未来へ繋ぐ建築を発掘するコンテスト 「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」募集開始
ケイミュー株式会社(本社:大阪市中央区、社長:木村 均)は、「未来へ繋ぐ建築を発掘する」をテーマにしたアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」を開催しており、昨年度も多数のご応募を頂きました。2024年4月26日からは新しく「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」として作品募集を開始します。美しく、新しく、景観に配慮した意欲的な作品を広く募集し、藤本 壮介氏、永山 祐子氏、成瀬 友梨氏のトップランナー建築家3名を、本年度も引き続き審査員としてお迎えして作品を厳選します。
■企画の背景
当社は昨年設立20周年を機に、商品をつくるだけでなく、街並みをつくり、都市をつくり、この社会の未来をつくっていく企業となることを目指し、施工事例コンテストも「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」として、業界を代表するコンテストとなれるよう、装いも新たにスタートさせました。
コンセプトは「未来へ繋ぐ建築を発掘する」とし、デザイン的な美しさはもちろん、街並みや景観に対する心配り、設計面のこだわりなど、建物としてのクオリティの高さを総合的に評価します。
なお、初回の昨年度は530点の応募があり、その中から各賞11点を選出。本年度は昨年に引き続き3名の審査員を迎え、2回目の開催となります。
■作品募集・審査
「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」は、2023年9月1日~2024年7月31日までに完工し、当社商品(カタログ掲載品)を使用した物件を対象に、2024年7月31日まで募集します。
審査基準は(1)建築デザインとしての美しさ・新しさが感じられること (2)街並みや景観に対して配慮された作品であること、の2点で、施工写真や設計要旨から総合的に判断します。
審査員は、昨年度に引き続き、国内外で活躍されている建築家 藤本 壮介氏、ドバイ国際博覧会日本館を手掛けた永山 祐子氏、店舗・集合住宅などの設計を広く手掛ける成瀬 友梨氏ら、建築家のトップランナー3名に、お引き受けいただきました。
なお、本年度の表彰式は東京都新宿区「東急歌舞伎町タワー」で開催予定。「建築を未来に残す」という「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」のコンセプトの一環として選定しました。
当社では、こうした活動をさらに広げ、街や社会の美しい未来に貢献できるよう努めていく考えです。
■「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」開催概要
応募期間 :2024年4月26日~7月31日
対象物件 :2023年9月1日~2024年7月31日までに完工した物件
ケイミュー商品(カタログ掲載品)を使用した物件
審査基準 :建築デザインとして美しさ・新しさが感じられること。
街並みや景観に対して配慮された作品であること。
施工写真や設計要旨から総合的に判断し審査
予定している各賞:○最優秀賞1件50万円
○優秀賞5件各20万円
○特別賞2件各10万円
○ケイミュー賞3件各5万円
表彰式 :11月中旬または下旬。「東急歌舞伎町タワー」にて開催予定
●案内ホームページ: https://www.kmew.co.jp/arc_design_award2024
■審査員プロフィール
藤本 壮介(フジモト ソウスケ/Sou Fujimoto)
1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーに就任。
2021年には飛騨市のCo-Innovation University(仮称)キャンパスの設計者に選定される。
主な作品に、ブダペストのHouse of Music(2021年)、マルホンまきあーとテラス 石巻市複合文化施設(2021年)、白井屋ホテル(2020年)、L’Arbre Blanc(2019年)、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013(2013年)、House NA (2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010年)、House N(2008年) 等がある。
永山 祐子(ナガヤマ ユウコ/Yuko Nagayama)
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998年青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」「豊島横尾館」「ドバイ国際博覧会日本館」「JINS PARK」「膜屋根のいえ」「東急歌舞伎町タワー」など。JIA新人賞(2014)、World Architecture Festival 2022 Highly Commended(2022)、iF Design Award 2023 Winner(2023)など。
現在、2025年大阪・関西万博にて、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」と「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier」(2025)、東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO TORCH」などの計画が進行中。
成瀬 友梨(ナルセ ユリ/Yuri Naruse)
1979年愛知県生まれ。2007年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 博士課程単位取得退学。
2007年猪熊 純氏とともに成瀬・猪熊建築設計事務所設立。主な作品に「お宿Onn 中津川」「LT城西」「Dance of light」。主な受賞に、2015年日本建築学会作品選集新人賞、第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 出展 特別表彰、大韓民国公共デザイン大賞 国務総理賞、AACA賞2023 優秀賞。主な著書に、『シェア空間の設計手法』、『子育てしながら建築を仕事にする』
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