株式会社イノベーションパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長：本田 晋一郎 以下「当社」)は、芝浦工業大学動態デザイン研究室と地域に根差した産学官ロールモデル創出プロジェクトを始動します。2024年4月からおよそ１年間、芝浦工業大学動態デザイン研究室（担当教員　蘆澤　雄亮氏）の４年生が蒲郡市にも住居を構え、当社がサテライトオフィスを立地している温泉旅館  三谷温泉 平野屋（代表取締役：平野 寛幸）西浦温泉 旬景浪漫 銀波荘（代表取締役：大浦 武夫）において、デザイン工学研究の一環として地域産品を活用したプロダクト開発や温泉旅館のブランディングに参画し、産学官連携による地域創生プロジェクトを実施します。

【背景と今後のビジョン】

　近年、地方自治体では人材の東京圏への一極集中による若者の流出、それに伴う地場産業の停滞が課題となっています。その打開策として、観光市場開拓による関係人口の増加や、高付加価値化プロダクトの創出による一次産業活性化の施策が求められています。今回、地域創生に取り組むイノベーションパートナーズ、地方自治体、芝浦工業大学の三者が協働することで、新たな産学官連携のロールモデル構築による事例の創出・地域課題解決を目指します。

【主な取り組み例】

■一次産品の高付加価値化　プロダクト

～蒲郡市の一次産品である「蒲郡みかん」を活用した「みかん食堂（仮）」～

　蒲郡みかんをテーマにしたフルコースという、他では提供できないコンセプトを打ち出した、サービス提供を行います。蒲郡みかんの高付加価値化を実現、観光コンテンツとして造成、これをフックとした誘客を実現します。観光消費拡大と共に、一次産業の活性化、地域経済への貢献を果たします。

■学生プロデュース　地域創生コンテンツの造成

　デザイン工学の知見を活かし、ポップアップストアや各種イベント等、新たなコンテンツ造成や同世代の若者に向けた旅館のプロモーションを実施し、地域におけるクリエイティブなアプローチを通じた地域課題の解決、持続可能な成長を実現してまいります。

◇株式会社イノベーションパートナーズ

【全ての「コト・モノ・ヒト」にイノベーションを。】

　関係人口の創出・拡大、地域の高付加価値化をミッションとして地域創生に特化した事業を展開。観光目線での「交流人口」を長期滞在や企業誘致などの切り口によって「関係人口」に変えていく取り組み等を実施。自治体や事業者に対して、プロモーションやブランディングなどを手掛ける。

2023年度地方創生テレワークアワードにて地方創生大臣賞を受賞。

https://innovation-partners.jp/