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【会話で大事なのは、「話す」ではなく「話さない」ことにあった!】『あえて話さない戦略』(桐生稔著)5月16日(木)新刊発売!

ビジネス書や女性エッセイを刊行する株式会社大和出版(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田太郎)は、『あえて話さない戦略』(桐生稔 著)を、2024年5月16日に発売いたします。

2024.05.13 12:00

「あえて話さない」とは、どんなことか?

「あえて話さない」とは、ただ「何も言わない」のではありません。

TPOに応じて、ときに沈黙し、ときにただ話を聞き、ときに9割をそぎ落として1割だけを言うこと

つまり……
・すぐに口にせず、まずは自分の考えを熟成させる
・言うべきことと、言わなくてもいいことを取捨選択する
・相手の話を聞くことで、相手の気持ちを感じ取る
・相手に質問することで、相手に気づきを与える
・相手に指摘しないことで、自ら問題意識を持ってもらう
・無言になることで、相手の口から語ってもらう
・ストレートに言わずに、別の言い方で伝える
・言いたいことを隠して、相手の好奇心を引き出す
・真逆を伝えることで、インパクトを残す
・口数を減らすことで、存在感を出す
・相手の力を信じて、そっと見守る

そう、「あえて話さない」とは、「相手に伝える」「相手を動かす」ための最強スキルなんです。
本書では、どんな場面でも今すぐ使える「8つのメンタリティ」「19のスキル」「5つのトレーニング」をご紹介いたします。

「相手のことを考える」が自分を高める第一歩になる(「はじめに」より)

話し方を専門としたビジネススクールを立ち上げて10年。
これまでセミナーや研修を1万回開催してきました。現在も100名の講師と共に、札幌から沖縄まで、日々、話し方のトレーニングをおこなっています。

私自身、これまで何回も研修や講演をおこない、話し方のメソッドという無形の商品を販売し、YouTubeでも600本以上、話し方の動画をアップしてきました。
だからなのか、とにかくしゃべりまくっている人として認識されているようです。
でも、普段の私はほとんど話しません。社内でも相当無口だと思われています。

では、何をしているか? それが「あえて話さない戦略」です。

「話せない」でも「話さない」でもない。「あえて話さない」のです。
本書のタイトルがそうだから言っているのではありません。
これが人間関係を豊かにする試金石になることを知っているからです。

当スクールには「私、口下手で……」「会話が苦手で……」という方が多数お越しになります。
「口下手」を「Google日本語辞書」で引くと「ものの言い方が巧みでないこと」と出てきます。

では、口下手の反対はなんでしょうか?

「口上手」です。これも意味を調べてみると、口忠実(くちまめ)といって、口数が多いことや、口が軽いこと、饒舌、雄弁、話し上手などが出てきます。
要は言葉巧みにペラペラ話せる状態です。これ、本当にいいことでしょうか?
「〇〇さんは口が上手いね」という言葉は、あまりいい意味として使われません。
マシンガントークで、いつも笑わせてくれる人がいても、四六時中一緒にいたら絶対に疲れそうです。
口先で上手いことを言い並べる人は、きっと信用されないでしょう。

では、信用される人とはどういう人でしょうか?
口下手でも、ちゃんと自分の話を聞いてくれる人ではないでしょうか。
言葉巧みに話せなくても、きちんと自分の感情をキャッチしてくれる人ではないでしょうか。
指示命令ばかりではなく、困っていることを真剣に聞いてくれる人ではないでしょうか。
素晴らしいアドバイスより、それを引き出す質問をする人ではないでしょうか。

「話すより、むしろ話さないほうがコミュニケーションは上手くいく」

これこそ、私が「あえて話さない戦略」を選択する理由です。

本文より

著者略歴

株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役
日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
一般社団法人日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ。新潟県十日町市出身。
小さいころから体が弱く、人見知りで、営業成績もドベ。しかし、左遷されたことがきっかけで、そこから会話力を磨き、全国売上達成率ナンバーワンを獲得する。その後、ボイストレーニングのスクールに転職し350名の講師をマネジメントする。
2017年、「伝わる話し方」を提供する株式会社モチベーション&コミュニケーションを設立。全国40都道府県で、100人の講師陣と共に、年間約2,000回のセミナー・研修を開催。伝わる話し方に特化したオリジナルメソッドが話題を呼び、日経新聞、プレジデント、女性セブン、東洋経済ONLINEなど、多数掲載される。
セミナーや研修では、60分に20回笑いが起こり、会場は笑顔に包まれ、最後は感動的な結末を迎える「心震わす話し方メソッド」が大変好評をいただいている。
著書に『10秒でズバっと伝わる話し方』(扶桑社)、『30秒で伝える全技術』(KADOKAWA)、『緊張しない最初のひと言大全』(Clover出版)、『説明の一流、二流、三流』(明日香出版)、『雑談の一流、二流、三流』(明日香出版)がある。『雑談の一流、二流、三流』はコロナ禍の真っただ中に発売されたにも関わらず13万部のベストセラーとなる。

モチベーション&コミュニケーションスクール | コミュニケーションセミナー開催・モチベーションUPスクール (motivation-communication.com)

目次

序章 「できれば話したくない」は健全なモチベーション
~「話さない」ことがチャンスにつながる本当の理由~
会話の主導権を握っているのはどっち? 
あえて話さないとは?/本書のメソッド
あえて話さない人を一言で言うと? 

第1章「あえて話さない戦略」のための8つのメンタリティ
~最高のコンディションで、基礎を固める~
メンタリティ1:〈余裕〉反射的に口にするとバカになる 
メンタリティ2:〈発想〉賢い人ほど結論から考えない 
メンタリティ3:〈安心〉不安はコミュニケーションの猛毒 
メンタリティ4:〈取捨〉9割捨てて、1割話す  
メンタルティ5:〈想定〉会話のプロは「一言多い」も「一言足りない」もない
メンタリティ6:〈問う〉自問で疑問を解消する
メンタリティ7:〈不戦〉戦略的に逃避する 
メンタリティ8:〈下を取る〉相手の顔を立てる人が勝つ 

第2章「あえて話さない戦略」を実践する19のスキル
~「話す」を9割捨てれば、人生は格上げできる~
スキル1:スター選手が基本を愛する理由 
スキル2:ダイナミックに削るとマニアックなことも伝わる
スキル3:「もしもの話」で相手から答えを引き出す 
スキル4:前提をロックして、結論は相手の口から引き出す 
スキル5:複数の事実を並べて、結論は相手の口から引き出す
スキル6:矛盾を明らかにして、結論は相手の口から引き出す 
スキル7:あえて話さないから続きが気になる 
スキル8:ストレートに言わないほうが直に伝わる 
スキル9:言語化しないほうが感動する 
スキル10:本物のプレゼンテーターは説明しない 
スキル11:選択してもらうことで納得してもらう 
スキル12:アドバイスして気持ちいのは本人だけ 
スキル13:ロジカルに話すな、ロジカルに聞け 
スキル14:直接褒めないほうが特別に聞こえる 
スキル15:しゃべるのをやめる 
スキル16:言いたいことの反対でバズらせる 
スキル17:人を責めずに論点を攻める 
スキル18:自己開示して改心してもらう 
スキル19:あえて答えないのも答え 

第3章「あえて話さない戦略」を実用化する5つのトレーニング
~どんなとき・どんな場面でもスキルを発揮できるようになる~
トレーニング1:自分と対話する
トレーニング2:一歩引いて観察する 
トレーニング3:相手の出方を待つ 
トレーニング4:振り返りをする
トレーニング5:感受性を磨き上げる

書誌情報

書籍名:『あえて話さない戦略』
著者名:桐生稔
出版社:株式会社大和出版
定価:1600円+税
版型/体裁:四六判並製
ページ数:224ページ
ISBN:978-4-8047-1911-5

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4804719113

楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17820008/

会社概要

商号   : 株式会社 大和出版
所在地  : 〒112-0013 東京都文京区音羽1-26-11
設立年月日: 1972年8月
代表取締役: 塚田太郎
業務内容 : 書籍出版(ビジネス書・女性書・心理書・生活実用書・教育書)
公式HP :https://daiwashuppan.com/
問合せ先:info@daiwashuppan.com(編集部宛)
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