音声テキスト化ソフトウェア「Ruby Dictation」を機能強化　用例文を用いた追加学習機能をWindows版に適用拡大

2024.03.11 11:00

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株式会社日立ソリューションズ・テクノロジー(本社：東京都立川市、取締役社長：森山隆志、以下、日立ソリューションズ・テクノロジー)は、音声テキスト化ソフトウェア「Ruby Dictation」に用例文を用いた追加学習機能を従来のLinux製品版に加えて、Windows版にも適用を拡大し、2024年3月11日より販売開始します。

音声認識は、電話応対業務や製造現場などの両手がふさがった状態や、グローブを着けた作業での入力インターフェースとして導入が進んでおり、業務の効率化や対応品質の向上などに活用されています。一方、業界に特化した専門用語を正確に認識し、利用シーンに応じた専用の音声認識が求められています。

今回の機能強化により、Windows PC単体で、単語学習に加えて用例文を用いた高度な追加学習が可能になり、専門用語や同音意義語を正確に認識できる音声認識の提供が可能になります。

■本機能強化による効果

・専門性の高い用語や同音異義語は、使用例や業界固有の言い回しとの関連付けが強化され、前後の文脈を理解し正確な認識が可能になります。

・サーバーを用意することなく、スタンドアロンでの学習と高精度な音声認識が利用できます。

今回の機能強化による認識精度の向上は、さらに生成AIと組み合わせることで、質の高い要約やデータ分析を実現し、新たな価値の提供を可能にします。

日立ソリューションズ・テクノロジーは、長年培った音声技術とAI技術を融合し、業務効率向上を支援することで、お客さまのDX推進に貢献してまいります。

■製品紹介ページ

・音声テキスト化ソフトウェア「Ruby Dictation」

https://www.hitachi-solutions-tech.co.jp/iot/solution/voice/Ruby_Dictation/index.html

■商標注記

・Windowsは、米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。