有沙瞳、綾凰華、小泉萌香、星南のぞみが名作を四人だけで立ち上げる Classic Movie Reading『若草物語』が開幕
2024.07.06 16:30
世界で語り継がれる名作映画を、朗読劇として届ける「Classic Movie Reading」シリーズ。第三回目となる今回は、1949年に公開された映画『若草物語』を元にした作品が7月6日(土)、7日(日)、銀座・博品館劇場にて上演される。
初日を前に、長女・メグ役の有沙瞳、次女・ジョー役の綾凰華、三女・エイミー役の小泉萌香、 末っ子・ベス役の星南のぞみによる囲み取材とゲネプロが行われた。
初日を前に、長女・メグ役の有沙瞳、次女・ジョー役の綾凰華、三女・エイミー役の小泉萌香、 末っ子・ベス役の星南のぞみによる囲み取材とゲネプロが行われた。
意気込みを聞かれた有沙は「まだ実感があるようでないですが、一回一回を楽しみ、四人でいろいろな役をやっている様子を皆さんに楽しんでいただけたらと思います」と答え、綾は「みんなで稽古をしていて『若草物語』の普遍性やあたたかさ、親しみやすさを感じました。それがお客様にも届き、明日も頑張ろうと思っていただけたらいいなと思っています」と語る。小泉は「本番は四公演しかないですが、四姉妹の絆を見せられたら」、星南は「個人的な話になりますが、舞台に出るのが約2年ぶりなので、明日は緊張していると思います。頼りになる素敵な皆さんと一緒に、いい空間を作りたいです」と意気込んだ。
舞台の見どころを聞かれた有沙は「物語に関わる人みんなが支え合っている作品であることに変わりはなく、改めてこの作品のあたたかさや愛、日常の中にある優しさや支え合う姿の素敵さを感じます。また、演出の下平(慶祐)先生が映画を元に編集し、今回の上演用に作ってくださっています。四人だけで様々な登場人物を演じているのが見どころだと思います。演じ分けも頑張っているので楽しんでいただけたら嬉しいです」とアピールする。
そして、有沙と綾、星南は宝塚歌劇団の同期。二人との共演について聞かれた綾は「私は宝塚時代に二人のお兄ちゃん役をやったことがあり、今回は姉妹。作中でいろいろなキャラクターを演じる中で、私が女性、二人が男性を演じることもあって個人的にすごく面白いです。久しぶりでも落ち着きますし、もえぴー(小泉)が本当に可愛くて、末っ子のように三人で愛でています。その空気感が皆さんに伝わったら嬉しいです」と語る。演じる役の注目ポイントについては「まだ何も知らず、自分の形を作れていない時期の無茶な部分、壮大な夢などが変わってほしくないけど変わっていくのが成長だという人生のほろ苦さなどを感じられます。10代の青春を熱く生きている感じがあります」と見どころを語った。
四姉妹として並んだ感想を聞かれた小泉は「本当に皆さん綺麗で、稽古の時から贅沢な時間を過ごしているなと思いました。私も宝塚卒業したっけ? と思うくらいフランクに接してくださって嬉しかったです」と振り返る。役との共通点や役作りについては「私はお菓子が大好きで、エイミーも食べ物に貪欲(笑)。若い役なので、純粋な心を思い出してと言われた時に頭を抱えました」と話す。
稽古場や楽屋の雰囲気を聞かれた星南は「朗読劇としてはお稽古も長めで、交流を深めることができました。全員関西人で、楽屋でも関西弁と笑い声が飛び交っています。賑やかに過ごしています」と笑顔で語る。
最後に有沙が「一人ずつが作品の初めからラストまでで変化し成長していきます。物語全体はもちろん、一人ずつの人生にもぜひ注目していただけたら嬉しいです」と締め括った。
ステージ上にはアンティーク調の家具がいくつも置いてある。細やかに作られた四姉妹の衣装や小物と合わせて、物語の世界に入っていく手伝いをしてくれた。物語はジョーが姉妹たちに台本を渡し、彼女たちが自身の人生を振り返るように進んでいく。
有沙が演じるのは、家庭的な長女・メグ。穏やかな笑顔と落ち着きのある声でホッとするような安心感を与えてくれる。次女・ジョー役の綾は、勝ち気な少女を溌剌と表現。家族への思い、作家という夢に向かう苦労や葛藤も繊細に見せていた。三女・エイミー役の小泉は、幼い頃のわがままで気ままな少女からたおやかなレディへの変化と成長を丁寧に演じる。星南は内気だが芯の強さを持つ末っ子・ベスを非常に愛らしく描き出した。
両親や叔母、ローレンス家の人々など、姉妹と関わる多くの人々を四人で演じ分ける。優しい両親や気難しい叔母とのやりとり、ジョーとローリーやベスとローレン氏の友情、メグとブルックの恋愛模様など、様々なドラマを四人だけで繰り広げられるのも大きな見どころと言えるだろう。同じ人物を各シーンで違うキャストが演じるシーン、一瞬で演じるキャラクターが変わる場面では、小物や表情でそれぞれの個性を表現している。キャラクターの見事な早替りやコミカルに誇張されたキャラもおり、客席からは時折笑い声も上がっていた。
朗読劇ということもあり、演出は決して派手ではない。しかし、ちょっとした照明の変化やセットの転換、場面の合間に流れる映像などが想像力を刺激してくれる。少女から女性へと成長していく四姉妹それぞれに共感を覚えたり、周囲の人々の言葉に胸を打たれたりしながら、『若草物語』という作品が持つ魅力を味わえるはずだ。
7月7日(日)16:00の千穐楽公演のライブ配信も決定している。公演終了後も楽しめる見逃し配信つき(7月14日(日)23:59まで)。
舞台の見どころを聞かれた有沙は「物語に関わる人みんなが支え合っている作品であることに変わりはなく、改めてこの作品のあたたかさや愛、日常の中にある優しさや支え合う姿の素敵さを感じます。また、演出の下平(慶祐)先生が映画を元に編集し、今回の上演用に作ってくださっています。四人だけで様々な登場人物を演じているのが見どころだと思います。演じ分けも頑張っているので楽しんでいただけたら嬉しいです」とアピールする。
そして、有沙と綾、星南は宝塚歌劇団の同期。二人との共演について聞かれた綾は「私は宝塚時代に二人のお兄ちゃん役をやったことがあり、今回は姉妹。作中でいろいろなキャラクターを演じる中で、私が女性、二人が男性を演じることもあって個人的にすごく面白いです。久しぶりでも落ち着きますし、もえぴー(小泉)が本当に可愛くて、末っ子のように三人で愛でています。その空気感が皆さんに伝わったら嬉しいです」と語る。演じる役の注目ポイントについては「まだ何も知らず、自分の形を作れていない時期の無茶な部分、壮大な夢などが変わってほしくないけど変わっていくのが成長だという人生のほろ苦さなどを感じられます。10代の青春を熱く生きている感じがあります」と見どころを語った。
四姉妹として並んだ感想を聞かれた小泉は「本当に皆さん綺麗で、稽古の時から贅沢な時間を過ごしているなと思いました。私も宝塚卒業したっけ? と思うくらいフランクに接してくださって嬉しかったです」と振り返る。役との共通点や役作りについては「私はお菓子が大好きで、エイミーも食べ物に貪欲(笑)。若い役なので、純粋な心を思い出してと言われた時に頭を抱えました」と話す。
稽古場や楽屋の雰囲気を聞かれた星南は「朗読劇としてはお稽古も長めで、交流を深めることができました。全員関西人で、楽屋でも関西弁と笑い声が飛び交っています。賑やかに過ごしています」と笑顔で語る。
最後に有沙が「一人ずつが作品の初めからラストまでで変化し成長していきます。物語全体はもちろん、一人ずつの人生にもぜひ注目していただけたら嬉しいです」と締め括った。
ステージ上にはアンティーク調の家具がいくつも置いてある。細やかに作られた四姉妹の衣装や小物と合わせて、物語の世界に入っていく手伝いをしてくれた。物語はジョーが姉妹たちに台本を渡し、彼女たちが自身の人生を振り返るように進んでいく。
有沙が演じるのは、家庭的な長女・メグ。穏やかな笑顔と落ち着きのある声でホッとするような安心感を与えてくれる。次女・ジョー役の綾は、勝ち気な少女を溌剌と表現。家族への思い、作家という夢に向かう苦労や葛藤も繊細に見せていた。三女・エイミー役の小泉は、幼い頃のわがままで気ままな少女からたおやかなレディへの変化と成長を丁寧に演じる。星南は内気だが芯の強さを持つ末っ子・ベスを非常に愛らしく描き出した。
両親や叔母、ローレンス家の人々など、姉妹と関わる多くの人々を四人で演じ分ける。優しい両親や気難しい叔母とのやりとり、ジョーとローリーやベスとローレン氏の友情、メグとブルックの恋愛模様など、様々なドラマを四人だけで繰り広げられるのも大きな見どころと言えるだろう。同じ人物を各シーンで違うキャストが演じるシーン、一瞬で演じるキャラクターが変わる場面では、小物や表情でそれぞれの個性を表現している。キャラクターの見事な早替りやコミカルに誇張されたキャラもおり、客席からは時折笑い声も上がっていた。
朗読劇ということもあり、演出は決して派手ではない。しかし、ちょっとした照明の変化やセットの転換、場面の合間に流れる映像などが想像力を刺激してくれる。少女から女性へと成長していく四姉妹それぞれに共感を覚えたり、周囲の人々の言葉に胸を打たれたりしながら、『若草物語』という作品が持つ魅力を味わえるはずだ。
7月7日(日)16:00の千穐楽公演のライブ配信も決定している。公演終了後も楽しめる見逃し配信つき(7月14日(日)23:59まで)。
<若草物語>
舞台はアメリカの南北戦争の頃。
マサチューセッツ州の小さな街に暮らすマーチ家に4姉妹がいた。姉妹の母親「マミー」と共に暮らしている姉妹は、北軍として出兵している父親不在の中で貧乏な暮らしをしている。
家族の中で唯一裕福だった頃を覚えている長女のメグ、男の子のようにお転婆で将来作家を目指している次女のジョー、甘やかされて育った三女のエイミーと、内気で繊細な性格の末っ子ベス。優しくも厳しい母親に見守られながら、ときに失敗しながらも奮闘し成長していく4姉妹の絆の物語。
※キャラクター設定は映画にあわせて、三女のエイミー、四女ベスとしての上演となります。
マサチューセッツ州の小さな街に暮らすマーチ家に4姉妹がいた。姉妹の母親「マミー」と共に暮らしている姉妹は、北軍として出兵している父親不在の中で貧乏な暮らしをしている。
家族の中で唯一裕福だった頃を覚えている長女のメグ、男の子のようにお転婆で将来作家を目指している次女のジョー、甘やかされて育った三女のエイミーと、内気で繊細な性格の末っ子ベス。優しくも厳しい母親に見守られながら、ときに失敗しながらも奮闘し成長していく4姉妹の絆の物語。
※キャラクター設定は映画にあわせて、三女のエイミー、四女ベスとしての上演となります。
【公演概要】
タイトル:Classic Movie Reading Vol.3「若草物語」
脚本:開沼豊
翻訳・上演台本・演出:下平慶祐
出演:
有沙瞳
綾凰華
小泉萌香
星南のぞみ
公演日程:2024年7月6日(土)~7日(日)
6日(土)14:00/18:00
7日(日)12:00/16:00
会場:銀座 博品館劇場
東京都中央区銀座8-8-11-8F
■チケット (全席指定・税込)
特典付:9,900円/一般:9,200円
※当日券は+500円
・一般発売中:2024年6月15日(土)10:00
※未就学児童の観劇不可
※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までに stage.contact55@gmail.com までお知らせください。
■ライブ配信
Rakuten TV
https://live.tv.rakuten.co.jp/content/481342/
チケット(税込)3,500円
配信公演 7月7日(日)16:00公演
見逃し配信:7月14日(日)23:59まで
主催・企画・製作:style office
宣伝:キョードーメディアス
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/cmrstage
公演公式サイト:https://littlewomen-reading.com
お問合せ:stage.contact55@gmail.com
脚本:開沼豊
翻訳・上演台本・演出:下平慶祐
出演:
有沙瞳
綾凰華
小泉萌香
星南のぞみ
公演日程:2024年7月6日(土)~7日(日)
6日(土)14:00/18:00
7日(日)12:00/16:00
会場:銀座 博品館劇場
東京都中央区銀座8-8-11-8F
■チケット (全席指定・税込)
特典付:9,900円/一般:9,200円
※当日券は+500円
・一般発売中:2024年6月15日(土)10:00
※未就学児童の観劇不可
※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までに stage.contact55@gmail.com までお知らせください。
■ライブ配信
Rakuten TV
https://live.tv.rakuten.co.jp/content/481342/
チケット(税込)3,500円
配信公演 7月7日(日)16:00公演
見逃し配信:7月14日(日)23:59まで
主催・企画・製作:style office
宣伝:キョードーメディアス
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/cmrstage
公演公式サイト:https://littlewomen-reading.com
お問合せ:stage.contact55@gmail.com
この企業のプレスリリース MORE
清水ミチコ万博 ~ひとりPARADE~全国ツアー、開幕!初日公演レポート到着!
2024.11.26 17:00
役替わり朗読劇『5years after』-ver.13-+反省会2025年2月上演決定!!
2024.11.25 18:00