釈・参考データ

*1:日本国際観光映像祭は、世界の15の国際観光映像祭から構成される観光映像祭ネットワークCIFFTに所属する東アジア唯一の映像祭です。また、観光映像だけを対象とした映像祭は国内唯一であり、地域の「持続的な発展に寄与する観光」を促進するため、世界的な観光プロモーションを行う場として運営されてきました。


5. 実行委員会について

実行委員会は、以下のメンバーで構成されています。


理事  :SMBC関西成長戦略室 室長 林 俊武

理事  :日本HP ワークスステーションビジネス部 部長 大橋 秀樹

委員長 :和歌山大学 副学長 尾久土 正己

副委員長:関西テレビ放送 小形 正嗣

副委員長:日本HP ワークスステーションビジネス部 小俣 裕二

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