2024年度 鉄道・バス設備投資計画【相模鉄道・相鉄バス】
安全対策とサービスの向上に総額104億円
ホームドアを2駅に設置する他、10000系車両3編成のリニューアルを実施
相鉄グループでは、2024年度の運輸業において総額104億円(鉄道事業94億円・バス事業10億円)の設備投資を実施します。
鉄道事業[相模鉄道㈱:本社・横浜市西区、社長・千原 広司]では、安全・安定輸送を確保するため、全駅へのホームドア設置に向けた整備工事を進めており、今年度は、相鉄本線 和田町、上星川の2駅に設置する予定です。これにより、2026年度に設置予定の海老名駅を除く、全駅への設置が完了します。また、「デザインブランドアッププロジェクト※1」の統一コンセプトに基づき、10000系車両3編成のリニューアルを実施します。
その他、各種保安設備の更新により、さらなる安全性の向上を図る他、お客さまへのサービス向上を図るため、既存駅舎のリニューアルを引き続き実施します。
バス事業[相鉄バス㈱:本社・横浜市西区、社長・大久保 忠昌]では、大型乗合バス18両(うちハイブリッドバス9両)と高速バス1両、相鉄バスとして初のEVバスを3両導入します。
鉄道事業[相模鉄道㈱:本社・横浜市西区、社長・千原 広司]では、安全・安定輸送を確保するため、全駅へのホームドア設置に向けた整備工事を進めており、今年度は、相鉄本線 和田町、上星川の2駅に設置する予定です。これにより、2026年度に設置予定の海老名駅を除く、全駅への設置が完了します。また、「デザインブランドアッププロジェクト※1」の統一コンセプトに基づき、10000系車両3編成のリニューアルを実施します。
その他、各種保安設備の更新により、さらなる安全性の向上を図る他、お客さまへのサービス向上を図るため、既存駅舎のリニューアルを引き続き実施します。
バス事業[相鉄バス㈱:本社・横浜市西区、社長・大久保 忠昌]では、大型乗合バス18両(うちハイブリッドバス9両)と高速バス1両、相鉄バスとして初のEVバスを3両導入します。
[鉄道事業] 94億円
(記号:◎今年度竣工予定・○継続)
1.安全・安定輸送の確保
○ホームドアの設置
駅ホームにおける安全性向上のため、相鉄線全駅にホームドアを順次設置しています。今年度は、相鉄本線 和田町、上星川の2駅に設置する予定で、これにより、相鉄線では海老名駅を除く、全駅での設置が完了します。なお、本工事は、鉄道駅バリアフリー料金制度※2を活用して実施しています。
駅ホームにおける安全性向上のため、相鉄線全駅にホームドアを順次設置しています。今年度は、相鉄本線 和田町、上星川の2駅に設置する予定で、これにより、相鉄線では海老名駅を除く、全駅での設置が完了します。なお、本工事は、鉄道駅バリアフリー料金制度※2を活用して実施しています。
○鶴ケ峰駅付近連続立体交差工事の推進
踏切事故と交通渋滞の解消や地域の一体化を図るため、鶴ケ峰駅を含めた上下線約2.8㎞を地下化により立体交差化する予定です。2022年11月から工事に着手しており、今年度も引き続き、地下化に向けた各種準備工事をはじめ、工事に使用するシールドマシン※3の製作、二俣川駅構内線路切り替え工事などを進めていきます。なお、本工事は横浜市の都市計画事業として進めています。
踏切事故と交通渋滞の解消や地域の一体化を図るため、鶴ケ峰駅を含めた上下線約2.8㎞を地下化により立体交差化する予定です。2022年11月から工事に着手しており、今年度も引き続き、地下化に向けた各種準備工事をはじめ、工事に使用するシールドマシン※3の製作、二俣川駅構内線路切り替え工事などを進めていきます。なお、本工事は横浜市の都市計画事業として進めています。
2.サービスの向上
○10000系車両のリニューアル
「デザインブランドアッププロジェクト※1」の統一コンセプトに基づき、車両のリニューアルを進めています。
今年度は、10000系車両3編成をリニューアルします。
「デザインブランドアッププロジェクト※1」の統一コンセプトに基づき、車両のリニューアルを進めています。
今年度は、10000系車両3編成をリニューアルします。
○海老名駅の改良
北口改札および中央改札2階部分の増設、生活支援施設の整備を実施するとともに、駅舎の建て替えを行います(2026年度末完成予定)。今年度も引き続き、新駅舎の鉄骨製作と架設を実施します。なお、本工事は、鉄道駅総合改善事業を活用して実施しています。
※イメージ図は、現時点での計画であり、今後変更になる可能性があります。
北口改札および中央改札2階部分の増設、生活支援施設の整備を実施するとともに、駅舎の建て替えを行います(2026年度末完成予定)。今年度も引き続き、新駅舎の鉄骨製作と架設を実施します。なお、本工事は、鉄道駅総合改善事業を活用して実施しています。
※イメージ図は、現時点での計画であり、今後変更になる可能性があります。
◎ゆめが丘駅の改良
駅周辺の開発に合わせて駅舎のリニューアルを行っています。駅南側に建設中の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」側に新たな改札口を設置する他、「デザインブランドアッププロジェクト※1」のコンセプトに基づき、コンコースやホームの内外装を一新します(2024年7月完成予定)。
※イメージ図は、現時点での計画であり、今後変更になる可能性があります。
駅周辺の開発に合わせて駅舎のリニューアルを行っています。駅南側に建設中の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」側に新たな改札口を設置する他、「デザインブランドアッププロジェクト※1」のコンセプトに基づき、コンコースやホームの内外装を一新します(2024年7月完成予定)。
※イメージ図は、現時点での計画であり、今後変更になる可能性があります。
[バス事業] 10億円
(記号:◎今年度導入予定)
◎乗合バスの導入
・ドライバー異常時対応システム(EDSS)※4付きバス:18両 (うちハイブリッドバス※5 9両を含む)
・高速バス:1両
・EVバス※6:3両(国産車3両)
◎乗合バスの導入
・ドライバー異常時対応システム(EDSS)※4付きバス:18両 (うちハイブリッドバス※5 9両を含む)
・高速バス:1両
・EVバス※6:3両(国産車3両)
※1 「デザインブランドアッププロジェクト」とは・・・
相鉄グループ創立100周年(2017年12月)と都心との相互直通運転(2019年11月に相鉄・JR直通線開業、2023年3月に相鉄・東急直通線が開業)に向け、2015年11月に本格始動した取り組み。お客さまとの最大の接点となる鉄道の駅舎や車両、駅に隣接する商業施設などを統一したデザインコンセプトに基づきリニューアルを進め、認知度や好感度を高めることで「選ばれる沿線」の実現を目指しています。
相鉄グループ創立100周年(2017年12月)と都心との相互直通運転(2019年11月に相鉄・JR直通線開業、2023年3月に相鉄・東急直通線が開業)に向け、2015年11月に本格始動した取り組み。お客さまとの最大の接点となる鉄道の駅舎や車両、駅に隣接する商業施設などを統一したデザインコンセプトに基づきリニューアルを進め、認知度や好感度を高めることで「選ばれる沿線」の実現を目指しています。
※2 「鉄道駅バリアフリー料金制度」とは・・・
都市部において利用者の薄く広い負担を得ながら、鉄道駅のバリアフリー化を推進することを目的に、2021年12月に国により創設された制度。
都市部において利用者の薄く広い負担を得ながら、鉄道駅のバリアフリー化を推進することを目的に、2021年12月に国により創設された制度。
※3 シールドマシンとは・・・
地盤を横方向に掘り進めることが可能で、土砂の掘削とトンネル壁の築造を同時に行う掘削機。
地盤を横方向に掘り進めることが可能で、土砂の掘削とトンネル壁の築造を同時に行う掘削機。
※4 ドライバー異常時対応システム(EDSS)とは・・・
EDSS(エマージェンシー・ドライビング・ストップ・システム)の略で、運転士に異常が発生した場合、運転席と客席最前部に設置された非常ボタンにより車両を緊急停止させる安全装置。装置が作動すると徐々に車が減速し、警告灯ハザード、クラクションにてお客さまおよび周囲に緊急停止を報知します。また、バスロケーションシステムを利用して、異常発生を営業所へ知らせます。
EDSS(エマージェンシー・ドライビング・ストップ・システム)の略で、運転士に異常が発生した場合、運転席と客席最前部に設置された非常ボタンにより車両を緊急停止させる安全装置。装置が作動すると徐々に車が減速し、警告灯ハザード、クラクションにてお客さまおよび周囲に緊急停止を報知します。また、バスロケーションシステムを利用して、異常発生を営業所へ知らせます。
※5 ハイブリッドバスとは・・・
環境への一層の配慮をするとともに、燃料費などのトータルコストを低減できるバス。
環境への一層の配慮をするとともに、燃料費などのトータルコストを低減できるバス。
※6 EVバスとは・・・
電気を充電した蓄電池の電力でモーターを動かすことで走行するバス。
電気を充電した蓄電池の電力でモーターを動かすことで走行するバス。
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