能登半島地震で死亡した原因の約8割は家屋の倒壊 「お部屋まるごと耐震シェルター」に問い合わせが急増
能登半島地震以来、ミホ工業株式会社(所在地:神奈川県大和市、代表取締役:宮崎 保)が提供する「お部屋まるごと耐震シェルター」に、問い合わせが急増しています。この度、地域を問わず、ご要望に対応できるよう、北海道から沖縄まで、全国での施工受付を開始します。
【分かっているけど進まない耐震補強】
能登半島地震の石川県内での住宅被害は7万7,000棟あまりとなり、死亡者の死因8割は家屋の倒壊とされています。全国の耐震化率は87%と、一見、耐震補強が進んでいるように見えますが、これは、近年のマンション建設数の増大により、戸数ベースの耐震化率が引き上がったためです。実際には、倒壊の危険がある古い木造住宅の耐震化はなかなか進まないのが現状です。
その理由として、地域の固有事情と費用の問題があります。墨田区の木密地域では住宅の密集が工事の妨げになっており、伊豆半島では過疎化がネックになっています。補助金で耐震化を支援している自治体もありますが、それでも自己負担分が高額で、躊躇してしまう人が多いという問題があります。
【お部屋まるごと耐震シェルター】
そんな中、ミホ工業株式会社が提供する「お部屋まるごと耐震シェルター」への問い合わせ件数が急増しており、年間2~3件の問い合わせだったのが、能登半島地震後の4か月で55件になりました。家屋の倒壊で1階が潰れているのを目の当たりにし、1階の寝室で就寝する家族のことを思い、強い切迫感となったようです。首都直下地震や南海トラフ地震に対する漠然とした不安が、現実に起こりうることとして捉えられました。実際、お客様のほとんどが、寝室の工事を希望しています。
当社の耐震シェルターは、壁の内部を施工するリフォーム型なので、お部屋がまるごと耐震シェルターになります。壁の内側に鉄骨を組み入れて強化し、リフォーム成型してきれいに整えます。10日程度と工期が短いため、期間中、別の部屋で過ごすにしても大きなストレスになりません。部屋の中に設置するタイプの耐震シェルターは圧迫感がありますが、当製品はお部屋が狭くなりません。また、補助金申請のサポートも行っています。
【地震の後で後悔するか地震の前に安心するか】
施工を実施したお客様からは、「不安はありつつも、耐震補強は高額で、二の足を踏んでいた。しかし、施工後は、とてもきれいになったし、安心感がある。」という声を頂いています。
この耐震シェルターには特許技術が付随しています。当初、既存の取引先が持っていましたが、2019年に倒産してしまいました。しかし、社長の宮崎は、多くの人の命を守るこの技術を葬ってはいけないと思い、この特許技術を譲り受けました。リフォーム型の耐震シェルターは、他社は6畳で300万円以上ですが、当製品は180万円程度と、導入しやすい価格となっています。安く施工できる理由は、鉄骨素材を安く仕入れられるのと、工場との協力関係があるからです。二次的なメリットとしては、壁の構造が堅固になる分、断熱性が高くなり、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
「『地震の後で後悔するか、地震の前に安心するか』です。大切な人を守ってほしい。」と、社長の宮崎はコメントしています。今回、問い合わせの急増に対応し、北海道から沖縄まで、全国の提携工務店での施工が可能になりました。
《サービス概要》
サービス名 :お部屋まるごと耐震シェルター(別名:安全ボックス)
価格 :6畳タイプ180万円~
お問い合わせ方法:〈電話〉046-204-7885(9:00~18:00)
〈問い合わせページ〉 https://happymiho.jp/contact/
《会社概要》
会社名 : ミホ工業株式会社
代表取締役: 宮崎 保
本社 : 〒242-0017 神奈川県大和市大和東2-10-14
URL : https://happymiho.jp/
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