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給与計算ができる実務者の裾野の拡大に向けて 「給与計算実務能力検定試験(R)」に3級試験が誕生! ~2024年5月8日よりWEB検定試験をスタート!~

一人ひとりのビジネス実務能力の底上げから日本経済の発展を目指す一般社団法人実務能力開発支援協会(東京都千代田区・代表理事:栗原 浩幸)は、社会に不可欠な技術やサービスを公的に導く支援を行う内閣府認可機関の一般財団法人職業技能振興会(東京都渋谷区・理事長:兵頭 大輔)と共同で実施している「給与計算実務能力検定試験(R)」について、従来の1級試験、2級試験に加え、新たな級として「3級試験」を創設しました。


「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験特設ページ」

https://jitsumu-up.jp/tertiary/



【「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験」創設の背景・趣旨】

(1)「給与計算ができる人」の増加

(2)適切な労務知識、労務コンプライアンスのより幅広い浸透

(3)給与計算に対する学習理解度の向上


DXの推進、AIの浸透など、さまざまなビジネス活動がデジタル化していく中にあって、「給与計算」という業務も、給与計算ソフトやシステム等の進歩によりデジタル化が進められており、単純な事務作業というイメージと相まって一見“人がいらなくなる仕事”と思われがちですが、依然として企業や士業事務所等で「給与計算ができる人」を求める声は多いです。


これは、給与計算や社会保険手続きなどの労働事務、いわゆる「労務」の分野は法改正が頻繁にあること、働き方の多様化により、「労働の対価」である給与を計算するという作業は複雑化していることから、完全なシステム依存は難しく、最後は「人の目」というのが実情となっているためと考えられます。法改正という点で言えば、今年を例に見ても、“定額減税”や“年収の壁への対応”といった改正への対応で実務面の変更が求められていますし、さらに言えば、給与計算ソフトを開発するにしても、給与計算の知識がなくては始まらないということもあり、「給与計算ができる人」を求める声はむしろ増えているという状況にあります。


そして、こうした「改正」への対応に限らず、給与計算業務は、労働基準法を始めとするさまざまな法令の上に成り立っており、労務コンプライアンスが求められますが、賃金未払いのような労働関連諸法令への違反事例もいまだ少なくなく、適切な労務知識のさらなる浸透が必要となっています。


給与計算ができる人が求められている一方で、給与計算という仕事はまたがる領域の幅が非常に広く、労働関連諸法令や社会保険制度、所得税や住民税等の税金関係など多岐にわたります。給与計算未経験の方や初心者の方が学ぶには、耳慣れない専門用語も多く、相応に学習時間を要するため、なかなか踏み出しにくいという側面もあります。


そこで、給与計算を学ぶにあたって、基礎を身につけて一歩ずつ着実にステップアップしていただくために、給与計算業務に関する基本事項にしぼって広く網羅した級として設けたのが「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験」です。



【「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験」の概要】

<名称>

「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験」



<特長>

1. 「学び」を重視し、講座と試験がセット

「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験」は、その学習を通して給与計算実務の基本をしっかりと身につけていただく観点から、特にわかりやすさを重視し、テキストに加え、給与計算についてわかりやすくかみ砕いて解説した講座がセットになっています。

どのように学習を進めればいいかの学習指針が明確で、着実に給与計算実務の基礎を身につけることができます。


2. 完全オンラインだから受験しやすい

講座も試験もオンラインで完結します。WEB講座なので、スマホ等ですきま時間に学習するなど、いつでもどこでも学習することができます。試験もWEB試験なので、試験会場へ行く必要がなく、受講・受験期間内(出願日から2か月以内)にいつでもどこでもご自身の好きなタイミングで受験することができます。


3. 3級講座は、給与計算実務能力検定講座を10年以上にわたって実施してきたノウハウを凝縮

給与計算実務能力検定試験(R)の1級・2級講座を10年以上にわたって実施してきた実務能力開発支援協会が、講座中の計算演習などを通して蓄積してきた、給与計算におけるさまざまなつまずきポイントを踏まえて3級講座を開発しています。給与計算の基礎について、特に給与計算初心者がつまずきやすいポイントをはじめ、丁寧に解説をしていますので、給与計算の基礎についてスムーズに理解を深めることができます。



<1級・2級に対する3級の位置づけ・レベル>

●1級

労働法令や税務についても正しく理解し、複雑な制度やイレギュラーな給与体系にも対応可能。また、年末調整を含め年間を通じて給与計算に関するすべての業務に精通したレベル。社会保険や税務等付随する手続きを行うことができ、リーダーとして給与計算業務の管理ができる。


●2級

実務上の基礎となる労務コンプライアンスについて正しく理解し、基本的な給与計算を行い、給与明細を作成できるレベル。一般職員として、年末調整以外の通常の給与計算と賞与の計算ができる。


●3級

労働時間や割増賃金、社会保険、税金等の給与計算に関する基本事項について理解できているレベル。給与計算・社会保険手続きの仕事の基本概念や業務上の専門用語の理解等、給与計算実務上の共通言語を持ち、アシスタントとして実務の補助ができる。



<概要>

「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験」は、完全オンラインの検定試験です。

WEB講座とWEB試験が一体となった検定試験で、インターネット上で、(1)WEB講座を受け、すべてを修了した後、(2)WEB試験を受験し、合格基準に達すれば、資格を取得できます。


●実施形態

WEB講座+WEB試験

インターネット上で、(1)WEB講座を受講し、すべて修了した後、(2)WEB試験を受験します。


●実施時期

好きなタイミングで受験できます。

(お申込みから2か月の間で、(1)WEB講座の受講、(2)WEB試験の受験を完了していただきます)


●受験資格

どなたでも受験できます。


●(1)WEB講座

インターネットに接続し、WEB講座を受講していただきます。

講座は、全14セッションです。

※すべてのセッションを視聴・修了した方のみ、(2)WEB受験を受験できます。


●(2)WEB試験

WEB講座をすべて修了した後、インターネットに接続し、WEB試験を受験していただきます。


●出題科目

◎給与計算実務に必要な基礎知識(給与の仕組み・社会保険・税等)

◎演習問題(実際の給与計算等)

※3級試験は指定の講座教材に準拠して出題されます


●試験の出題数 出題形式

◎出題問題数:30問

◎出題形式 :知識問題25問(三肢択一)/計算問題5問(三肢択一)

◎点数配分 :知識問題1問3点(計75点)/計算問題1問5点(計25点)計100点


●試験時間

45分


●合格基準

7割以上の獲得(70点以上)


●受験料

10,000円

※WEB講座・教材代・消費税を含みます。

※2回目以降の受験の場合、受験料は5,000円です。

※学生の方は上記金額より1,000円引きが適用されます。


●必要なもの

パソコン等のWEB試験が可能な設備・通信環境

電卓・筆記用具


●受験申込

一般財団法人職業技能振興会( https://fos.or.jp/ )にてお申込みください



<詳細>

https://jitsumu-up.jp/tertiary/



【今後の展開】

給与計算実務能力検定試験(R)は、2024年3月に10周年を迎えました。受験者数も年々増えており、昨年度は1級試験と2級試験に6,000人以上の方に受験いただくなど、給与計算という分野への注目度が高まっています。今回、より広範な給与計算知識の浸透に向けて「給与計算実務能力検定試験(R) 3級試験」を創設いたしましたが、給与計算のより正確な知識を目指すための1級試験の上のクラスの創設等も見据えて参ります。



【会社概要】

商号  : 一般社団法人実務能力開発支援協会

代表  : 代表理事 栗原 浩幸

所在地 : 〒101-0062

      東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル6階

URL   : https://jitsumu-up.jp/

業務概要: (1)ビジネス実務能力に関する検定試験の開発及び実施

      (2)検定試験に対応した対策テキストの開発及び販売

      (3)検定試験に対応した試験対策講座の実施

      (4)検定試験における認定者の更新講座の実施

      (5)実務能力の向上に関するセミナーの実施等の啓発活動

      (6)セミナー講師養成等の人財育成

      (7)前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業

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