家の中に “お気に入りの基地” コアが実現する遊び心のある住まい
~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第74弾として3月6日に、“住まいという大きなハコの中に“コア”を取り入れ、ユニークな住まいをつくり上げた大阪府のH様”のストーリーを公開しました。
住まいという大きなハコの中に、小さなコアを組み込んだ住まい
いよいよ新生活。 “子ども部屋” はいつから?つくる?つくらない?
春の新生活に向けて、子どもたちの入学や進学を機に “子ども部屋をどうするか”、頭を悩ます方もいらっしゃるのではないでしょうか。
積水ハウスの住生活研究所が実施した調査によると、子ども部屋を与えた全国の小学校1~6年生の子どもがいる方に、「子ども部屋」を与えた時期を聞いたところ、「小学校1年生」が最も多く、とくに入学前後のタイミングとなる「幼稚園年長相当の12-3月」または「小学校1年生の4-7月」と答えた方は、3割以上に上ることがわかりました。
また子どもの成長過程において、子ども部屋の使用頻度や過ごし方が異なることも同じ調査でわかりました。それらを踏まえ、さらにその先の子どもが巣立った後のことも考えると、フレキシブルに活用できる部屋づくりは、住まいを考える上で大切な視点になるのではないでしょうか。
そこで今回は、住まいという大きなハコの中に“コア”を取り入れ、ユニークな住まいをつくり上げた大阪府のH様のお住まいをご紹介します。3人の男の子がいるH様ご家族。住まいづくりのきっかけは、新型コロナウィルスでした。ステイホームの時期でも、子どもたちが元気いっぱいのびのび暮らせる住まいを目指し、小割の部屋はあえて設けず、子どもたちの“基地”や家族が集まりたくなる“おこもりどころ”が満載の住まいが完成しました。
“子ども部屋”を作らないという選択。自分たちの基地づくり
H様ご家族が住まいづくりの際に意識したのは、「みんなで集まれる場所」です。敷地いっぱいの大きなハコに、建具や間仕切を設けない一体空間をつくり、“コア”という小さなハコを核に住まいづくりを行いました。
まず1階には建具のないオープンな洋室を設け、子どもたちの基地となる“コア”を2基用意しました。
上がベッド、下が収納で、長男・Dくんと次男・Tくんがそれぞれ収納部分を自分の好きなようにレイアウトしています。コアは可動式で、大人4人ほどで動かすことができ、2基をつなげてトンネルのようにすることも可能です。
子どもたちがお気に入りの基地となるコア
コア以外の空間はあえて用途の曖昧な余白とし、時間やシチュエーションに応じて多様な空間へと変化します。今は学習机が置いてあり、コアのおかげで適度なこもり感があります。コアを設ける場所によって余白の形状も変わり、より多様な空間が構成できます。
まだ小さな三男・Kくんには自分のコアはありませんが、ゆくゆくは年の離れた長男・Dくんのコアを譲り受ける予定だそう。コアを動かしたり、継いだり、子どもたちの成長や様々な過程に合わせて最適な空間を作り出します。
可動式のコアのおかげで、時間やシチュエーションに応じた多様な空間づくりが可能
実はこのコアは、お盆休みにH様ご家族と積水ハウスのスタッフが朝から晩まで一日がかりで組み立てました。コアの素材は、通常壁の中で補強材として使われる構造用合板と、積水ハウスの木造住宅シャーウッドの集成材柱を組み合わせたもの。子どもたちもヤスリをかけて角を丸めるなど、頑張ってつくりました。
「長男の夏休みの自由研究にもなりました。題名は“ぼくのおうち”。いい思い出になったと思います。」と夫・T様。
「お兄ちゃんはずーーっと基地に居ますね。すごく気に入っています。」と妻・K様。
リビングは丸ごと、家の形にデザインしたコアに
2階にはリビングを設けました。階段を上がると目の前に“門塀”をイメージした腰壁があり、その先にリビングが広がります。腰壁のブルーグリーン色は次男・Tくんが選び、ご家族みんなで「ポーターズペイント」を使い塗りました。住まいのアクセントカラーとして、また住まいづくりの大切な思い出にもなっています。後に、腰壁の家型のくり抜きの下に、アルファベットで表記した苗字を貼りました。表札のイメージです。
夫・T様のお父様が初めていらしたとき、「この緑いいなぁ」と喜んでくれた門塀
他にも様々なところに、遊び心が散りばめられています。リビング横にはしごを設け、まるで煙突があるように見えますが、この先は「ロフト収納」があり、あまり使わないものを収納しています。はしごはあえて上りにくくしていますが、子どもたちはスルスルとアスレチック感覚で楽しんでいるそうです。
まるでサンタさんが入ってきそうな煙突のよう
リビングの先には、奥行きのあるバルコニーが広がります。腰壁に囲われているため、外からの視線を遮り落ち着ける“おこもりどころ”になっています。開口部を設け緑の眺めを取り込むことで、閉塞感はなくくつろげます。
「リビングの床の上に寝転んで、テレビで野球を見ている時間が幸せですね。夜の雰囲気も良く、照明の調光を少し落とし、バルコニーに置いたレモンの樹を眺めながらお酒を飲む時間も至福です。」と夫・T様。
小上がりの床は無垢のヒノキ材を採用。天井のセンターにはライン照明を仕込んでいる
住まいづくりの成功は、その住まいで楽しく暮らせるかどうか
遊び心も交えながら、家族みんなで住まいづくりを楽しんでいたH様ご家族。引っ越し後は、住まいづくりに関わった人たちみんなを自宅に招待し、バルコニーで育てているレモンで、レモンサワーパーティーをされたとのこと。
夫・T様は「楽しく暮らせたら、その家づくりは成功だと思います。」といいます。ぜひH様ご家族のストーリーを参考に、自分たちの暮らしの大切なモノやコトを振り返りながら、楽しい暮らしを叶えてみませんか。
商品情報
積水ハウスの木造住宅 SHAWOOD(シャーウッド)
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