【母の日調査】母の日にかける予算は増加傾向に! 日比谷花壇 「母の日 贈る人もらう人アンケート 2024」 結果発表
2024.04.05 15:30
株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島浩彰)は、毎年恒例となるインターネット上での母の日に関する意識調査、「母の日 贈る人もらう人アンケート2024」を実施しましたので、その結果を以下の通り発表します。
■日比谷花壇「母の日 贈る人もらう人アンケート 2024」全結果:https://www.hibiyakadan.com/mother/column/survey2024/
《アンケート概要》
実施期間:2024年2月15日(木)~2月29日(木)
実施方法:インターネット上で、贈る人ともらう人それぞれに、母の日についてアンケートを実施。
有効回答数:贈る人3,013人、もらう人799人。
※2006年~2022年は日比谷花壇が運営する「母の日コム」にて、2023年からは日比谷花壇独自で実施しています。
《アンケート結果 ダイジェスト》
◆母の日は、直接会って感謝を伝えたい人が過去3年間で最多。
◆母の日にかける平均予算は、3,000円未満がここ数年で大幅に減少。10,000円以上を検討している人が過去5年間で最多。
◆母の日にもらえたら嬉しいもの1位は、圧倒的多数で「お花」に。
また今年の母の日に「お花」や「お花とプレゼント」を贈る人が約8割と、母の日のプレゼントとして花が定番に。
◆贈りたい花、もらうと嬉しい花のタイプは、ともに「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」が根強い人気。
◆母の日のプレゼントにSDGsを意識したものを贈りたい人、もらいたい人がいずれも約7割となり、両者とも、より長く楽しめるプレゼントを選ぶ傾向に。
◆母の日にしてもらいたいお手伝いは、今年も「食事の用意」が一番多い結果に。
アレンジメント「ルージュボヌール」6,600円(税込・送料別)
《アンケート結果 総評》
コロナ禍が収束を見せ始め、旅行やレジャーなど積極的な外出や消費活動が徐々に見られる中、母の日にはお母さんに直接会って感謝の気持ちを伝えたい人が過去3年間で最多となっています。そして、大切なお母さんへの感謝の気持ちを表すプレゼントには、高い予算を割り当てようと考える人が増加しています。予算を3,000円未満と回答した人が5年連続減少し、5,000円〜6,999円は過去5年で最多の27.3%、10,000円以上と回答した人も過去5年で最多の8.6%に上りました。贈りたいお花のタイプ・もらうと嬉しいお花のタイプは、贈る人ももらう人も「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」が昨年に続き最も人気で、きれいな形を保ったまま、すぐに飾れる利便性の高さが評価されています。さらに、昨年から設定した「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈りたいと思いますか?」、「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈ってもらいたいと思いますか?」の質問に「はい」と回答した人が、それぞれ64.0%、70.6%に上り、さらにエシカル要素として望むものは「長く楽しめる」が最も多い回答結果となりました。
■日比谷花壇「母の日 贈る人もらう人アンケート 2024」全結果:https://www.hibiyakadan.com/mother/column/survey2024/
母の日は、直接会って感謝を伝えたい人、直接感謝を伝えてもらいたい人が最多。
贈る人に向けた「今年の母の日はどのように感謝を伝えようと思いますか?」の問いに対し、「直接会って伝える」と回答した人が55.6%と、昨年の54.6%から1.0%の増加となりました。「何もしない」という人が減少傾向にあり、母の日には何らかの方法で、感謝の気持ちを伝えようと考えていることが分かりました。また、もらう人に向けた「今年の母の日はどのように感謝を伝えてほしいですか?」の問いに対し、「直接会って伝えてほしい」が57.2%に上り、大切な人との直接のコミュニケーションの大事さを改めて実感している人が多くいることがうかがえます。
【贈る人】今年の母の日はどのように感謝を伝えようと思いますか?
今年の母の日はどのように感謝を伝えようと思いますか? |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
直接会って伝える |
55.6% |
54.6% |
53.0% |
メールやLINEなどのメッセージで伝える |
18.5% |
17.3% |
14.7% |
電話で伝える |
10.6% |
11.8% |
15.9% |
何もしない |
6.2% |
6.5% |
7.5% |
手紙を送る |
4.0% |
4.8% |
3.2% |
オンラインで顔を見て伝える |
2.3% |
2.2% |
3.1% |
その他 |
2.8% |
2.8% |
2.6% |
【もらう人】今年の母の日はどのように感謝を伝えてほしいですか?
今年の母の日はどのように感謝を伝えてほしいですか? |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
直接会って伝えてほしい |
57.2% |
59.2% |
51.9% |
メールやLINEなどのメッセージで伝えてほしい |
14.8% |
14.6% |
10.9% |
特に何もしなくていい |
13.8% |
14.1% |
24.3% |
手紙で伝えてほしい |
6.6% |
4.5% |
4.6% |
オンラインで顔を見て伝えてほしい |
2.9% |
2.4% |
3.0% |
電話で伝えてほしい |
2.3% |
3.3% |
4.8% |
その他 |
2.4% |
2.0% |
0.5% |
母の日にかける平均予算は、3,000円未満がここ数年で大幅に減少。
5,000円から9,999円、10,000円以上の予算帯の割合は過去5年間で最多となり、予算額が増加傾向に。
母の日にかける平均予算は、3,000円未満がここ数年で大幅に減少。また、5,000円〜6,999円が過去5年で最多の27.3%、7,000円〜9,999円も過去5年で最多の9.6%、10,000円以上と回答した人も過去5年で最多の8.6%になりました。消費行動の活発化により、大切な人への贈り物には予算を多く確保しようとする傾向が見られます。
【贈る人】今年の母の日のプレゼントのご予算はどれくらいですか?
母の日のプレゼントの予算 年別推移 |
2024年 |
2023年 |
2022年 |
2021年 |
2020年 |
3,000円未満 |
19.6% |
21.8% |
28.1% |
31.9% |
33.0% |
3,000~4,999円 |
34.9% |
37.6% |
35.1% |
33.0% |
33.1% |
5,000~6,999円 |
27.3% |
26.0% |
22.3% |
20.7% |
20.2% |
7,000~9,999円 |
9.6% |
7.0% |
6.4% |
6.4% |
5.3% |
10,000円以上 |
8.6% |
7.6% |
8.1% |
8.0% |
8.4% |
母の日にもらえたら嬉しいもの1位は、圧倒的多数で「お花」に。
また今年の母の日に「お花」や「お花とプレゼント」を贈る人が約8割と、母の日のプレゼントとして花が定番に。
もらう人への「母の日のプレゼントでどんなものをもらえたら嬉しいですか?」の問いには、「お花」(63.1%)が最多で、次点の「スイーツ」(10.8%)を大きく引き離す結果となりました。贈る人への「今年の母の日にはどんなことをしようと思いますか?」という問いに対し、「お花をプレゼント」(40.5%)、「お花とプレゼントを贈る」(37.4%)と、花を贈る人が約8割近くとなり、母の日のプレゼントとして花贈りが定番になっています。また、中には花柄のアイテムを贈るといった回答も見られ、花や花に関するものが母の日のプレゼントに相応しいと考えている人が多いことが分かりました。
【贈る人】今年の母の日にはどんなことをしようと思いますか?
1位:お花をプレゼント(40.5%)
2位:お花とプレゼントを贈る(37.4%)
3位:お花以外のプレゼントを贈る(11.3%)
4位:一緒の時間を過ごす(4.2%)
5位:特に何もしない(2.0%)
5位:その他(2.0%)
7位:お小遣い・ギフト券を贈る(1.5%)
8位:メッセージ・手紙を贈る(1.1%)
【もらう人】母の日のプレゼントでどんなものをもらえたら嬉しいですか?
1位:お花(63.1%)
2位:スイーツ(10.8%)
3位:旅行(7.6%)
4位:その他(4.5%)
5位:グルメ(4.4%)
6位:美容・健康に関連するもの(4.1%)
7位:洋服・ファッション・装飾品(2.5%)
8位:くらし・生活に関連するアイテム(1.9%)
9位:家電(1.1%)
贈りたい花、もらうと嬉しい花のタイプは、ともに「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」が根強い人気に。
贈る人に向けた「母の日にお母さんに贈りたいお花のタイプはどれですか?」の問いに対する回答は、「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」(39.3%)が最も多く、また、もらう人に向けた「母の日に、もらうと嬉しいお花のタイプはどれですか?」の問いに対する回答も、「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」(44.9%)が最も多いという結果となりました。「お花とお菓子などのセット」(10.5%)が昨年から3.0%上がり、普段自宅用では買わないお菓子などを花とともに一緒に贈ると喜ばれる傾向にあります。
【贈る人】母の日にお母さんに贈りたいお花のタイプはどれですか?
1位:そのまま飾れるフラワーアレンジメント(39.3%)
2位:長く楽しめる鉢植えタイプのお花(21.4%)
3位:お花とお菓子などのセット(17.1%)
4位:ラッピングも楽しめる花束(13.0%)
5位:美しく咲き続けるプリザーブドフラワー(7.4%)
6位:その他(1.8%)
【もらう人】母の日に、もらうと嬉しいお花のタイプはどれですか?
1位:そのまま飾れるフラワーアレンジメント(44.9%)
2位:ラッピングも楽しめる花束(19.5%)
3位:長く楽しめる鉢植えタイプのお花(15.1%)
4位:お花とお菓子などのセット(10.5%)
5位:美しく咲き続けるプリザーブドフラワー(7.9%)
6位:その他(2.1%)
アレンジメント「花てまり」5,500円(税込・送料別)
ゴディバ「あまおう苺クッキー アソートメント」とそのまま飾れるブーケのセット 5,940円(税込・送料別)
母の日のプレゼントにSDGsを意識したものを贈りたい人、もらいたい人が、いずれも約7割に。
両者とも、より長く楽しめるプレゼントを選ぶ傾向に。
贈る人への「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈りたいと思いますか?」の問いに、64.0%の人が「はい」と回答し、もらう人への「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈ってもらいたいと思いますか?」の問いには、70.6%の人が「はい」と回答しました。
贈る人で「はい」と回答した人への「どのような商品が望ましいと思いますか?」の問いには、「長く楽しめる」の回答が76.5%となり、もらう人で「はい」と回答した人への「どのような商品が望ましいと思いますか?」の問いについても、「長く楽しめる」(68.6%)が最も多い回答結果となりました。生花を楽しんだ後、ドライフラワーや肥料としての二次利用や包装を有効活用できるような案内が欲しいといった声や、地産地消、SDGsに取り組んでいる業者から購入したいといった回答も見られました。
【贈る人】 母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈りたいと思いますか?
【贈る人】 はいと回答した方にお尋ねします。どのような商品が望ましいと思いますか?(※複数回答)
1位:長く楽しめる(76.5%)
2位:リサイクル素材を使用している(38.7%)
3位:簡易包装(37.7%)
4位:生産者の顔が見える(24.6%)
5位:その他(0.5%)
【もらう人】 母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈ってもらいたいと思いますか?
【もらう人】 はいと回答した方にお尋ねします。どのような商品が望ましいと思いますか?(※複数回答)
1位:長く楽しめる(68.6%)
2位:簡易包装(47.3%)
3位:リサイクル素材を使用している(41.0%)
4位:生産者の顔が見える(25.4%)
5位:その他(0.9%)
そのまま飾れるecoブーケ「オランジェ」4,400円(税込・送料別)
<環境カウンセラー 関根 久仁子氏のコメント>
本調査によると、「再生プラスック材を使っている」「プラスチックを使用していないもの」「簡易包装」「ごみが出にくい・捨て方がわかりやすい」など、環境に配慮した資材を用いたサステナブルなギフトに対する関心と期待を寄せる声が多いことが分かりました。自然の恵みであるお花を母の日にずっと届けられるよう、陸や海の環境の負担になるプラスチック製容器包装資材などのごみを削減することが必要です。サステナブルなお花の贈り方が進んでいくことを期待します。
■関根 久仁子氏
環境カウンセラー(事業者部門)/森林インストラクター/
カムフル株式会社 代表取締役/一橋大学非常勤講師
スターバックスで約12年間環境担当として従事し、コーヒー豆かすリサイクル、倫理的な調達・環境教育などを推進し、第2回食品産業もったいない大賞/農林水産大臣賞受賞に寄与。第4回環境カウンセラー環境保全活動表彰/循環型社会貢献賞(事業者部門)を受賞。
母の日にしてもらいたいお手伝いは、今年も「食事の用意」が一番多い結果に。
もらう人への「母の日に、どんなお手伝いをしてもらえると嬉しいですか?」という問いに対して、「食事の用意」が例年と同様今年も最多の回答となり、次いで「家の掃除」となっています。
【もらう人】 母の日に、どんなお手伝いをしてもらえると嬉しいですか?(※複数回答)
株式会社日比谷花壇について:https://www.hibiya.co.jp/
1872年創業、1950年に東京・日比谷公園本店の出店後、株式会社日比谷花壇を設立。現在、全国約190拠点で展開。ウエディング装花、店舗及びオンラインショップでの個人/法人向けフラワーギフト・カジュアルフラワーの販売、お葬式サービス、緑を通じた暮らしの景観プロデュース、フラワーグラフィックサービス、地域のまちづくり事業等を行っています。今後も花や緑の販売、装飾にとどまらず、暮らしの明日を彩り、豊かなものへと変えていく提案を続けていきます。