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【2024年度版】5回目となる決済手段の EC利用実態調査結果を公開

~クレジットカード利用率の減少が加速。QRコード決済、ポイント決済などに分散~

ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長  兼 CEO 榛葉  淳)は、ECサイト(物販、デジタルコンテンツ※1)における決済手段の利用実態に関するアンケート調査を実施しました。実施した調査の結果の一部を抜粋してお知らせします。なお、2018年度、2020年度、2021年度、2022年度に続き、今回が5回目の公開になります。


※1  物販サイト:洋服や靴などの身に付ける物、化粧品、本、食料品、医薬品などを販売するECサイト

   デジタルコンテンツ(デジコン)サイト:電子書籍、動画視聴サービス、オンラインゲーム、イベントなどのサービスを提供するECサイト


<調査概要>
調査名 :ECサイトで物品・デジタルコンテンツを購入する際の決済手段に関する調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2024年5月20日~6月6日
調査対象:1年以内に物販サイトで何らかの商品を購入した10~80代の男女2,866人
     1年以内にデジタルコンテンツを購入した10~80代の男女2,350人
調査元 :SBペイメントサービス株式会社


<調査結果サマリー>
・よく利用する決済手段は男女ともに「クレジットカード決済」が1位、「PayPay(オンライン決済)」が2位
・10代には「PayPay(オンライン決済)」が人気で、男女によって利用動向は異なる
・2018年からの6年間でクレジットカード決済を最も利用する割合が物品購入時19.3%、デジタルコンテンツ購入時26.2%減少
・よく利用する決済手段がない場合、男女ともに55%以上が購入せず離脱する
・ユーザーはキャッシュレス決済に金銭的なベネフィットを求める


<調査結果>

よく利用する決済手段は男女ともに「クレジットカード決済」が1位、「PayPay(オンライン決済)」が2位

ECサイトで物品もしくはデジタルコンテンツを購入する際、よく利用する決済手段について尋ねたところ、男女ともに1位が「クレジットカード決済」(48%以上)、2位が「PayPay(オンライン決済)」(21%以上)。男性3位が「楽天ペイ(オンライン決済)」(約14%)、女性3位が物品購入の場合は「コンビニ決済」(12.1%)、デジタルコンテンツ購入の場合は「キャリア決済」(11.7%)という結果になりました。

10代には「PayPay(オンライン決済)」が人気で、男女によって利用動向は異なる

ECサイトで物品を購入する際、最も利用する決済手段について尋ねたところ、10代女性では「PayPay(オンライン決済)」が37%と最も選ばれており、それ以外の年代では男女とも年代が上がるごとに「クレジットカード決済」の割合が高くなる傾向にあることが分かりました。また、男性20代以降では「楽天ペイ」も選ばれているのに対し、女性30代以外では「コンビニ決済」も選ばれており、男女で決済手段の利用動向が異なることが分かりました。

    

デジタルコンテンツを購入する際、最も利用する決済手段について尋ねたところ、10代男女ともに「PayPay(オンライン決済)」が28%以上と最も選ばれており、それ以外の年代では男女とも年代が上がるごとに「クレジットカード決済」の割合が高くなる傾向にあることが分かりました。また、男性20~40代では「楽天ペイ(オンライン決済)」、男性10代と60代以上では「Google Pay」も選ばれているのに対し、女性20~50代では「キャリア決済」も選ばれており、デジタルコンテンツサイトとの親和性が高いことが分かりました。

2018年からの6年間でクレジットカード決済を最も利用する割合が物品購入時19.3%、デジタルコンテンツ購入時26.2%減少

過去4回(2018年度、2020年度、2021年度、2022年度)、同様の調査を行った結果と比較したところ、「クレジットカード決済」を選択する割合が2018年から2024年にかけて物品購入の場合は19.3%、デジタルコンテンツ購入の場合は26.2%減少しており、「コンビニ決済」も年々減少傾向にあることが分かりました。代わりに物品購入の場合は「PayPay(オンライン決済)」「楽天ペイ(オンライン決済)」「au Pay(ネット支払い)」「ポイント決済」「Amazon Pay」の割合が伸びており、デジタルコンテンツ購入の場合は「PayPay(オンライン決済)」「楽天ペイ(オンライン決済)」「Apple Pay」「Google Pay」「ポイント決済」の割合が伸びていることが分かりました。また、「キャリア決済」も根強い人気があることが読み取れます。

よく利用する決済手段がない場合、男女ともに55%以上が購入せず離脱する

ECサイトで物品もしくはデジタルコンテンツを購入する際、よく利用する決済手段がない場合どうするか尋ねたところ、物品とデジタルコンテンツどちらの購入時においても、55%以上と2022年度よりも多くの人がそのECサイトでは購入せず離脱する傾向にあることが分かりました。また、そのうち32%以上※2の人は他のECサイトもしくは実店舗で購入する意向があることから、購買意欲が高い人も決済手段が要因で離脱しており、ユーザーのニーズに応じた決済手段を取りそろえることは購買率を上げる重要な要素であると言えます。


※2 他のサイトで同じ商品を探して購入する、購入をやめる、実店舗で購入する人の合計から購入をやめる人を除いた数値

ユーザーはキャッシュレス決済に金銭的なベネフィットを求める

ECサイトで物品もしくはデジタルコンテンツを購入する際、キャッシュレス決済にどういったサービスや機能があれば嬉しいか尋ねたところ、支払い完了までの手間が少ないことや支払いスピードが速いことよりも、ポイント還元率の高さや手数料無料といった金銭的なベネフィットをキャッシュレス決済に求める傾向が高いことが分かりました。よりポイントの還元率が高く、チャージ時や分割払い時などに手数料なしで利用できるキャッシュレス決済が今後選ばれていくであろうことが予想されます。


SBペイメントサービス株式会社は、決済代行会社としてECサイトに必須の決済手段を数多く提供しています。オンラインビジネスを開始される事業者や決済手段のラインアップを拡充されたい事業者は、ぜひSBペイメントサービス株式会社へお問い合わせください。


調査結果の全文はこちらからダウンロードしてください。

物販サイト版:https://www.sbpayment.jp/internal/whitepaper/survey_netshop.pdf

デジタルコンテンツサイト版:https://www.sbpayment.jp/internal/whitepaper/survey_digital.pdf


著作権について

・本調査の図解/文章とも自由に転載していただくことが可能です。

・本調査の著作権は、SBペイメントサービス株式会社に帰属しますが、以下の利用条件を満たす方には利用を許諾します。


利用条件

1 情報の出典元として「SBペイメントサービス株式会社」の名前を明記してください。

2 出典元として、以下のURLへのリンクを設置してください。

   https://www.sbpayment.jp/news/press/2024/20240718_001374/

3 調査結果データの加工・改変はご遠慮ください。

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・その他、記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。


【会社概要】

SBペイメントサービス株式会社

代表者
代表取締役社長 兼 CEO 榛葉 淳
所在地
東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
設立
2004年10月1日
事業内容
決済サービス、集金代行および企業の計算事務代行、アクワイアリング(カード加盟店業務)事業、イシュイング(カード発行業務)事業
URL
https://www.sbpayment.jp/

 

【オンライン決済サービスに関するお問い合わせ】

SBペイメントサービス株式会社

お問い合わせフォーム
https://www.sbpayment.jp/contact/?argument=3qe9Sa9A&dmai=a5d1c838fbaef4

 

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