株式会社ロココ、顔認証による作業者記録「Work-Reco(ワーレコ)」の提供開始　 i-PRO社のAIカメラと連携することで作業者記録を簡単に

2024.03.15 10:00

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株式会社ロココ(大阪本社：大阪市中央区、東京本社：東京都港区、代表取締役社長：長谷川一彦、以下ロココ)は、2024年3月15日に自社開発の顔認証技術を活用した作業者記録「Work-Reco(ワーレコ)」の提供を開始いたします。

ロココ自社開発の顔認証技術と、i-PRO株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：尾崎祥平、以下 i-PRO)のAIカメラ(AIネットワークカメラ、AIモジュールカメラ)が機能連携することで、登録された作業者の作業内容や安全・衛生管理の記録など「作業者記録」のDX化を実現します。

Work-Reco(ワーレコ)

■製造業、飲食業、建設業、介護など様々な場面で業務効率の改善に貢献

近年、製造業や飲食業などでは衛生管理や安全管理が重視されており、現場では必要な管理項目を策定し、マニュアル化された作業が求められています。これらが実際に正しく行われているかを管理するには作業者の行動を確認する必要があるため、「作業者記録」に対するニーズが高まっています。しかし、手作業での記録の場合、従業員が記録する手間に加え、正確性が従業員のモラルに依存してしまうなどの問題を抱えているのが現状です。

この度、ロココが独自開発した顔認証技術を搭載した「Work-Reco(ワーレコ)」を、i-PROが提供するAIカメラと連携することで顔照合を用いて作業者の作業開始・終了時間やその作業映像を適切に記録することができるようになります。このサービスにより、あらゆる産業における作業者記録に貢献いたします。

また、ロココの提供する豊富なITサービスにより、機器の設定作業やヘルプデスク、技術者も含めたITアウトソーシングなど、全面的に導入支援をサポートいたします。

■飲食業での活用例：衛生管理作業の簡単化

食品衛生管理がますます重視される飲食業では、食中毒発生や異物混入を防ぐため、手洗いや毛髪除去等の手順をマニュアル化し、その作業を正しく実施したかを衛生管理記録表に記入することが求められています。手洗場など様々な箇所にカメラを設置し作業時間や映像を記録する事で、作業内容や作業時間など正しい衛生管理記録を自動的に記録できるようになります。また、後からも映像のチェックができるため作業改善指導の際にも役立ちます。

■介護での活用例：介護施設の業務改善・リスクマネジメント

介護施設では認知症患者の徘徊による事故や、利用者の無断外出による行方不明などが多く発生しており、施設の運営側には施設内・外で起きるリスクを回避するための施設スタッフの作業負荷が増加しています。施設を出入りする人物の顔を登録されたデータベースと照合し、利用者の徘徊・離設を関係者に通知することで、事故防止に貢献します。

■Work-Reco開発者の想い

「Work-Reco(ワーレコ)」は、作業者記録(work＋record)という視点からその名がつきました。顔で人を識別することで、いかに便利さを実感しながら世の中に浸透していけるかが大切だと考えます。社会には、いわゆる“顔パス”が存在しますが、顔認証技術で実現し、それを様々な場面で社会実装させていきたいと考えています。

■ロココの作業者記録「Work-Reco(ワーレコ)」について

ロココ自社開発の顔認証技術を活用した作業者記録プロダクト。ロココは2018年に顔認証システムをリリースし、今日ではライブ・イベント会場、オフィス・施設内のセキュリティエリア、宿泊施設・会員制施設など様々なシーンでの本人確認サービスとしてご提供しています。この顔認証技術に、国内監視カメラ市場でトップシェアを誇るi-PROが提供するAIカメラと連携することで、高い映像技術と解析技術により作業者記録を簡単に行うことが可能になります。

Work-Reco製品ページ： https://www.rococo.co.jp/solution/auth/work-reco/