1800年前後のフォルテピアノと現代のピアノで弾く『川口成彦...

1800年前後のフォルテピアノと現代のピアノで弾く『川口成彦 & V.シェレポフ 不滅のフォルテピアノ』開催決定 名手2人のソロと連弾を存分に味わうコンサート

北区文化振興財団主催、『川口成彦 & V.シェレポフ 不滅のフォルテピアノ』が2024年7月29日 (月)に北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)にて開催されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
https://www.confetti-web.com/events/207

公式ホームページ
https://kitabunka.or.jp/event/14117/
2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第2位に入賞した注目のフォルテピアノ奏者・川口成彦が、2016年ブルージュ国際古楽コンクールで最高位を分かちあった盟友シェレポフと夢の競演。2種類のフォルテピアノと現代のスタインウェイで、それぞれのソロと連弾を楽しめる贅沢な一夜です。
それぞれのソロが素晴らしいことはもちろんのこと、2人の名手がそろってこそ聴ける連弾が楽しめるのもこの公演ならでは。個々の演奏技術とアンサンブル能力の高さでより輝きを放つ連弾は、1台の楽器が持つ無限の可能性を感じられる贅沢なもの。あらゆる時代・特性のピアノを巧みに操るスペシャリストの2人による妙技を、ぜひ会場で味わっていただきたいです。
こだわり抜かれたプログラムも注目。モーツァルトやクレメンティの4手のソナタを楽しめるほか、ギターの名曲《アランフェス協奏曲》で知られる20世紀スペインの作曲家ロドリーゴの煌びやかで色彩感にあふれる《黄昏》、そしてシューベルトの大曲《幻想曲 ヘ短調》といった魅力あふれる連弾曲の数々を楽しめます。

今回使用されるフォルテピアノは2種類。1795年頃のウィーンのピアノ、A.ヴァルター(太田垣至復元)と1814年に製作されたイギリスのピアノ、J.ブロードウッド&サンズのスクエアピアノ(太田垣至修復)です。そこに現代のスタインウェイも加わり、形状も特性も異なる3台のピアノが舞台にずらりと並ぶ姿は壮観。目でも耳でも楽しめるコンサートです。
今回はヨーロッパで多彩な活動を展開するヴィアチェスラフ・シェレポフの待望の初来日公演でもあります。シェレポフはフォルテピアノの世界的奏者アレクセイ・リュビモフが期待を寄せる弟子のひとり。昨年1846年製エラールでの演奏でグリンカのピアノ作品を収録したソロ・デビュー・アルバムをリリースし話題に。今回の公演ではスタインウェイを使ってこのグリンカ作品も演奏します。

プロフィール

川口 成彦 Naruhiko Kawaguchi(フォルテピアノ/ピアノ)

1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第 2 位 、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)、モンテヴェルディ音楽祭(クレモナ)をはじめとした音 楽 祭にも出 演 。協 奏 曲では1 8 世 紀オーケストラ、{ o h ! }Orkiestra Historycznaなどと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。第46回日本ショパン協会賞、第31回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。CDは『ゴヤの生きたスペインより』(MUSIS, レコード芸術/朝日新聞特選盤)などを発表。

公式ホームページ
https://naru-fortepiano.jimdofree.com/

ヴィアチェスラフ・シェレポフ Viacheslav Shelepov(フォルテピアノ/ピアノ)

1991年、ロシア・バルナウル生まれ。モスクワ音楽院にてフォルテピアノをアレクセイ・リュビモフとアレクセイ・シェフチェンコ、ピアノをアレクサンドル・ムンドヤンツとセルゲイ・カスプロフ、チェンバロをマリア・ウスペンスカヤに師事。現在はツヴィ・メニカーのもとハノーファー音楽演劇メディア大学にてさらなる研鑽を積むかたわら、ソリスト・室内楽奏者として活躍している。2016年ブルージュ国際古楽コンクール・フォルテピアノ部門最高位および聴衆賞、ロヴェレート・フォルテピアノ国際コンクール〈フェラーリ賞〉第1位、2017年ローマ・フォルテピアノ国際コンクール〈M. クレメンティ賞〉第1位ほか、受賞歴多数。2023年3月にはブリリアント・クラシックス・レーベルより、1846年製エラールでの演奏によるグリンカのピアノ作品を収録したソロ・デビュー・アルバムがリリース。今回が待望の初来日となる。

公演概要

『川口成彦 & V.シェレポフ 不滅のフォルテピアノ』
公演日時:2024年7月29日 (月) 18:20開場/19:00開演
会場:北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)

【予定曲目】
◎モーツァルト:4手のためのソナタ 変ロ長調 K.358
○W. F. バッハ:ラメント(『ソナタ F.7』より)、ソナタ ホ短調 BR A9
●モンポウ:子供の情景
◎ロドリーゴ:黄昏
***
○グリンカ:舟歌、アリャビエフの歌曲「ナイチンゲール」の主題による変奏曲
●ドゥシーク:「ロスライン城」の主題による変奏曲
◎クレメンティ:4手のためのソナタ ハ長調 op.6-1
◎シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940
【奏者】●川口成彦/○ヴィアチェスラフ・シェレポフ/◎連弾
【使用楽器】
フォルテピアノ(A.ヴァルター:1795年頃/太田垣至復元、J.ブロードウッド&サンズのスクエアピアノ:1814年/太田垣至修復) 
モダンピアノ(スタインウェイ)

■出演者
フォルテピアノ/ピアノ:川口成彦、ヴィアチェスラフ・シェレポフ

■チケット料金
一般:4,500円 25歳以下:2,000円
(全席指定・税込)
※U-25券購入者は入場時に生年月日が分かるものをご提示ください。
※未就学児入場不可。
カテゴリ:
サービス
ジャンル:
その他エンタメ

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