韓国KT ICOMが、コンバースのマルチメディア・メッセージング・サービスセンター(MMSC)を採用
プレスリリース 2002年4月18
日
コンバース Inc.
CEO ゼビー・ブレッグマン
韓国KT ICOMが
コンバースのマルチメディア・メッセージング・
サービスセンター(MMSC)を採用
韓国通信系の移動体通信事業者である韓国KT ICOMは、コンバース社の製品を利用し
て、第3世代移動体通信網UMTS(IMT-2000)におけるマルチメディア・メッセージング
・サービスを開始
マルチメディア・メッセージング・サービスのデモンストレーションを、2002年
ワールドカップにおいて実施
ニューヨーク州ウッドベリー・ソウル・東京発
通信事業者/IPネットワーク向けの高付加価値型マルチメディア通信システム製品に
おける世界的リーダーであり、Comverse Technology, Inc.(NASDAQ:CMVT)の事業会
社であるコンバース(本社:マサチューセッツ州ウェイクフィールド、CEO:ゼビー
・ブレッグマン)は、韓国通信系の第3世代移動体通信事業者である韓国KT ICOMが
、同社の第3世代移動体通信網UMTS(IMT-2000)において、コンバースのマルチメディ
ア・メッセージング・サービスセンター(MMSC)を採用したと発表しました。
KT ICOMのマルチメディア・メッセージング・サービスのデモンストレーションは、
本年5月31日から6月30日まで日本と韓国で開催される2002年サッカーワー
ルドカップの期間中、マルチメディア・メッセージングに対応した携帯端末をワール
ドカップ参加者に提供して、今までとは異なるマルチメディア・メッセージの作成や
送受信を体感していただきます。KT ICOMでは2003年初頭に、規模を拡大したマ
ルチメディア・メッセージング・サービスの展開を予定しています。
「このサービスは、成長を続けるアジア市場を開放する起爆剤となり、マルチメディ
ア・メッセージング市場の世界的な成長を促すものとなるでしょう。」著名な業界ア
ナリストであり、モバイルストリーム社のCEOであるサイモン・バッキンガム氏は語
ります。「ワールドカップ開催中にマルチメディア・メッセージング・サービスを展
開することにより、コンバースとKT ICOMは、注目度の高いコンテンツが利用の促進
と収益の向上に寄与することを実証するでしょう。」
マルチメディア・メッセージング・サービスでは、画像、動画、オーディオを第3世
代携帯端末に配信し、電話とテレビを融合した新しいコミュニケーションを提供しま
す。このサービスは、サービスプロバイダーが提供する第3世代の移動体通信におけ
る各種アプリケーション機能が凝縮されており、ワールドカップは、新しいマルチメ
ディア・メッセージング・サービスの機能を紹介する絶好の機会となるでしょう。
「コンバースのマルチメディア・メッセージング・サービスセンター(MMSC)により、
ワールドカップ期間中に韓国の携帯電話ユーザーは初めてマルチメディア・メッセー
ジングを体感することができます。」KT ICOMの社長兼CEOである趙榮柱氏はこう語り
ます。「我々は複数のシステムで過酷な性能評価試験をおこなった結果、高品質のマ
ルチメディア・メッセージング・サービスを提供するコンバースのMMSCを選択しまし
た。これにより当社の移動体通信加入者は、マルチメディア・メッセージングの多く
の特徴を活用し、さらに自由で創造的なコミュニケーションを堪能いただけます。リ
アルタイム画像など、エキサイティングな機能を提供するマルチメディア・メッセー
ジング・サービスのキックオフに、ワールドカップはまさに最善の機会でしょう。」
「KT ICOM様がマルチメディア・メッセージング・サービスのキックオフを、世界で
最も重要かつ有名なスポーツイベントのひとつであるワールドカップの開催中におこ
なわれることを、我々は嬉しく思っております。」コンバース社のCEOであるゼビー
・ブレッグマンはこう述べております。「コンバースのマルチメディア・メッセージ
ング・サービスセンター(MMSC)はKT ICOM様に対して、マーケットニーズに即応し、
収益をもたらし、また差別化を図る機会を提供します。」
コンバースのマルチメディア・メッセージング・サービスセンター(MMSC)は、業界標
準に完全準拠したオープンプラットフォームで、IPベースのモジュラー型アーキテク
チャーを採用し、移動体通信加入者が使用する携帯電話端末、PDA、パソコン、ある
いは双方向型テレビをもちいたマルチメディア・メッセージのやり取りを可能にしま
す。コンバースのMMSCシステムは、GPRS網またはUMTS網においてその対応端末を使用
することにより真価を発揮しますが、現在普及している第2世代の移動体端末におい
ても、ショートメッセージ経由のマルチメディア・メッセージ到着通知や、マルチメ
ディア・メッセージの閲覧および作成が可能となっています。このようにマルチメデ
ィア・メッセージングに対応していない端末にもマルチメディア・メッセージを配信
する機能を提供することにより、今後1年半から2年の間にマルチメディア・メッセ
ージングは幅広く浸透し、通信事業者の収益に貢献することが予想されます。コンバ
ースのMMSCシステムは、高い汎用性と拡張性を持った設計がなされており、スクリプ
トに基づいたメッセージフローを利用していただくことにより、事業者におけるマル
チメディア・メッセージング・サービスの導入を円滑に促進し、独自のサービスを展
開していただくことが可能です。
KT ICOMについて
KT ICOM社は、韓国最大の通信事業者である韓国通信系の第3世代移動体通信事業会
社で、2001年3月16日に1兆8千万ウォン(約1,784億円)の資本で設立されま
した。
韓国通信は、2002年FIFAワールドカップのオフィシャルスポンサーで、KT ICOM
は、高速モバイル・マルチメディア・サービスのパートナーとして協賛します。韓国
内に張り巡らされた強靱な固定/移動体通信網、インターネット網のインフラを活用
し、KT ICOMはWCDMA技術をもとに、高速モバイル・マルチメディア・サービスのリー
ダーを目指しています。
コンバースについて
Comverse Technology, Inc.(NASDAQ:CMVT)の事業会社であるコンバースは、通信事
業者/IPネットワーク向けの高付加価値型マルチメディア通信システム製品における
世界的リーダーであり、世界100カ国以上の390社をこえる固定網、移動体網の通信事
業者に製品を供給しています。日本ではNTT、KDDIをはじめとした通信事業者で、コ
ンバースの留守番電話/代理応答サービス装置(伝言ダイヤル、キャッチホンII、マ
ジックボックス、auお留守番サービスなど)、ショートメッセージサービス装置、プ
リペイド携帯電話サービス装置などが現在使用されています。
コンバースは広範囲にわたる収益直結型の高付加価値サービスソリューション製品を
提供しており、2.5G/3G対応のマルチメディアメッセージングの他にも、プッシュボ
タンひとつで発信者に電話を折り返すことができる留守番電話サービスシステム、シ
ョートメッセージシステム、IPベースで音声/FAX/電子メールをひとつのメールボ
ックスに統合したユニファイドメッセージシステム、移動体インスタントメッセージ
(IM)、移動体データ/インターネット接続システム、音声起動ダイヤル、音声操作メ
ッセージングやブラウジングシステム、移動体プリペイド課金システム、その他のパ
ーソナルコミュニケーションサービスの製品群を供給しています。
他のComverse Technology事業会社としては、独自のデジタル解析技術を応用した録
音/録画/セキュリティシステム、音声認証、モニタリング製品をコンタクトセンタ
ーや各国政府治安機関などに対して提供しているVerint Systemsや、固定網、移動体
網、インターネット網の通信信号ソフトウェア市場におけるリーダーであるUlticom
などがあります。Comverse Technologyは、S&P500とNASDAQ-100のインデックス銘柄
に採用されています。
コンバースの詳細については http://www.comverse.com/ をご覧ください。
※このプレスリリースで使用されている製品、サービス名などは各社の商標を含み、
その権利は各社に帰属します。
このリリースに関するお問い合わせ先
株式会社 日本コンバース 東京本社
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル
TEL:03-5324-9111(大代表)
(内容に関するお問い合わせ)
マーケティング部門 サックス知子
TEL:03-5324-9187(直通)
E-MAIL:Tomoko.sacks@comverse.com
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