大阪国際大学の学生が南山城村村長へ京都府補助金事業における実践的な活動のご報告―「南山城村ウォーキングコース開拓プロジェクト」ウエルネスウォーキングの効果検証の成果―
大阪国際大学(大阪府守口市、学長 宮本郁夫)の横山誠教授(経営学科)、スポーツビジネスコース学生、冨加見地域協働センター長が、南山城村の村長 平沼様と産業観光課の課長 德田様へ京都府の補助金事業にて活動してきた成果のご報告をいたました(2月)。
事業名:「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業費補助金」
※京都府補助金事業としては6年連続採択
テーマ:アフターコロナにおけるアウトドアツーリズムの可能性
出 席:指導教員 横山誠教授、冨加見地域協働センター長
学生 松原弘明さん、野村泰雅さん、與能本匠悟さん
概 要:本学は2018年より南山城村の観光促進等に取り組み、多くの学生の手作業により村内に森林ウォーキングコースを開拓しました。2023年度はイベントを実施し効果測定を行い、南山城村の魅力を同世代だけでなく広く発信していきました。
YouTube:野村泰雅さん制作
前半:ウエルネスウォーキング 後半:学生目線のブログ(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=2f3NjZXCGC0
南山城村ウォーキングコース開発プロジェクト 効果検証までの道のり(京都府補助金事業)
https://www.oiu.ac.jp/re-news/archives/2024/01/261504.html
事業名:「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業費補助金」
※京都府補助金事業としては6年連続採択
テーマ:アフターコロナにおけるアウトドアツーリズムの可能性
出 席:指導教員 横山誠教授、冨加見地域協働センター長
学生 松原弘明さん、野村泰雅さん、與能本匠悟さん
概 要:本学は2018年より南山城村の観光促進等に取り組み、多くの学生の手作業により村内に森林ウォーキングコースを開拓しました。2023年度はイベントを実施し効果測定を行い、南山城村の魅力を同世代だけでなく広く発信していきました。
YouTube:野村泰雅さん制作
前半:ウエルネスウォーキング 後半:学生目線のブログ(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=2f3NjZXCGC0
南山城村ウォーキングコース開発プロジェクト 効果検証までの道のり(京都府補助金事業)
https://www.oiu.ac.jp/re-news/archives/2024/01/261504.html
下記デザイン:松岡朋歩さん(経営学科)作成の大人と子ども向けのクイズラリー
◆「南山城村ウォーキングコース開拓プロジェクト」によるコースの復活
本学と南山城村との包括連携協定の中で生まれた「南山城村ウォーキングコース開拓プロジェクト」は、2018年から始まりコロナ禍を経て2024年3月末をもって一旦の終結となります。
当初はアウトドアツーリズムによる地域活性化(体験型ツーリズム)を意識し、様々なコースを検討することから始めましたが、安全面やアウトドアレクリエーションの効果などを考慮し、自然の中を歩くコースを探し当て、過去に使われていたオリエンテーリングコースの一部を整備することから始めました。コース整備についてはまずは教員が下見を行い安全性を確認したうえで、本学プレッパーズ部の協力のもとコースを復活させることができました。
以下では、本プロジェクトに関わった西岡ゆかり先生のコメントです。西岡先生は3月末に退職予定ですが、今後も何らかの形で南山城村プロジェクトには参画していただきます。
◆西岡先生のコメント
―幻の里道を蘇らせ、自然を楽しむウォーキングコース―
プロジェクトの始まりは、村長からのご依頼で観光促進につながるアウトドアアクティビティの開発を検討し、村内の観光名所の洗い出しを学内で行いました。そして、村内の下見を何度か行い、当時の自然の家周辺で過去に使用されていたというオリエンテーリングコースがあるという情報を得ることができました。そのコースの再整備に着手したのですが、当初は矢竹の様な2mを超す大型の笹が密生しており、1m先も見えない様な状態になっていました。ウォーキングコースを作るために、まずは繁茂している笹を鎌での手刈り作業から始めました。作業に関わったのは2名の教員と当時の自然の家の館長の3名で、何度も全身汗でずぶ濡れ状態になった記憶があります。
ある程度の整備が進み、コース内の道がわかる状態になってからプレッパーズ部のメンバーに協力してもらい、道幅を広げるために山側を切り崩したり、階段を作ったりという作業を行いました。笹や下草の刈り取り作業も終わりが見えず大変でしたが、コース内にある小さな滝の前にある砂地に生えている笹の地下茎を掘り取る作業も重労働でした。部員と共に大変な作業を行ってきましたが、その成果として歩きやすいウォーキングコースを整備することが出来ました。
ウォーキングコースには、歩きにくい湿地もありますが、そこはイノシシのヌタ場(泥浴び場)になっていたり、アケビが群生している場所があったり、夏場は蛙やそれを狙うマムシ等の蛇がいたりと、自然豊かな場所と言えます。自然を楽しみながら、ゆっくり歩くのに適したコースであり、今年度の効果検証においてもシニアの血圧の低下が見られました。しかし、人が歩かないと、あっという間に自然に戻ってしまうので、多くの方に利用して頂きたいと思いますし、地域活性化や自然環境の教育現場としても、どんどん活用してもらいたいと考えています。
最後に、大学と南山城村との包括連携協定に関連した活動であったと思いますが、行政関係者だけでなく地域の方々をはじめご協力いただきました皆様に感謝しております。複数年にわたる活動の中で学生達は本当に大きく成長することができました。心より御礼申し上げます。
本学と南山城村との包括連携協定の中で生まれた「南山城村ウォーキングコース開拓プロジェクト」は、2018年から始まりコロナ禍を経て2024年3月末をもって一旦の終結となります。
当初はアウトドアツーリズムによる地域活性化(体験型ツーリズム)を意識し、様々なコースを検討することから始めましたが、安全面やアウトドアレクリエーションの効果などを考慮し、自然の中を歩くコースを探し当て、過去に使われていたオリエンテーリングコースの一部を整備することから始めました。コース整備についてはまずは教員が下見を行い安全性を確認したうえで、本学プレッパーズ部の協力のもとコースを復活させることができました。
以下では、本プロジェクトに関わった西岡ゆかり先生のコメントです。西岡先生は3月末に退職予定ですが、今後も何らかの形で南山城村プロジェクトには参画していただきます。
◆西岡先生のコメント
―幻の里道を蘇らせ、自然を楽しむウォーキングコース―
プロジェクトの始まりは、村長からのご依頼で観光促進につながるアウトドアアクティビティの開発を検討し、村内の観光名所の洗い出しを学内で行いました。そして、村内の下見を何度か行い、当時の自然の家周辺で過去に使用されていたというオリエンテーリングコースがあるという情報を得ることができました。そのコースの再整備に着手したのですが、当初は矢竹の様な2mを超す大型の笹が密生しており、1m先も見えない様な状態になっていました。ウォーキングコースを作るために、まずは繁茂している笹を鎌での手刈り作業から始めました。作業に関わったのは2名の教員と当時の自然の家の館長の3名で、何度も全身汗でずぶ濡れ状態になった記憶があります。
ある程度の整備が進み、コース内の道がわかる状態になってからプレッパーズ部のメンバーに協力してもらい、道幅を広げるために山側を切り崩したり、階段を作ったりという作業を行いました。笹や下草の刈り取り作業も終わりが見えず大変でしたが、コース内にある小さな滝の前にある砂地に生えている笹の地下茎を掘り取る作業も重労働でした。部員と共に大変な作業を行ってきましたが、その成果として歩きやすいウォーキングコースを整備することが出来ました。
ウォーキングコースには、歩きにくい湿地もありますが、そこはイノシシのヌタ場(泥浴び場)になっていたり、アケビが群生している場所があったり、夏場は蛙やそれを狙うマムシ等の蛇がいたりと、自然豊かな場所と言えます。自然を楽しみながら、ゆっくり歩くのに適したコースであり、今年度の効果検証においてもシニアの血圧の低下が見られました。しかし、人が歩かないと、あっという間に自然に戻ってしまうので、多くの方に利用して頂きたいと思いますし、地域活性化や自然環境の教育現場としても、どんどん活用してもらいたいと考えています。
最後に、大学と南山城村との包括連携協定に関連した活動であったと思いますが、行政関係者だけでなく地域の方々をはじめご協力いただきました皆様に感謝しております。複数年にわたる活動の中で学生達は本当に大きく成長することができました。心より御礼申し上げます。
【本件に関するお問い合わせ】
大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部 地域協働センター
https://www.oiu.ac.jp/
住所: 大阪府守口市藤田町6-21-57
TEL: 06-6902-0617(直)
FAX: 06-6902-0619
Mail: collabo@oiu.jp
大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部 地域協働センター
https://www.oiu.ac.jp/
住所: 大阪府守口市藤田町6-21-57
TEL: 06-6902-0617(直)
FAX: 06-6902-0619
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