【出生率低下に対するZ世代の見解は?】都内在住のZ世代、8割...

【出生率低下に対するZ世代の見解は?】 都内在住のZ世代、8割以上が「出生率低下」を懸念  結婚を意識している約7割が、将来「子どもを持ちたい」意向

~約6割のZ世代から、別居婚に「肯定的」な声も! 結婚相談所「サンマリエ」が、Z世代の理想の結婚に関する意識調査を発表~

 株式会社サンマリエ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:横川 泰之)が運営する結婚相談所「サンマリエ」は、都内在住のZ世代(20~26歳)の男女105名を対象に、Z世代の理想の結婚に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。


Z世代の理想の結婚に関する意識調査


■調査概要

調査名称:Z世代の理想の結婚に関する意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年7月8日~同年7月9日

有効回答:「2023年度の出生数結果(※1)が、合計特殊出生率1.20(東京は0.99)ということを知っている」と回答した、都内在住のZ世代(20~26歳)の男女105名


※1|厚生労働省「2023人口動態統計月報年計(概数)」| https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/gaikyouR5houdou.pdf

※2|合計特殊出生率とは、15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの平均子ども数に相当します。本調査では、合計特殊出生率を「出生率」と表記します。

※3|構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。



■Z世代の8割以上から、合計特殊出生率が低下していることについて「心配」の声

 「Q1.あなたは、合計特殊出生率が低下していることに関して、どのように感じていますか。」(n=105)と質問したところ、「非常に心配」が32.3%、「やや心配」が48.6%という回答となりました。


Q1


・非常に心配:32.3%

・やや心配:48.6%

・あまり心配でない:12.4%

・全く心配でない:1.0%

・わからない/答えられない:5.7%



■合計特殊出生率が低下を心配する理由、「若年層の経済的負担が増すから」「少子高齢化がさらに加速するから」が上位に

 Q1で「非常に心配」「やや心配」と回答した方に、「Q2.心配に感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=85)と質問したところ、「若年層の経済的負担が増すから」が64.7%、「少子高齢化がさらに加速するから」が52.9%、「医療や介護の負担が増すから」が48.2%という回答となりました。


Q2


・若年層の経済的負担が増すから:64.7%

・少子高齢化がさらに加速するから:52.9%

・医療や介護の負担が増すから:48.2%

・経済規模が縮小するから:36.5%

・公的サービスや年金制度が持続不可能になるから:36.5%

・産業やサービスが継続できなくなるから:28.2%

・地域コミュニティが衰退するから:8.2%

・その他:1.2%

 ー23歳:将来の負担が増えるから

・わからない/答えられない:1.2%



■Z世代が考える、出生率が低下している原因、「経済的不安」「十分な子育て環境の不足」「仕事と子育ての両立の難しさ」など

 「Q3.出生率が低下していることの原因はどのようなことだと考えますか。(複数回答)」(n=105)と質問したところ、「経済的不安」が57.1%、「十分な子育て環境の不足」が46.7%、「仕事と子育ての両立の難しさ」が46.7%という回答となりました。


Q3


・経済的不安:57.1%

・十分な子育て環境の不足:46.7%

・仕事と子育ての両立の難しさ:46.7%

・結婚や子どもを持つことへの価値観の変化:38.1%

・結婚年齢の高齢化:37.1%

・子どもが好きではない人の増加:8.6%

・その他:1.9%

 ー22歳:結婚率の低下

・わからない/答えられない:4.8%



■「政府の支援の薄さ」や「女性の社会進出」などの原因も

 Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、出生率が低下している原因であると思われることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=100)と質問したところ、「政府の支援の薄さ」や「女性の社会進出」など64の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>

・20歳:政府の支援の薄さ。

・23歳:女性の社会進出。

・21歳:1人の時間が充実している。

・21歳:独身が一般的になったこと。

・25歳:社会的に忙しくなって、結婚に向けた活動に時間を割けなくなった。

・25歳:児童虐待が増えていることで自分が子どもを持つことに対して不安を抱いている人もいると思う。

・25歳:結婚の魅力がない。



■Z世代が考える理想の結婚年齢、「25歳以上~30歳未満」が57.1%で最多

 「Q5.理想の結婚年齢についてどのように考えていますか。」(n=105)と質問したところ、「25歳以上~30歳未満」が57.1%、「20歳以上~25歳未満」が12.4%、「結婚したくない」が10.5%という回答となりました。


Q5


・20歳以上~25歳未満:12.4%

・25歳以上~30歳未満:57.1%

・30歳以上~35歳未満:6.7%

・35歳以上~40歳未満:1.9%

・40歳以上:1.9%

・年齢について考えたこともない:5.7%

・結婚したくない:10.5%

・わからない/答えられない:3.8%



■理想の結婚相手に求める条件、第1位「一緒にいて安心できる」(61.7%)

 Q5で「結婚したくない」以外を回答した方に、「Q6.理想の結婚相手に求める条件は何ですか。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「一緒にいて安心できる」が61.7%、「経済的な安定」が45.7%、「金銭感覚の一致」が43.6%という回答となりました。


Q6


・一緒にいて安心できる:61.7%

・経済的な安定:45.7%

・金銭感覚の一致:43.6%

・一緒にいて楽しい:41.5%

・気を遣わない:38.3%

・家族との相性:21.3%

・共通の趣味や興味がある:19.1%

・外見:18.1%

・その他:0.0%

・特にない:2.1%

・わからない/答えられない:4.3%



■Z世代の約7割が、結婚後「子どもを持ちたい」意向

 Q5で「結婚したくない」以外を回答した方に、「Q7.あなたは結婚後、子どもを持ちたいと思いますか。」(n=94)と質問したところ、「はい」が67.0%、「いいえ」が14.9%という回答となりました。


Q7


・はい:67.0%

・いいえ:14.9%

・わからない/答えられない:18.1%



■将来子どもを持ちたいと考える理由、「子どもが好きだから」「両親に孫を見せたいから」が上位に

 Q7で「はい」と回答した方に、「Q8.将来子どもを持ちたいと考える理由を教えてください。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「子どもが好きだから」が38.1%、「両親に孫を見せたいから」が38.1%、「子どもと生活すると楽しそうだから」が30.2%という回答となりました。


Q8


・子どもが好きだから:38.1%

・両親に孫を見せたいから:38.1%

・子どもと生活すると楽しそうだから:30.2%

・妊娠・出産・子育てに興味があるから:25.4%

・自分の遺伝子を残したいから:25.4%

・老後が安心できるから:20.6%

・その他:1.6%

 ー22歳:一度しかない人生において多くのことを体験したい

・わからない/答えられない:3.2%



■Z世代の約6割が、別居婚に「肯定的」

 「Q9.あなたは別居婚についてどう思いますか。」(n=105)と質問したところ、「とても肯定的」が11.4%、「やや肯定的」が46.7%という回答となりました。


Q9


・とても肯定的:11.4%

・やや肯定的:46.7%

・やや否定的:13.3%

・とても否定的:14.3%

・わからない/答えられない:14.3%



■まとめ

 今回は、「2023年度の出生数結果(※1)が、合計特殊出生率1.20(東京は0.99)ということを知っている」と回答した、都内在住のZ世代(20~26歳)の男女105名を対象に、Z世代の理想の結婚に関する意識調査を実施しました。


 まず、Z世代の約8割が、合計特殊出生率の低下に対して「心配」と回答し、その理由としては、「若年層の経済的負担が増すから」(64.7%)、「少子高齢化がさらに加速するから」(52.9%)が上位を占めました。また、理想の結婚年齢については「25歳以上~30歳未満」が57.1%で最も多く、結婚相手に求める条件としては「一緒にいて安心できる」(61.7%)が最も重要視されています。さらに、「結婚したくない」と考えていない約7割のZ世代が、結婚後に「子どもを持ちたい」と回答し、その理由として「子どもが好きだから」(38.1%)や「両親に孫を見せたいから」(38.1%)が挙げられました。別居婚については、約6割が「肯定的」に捉えていることもわかりました。


 今回の調査では、Z世代の結婚観と合計特殊出生率低下に対する意識が明らかになりました。出生率の低下に対する懸念が強いことの背景には、Z世代が抱える経済的不安や、結婚・子育ての環境の整備不足の問題があると考えられます。今後は多様な家族形態に対応した社会制度の整備やワークライフバランスの改善、子育て支援サービスの充実など、若い世代が安心して結婚し、子どもを育てられる環境づくりが重要と言えるでしょう。これらの取り組みを通じて、Z世代の不安を軽減し、出生率の改善につながることが期待されます。



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■会社概要

会社名 : 株式会社サンマリエ

設立  : 1981年5月

代表者 : 代表取締役社長 横川 泰之

所在地 : 〒163-1440 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー40F

事業内容: 会員制による結婚相手の紹介、相談・パーティーの主催、

      旅行イベントの企画・運営・出会い・交際・結婚に関する教室、

      講座の運営・挙式、披露宴、及び新婚旅行の企画斡旋、

      図書・新聞の出版及び販売・上記に付帯する事業

URL   : https://www.sunmarie.co.jp/

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