SDGsに貢献!TC-Net、「衣類のMOTTAINAIを応援する」 繊維リサイクル異物除去作業の 福祉事業者向けコーディネートをスタート
“繊維to繊維”のリサイクルで「福祉の力」を集結させよう!
一般社団法人Textile Circular Network(テキスタイルサーキュラーネットワーク、所在地:大阪府泉大津市、理事長:木村 照夫、以下 TC-Net)は、障がい者福祉事業所を対象にした異物除去作業のコーディネートを2024年8月よりスタートしました。
■TC-Netとは
TC-Netは、繊維製品のリユース・リサイクルを促進する、循環型ビジネスモデルを創造する団体です。
主にリサイクル繊維製品の商品的価値や社会的価値の向上(アップリサイクル)を図り、必要な素材化、製品化、商品化への提案に関する事業並びに新たなビジネスモデルの構築と事業化やそれに伴う雇用を創出することで、地域経済、地域社会に貢献することを目的とし、活動しています。
京都工芸繊維大学の木村 照夫名誉教授が理事長を、大津毛織株式会社の臼谷 喜世彦社長、中古衣料品リユース・リサイクル事業のファイバーシーディーエム株式会社の泉谷 康成社長が副理事長を務め、企業・団体では大津毛織とファイバーシーディーエムのほか、日本通運、帝人フロンティア、上田安子服飾専門学校、障がい者福祉施設を運営する社会福祉法人 泉大津みなと会、協同組合関西ファッション連合(KanFA)、クリーニングのフランス屋本部、ディスプレー用品企画・制作のエー・ディーが参画。
また、当法人は東京都葛飾区や埼玉県和光市と「繊維to繊維」リサイクル促進と資源循環システム構築のための連携協定を結んでいます。
■事業内容
TC-Netは、回収した衣料から新たな衣料を生み出すコーディネートをいたします。
なかでも、繊維リサイクルの柱である異物除去作業を福祉事業者の方にお願いすることにも積極的に取り組んでおります。
より多くの福祉事業所が、その作業に携わることで日本の繊維リサイクルの発展と障がいをお持ちの方が、より良い生活環境を迎えるために工賃倍増の実現を試みています。
■障がいをお持ちの方の工賃を繊維リサイクルで倍増!
現在、全国に障がいをお持ちの方が通う就労継続支援B型事業所は約1万4,000か所あるといわれています。その就労継続支援B型の利用者は、令和2年3月時点で約27万人とされており、しかもその全国平均工賃(B型)は約17,000円と依然と低いのが現状です。しかし障がいのお持ちの方の生産力はこんなものではないと考えています。私たちは繊維リサイクルの異物除去作業を通して工賃を倍増することを実現していきたいと考えています。日本の繊維リサイクルの一端を福祉の力を集結することで担っていきたいと考えています。
実際に異物除去作業を行っている社会福祉法人 泉大津みなと会では月7トン~10トンの繊維リサイクル作業を行っており、繊維リサイクル作業をはじめる前の平均工賃は11,296円だったのがリサイクル作業を行った2023年度の平均工賃が25,247円と倍増することができています。
これは全国で、もっとも高い平均工賃を出している都道府県、徳島県の22,361円を大きく上回っています。
■TC-Netでは下記条件に限り、作業の斡旋・コーディネートを取り計らいます。
●コーディネート条件:泉大津市まで作業品を取りに来ていただける事業所様
※問い合わせ先よりご連絡ください。
※TC-Netへの入会不要。
私たちは、環境問題、社会問題、そして障がい者就労の問題を一緒になって取り組んでいただける仲間を募集しています。廃棄衣料の抱えている問題に対し、コスト、価値、社会意義に応えていくということを目的にこのコンソーシアムを作るだけでなく、リユース、リサイクルの過程では障がい者就労施設の方々にご協力いただき、SDGsの理念である“誰一人取り残さない”社会づくりにも貢献していこうと考えています。様々な得意分野を持った企業に参加していただき、連携して問題解決に取り組みます。
・入会案内
https://textile-c-n.com/index.php/nyukai/
■会社概要
団体名: 一般社団法人Textile Circular Network
(テキスタイル サーキュラー ネットワーク)
理事長: 木村 照夫(京都工芸繊維大学名誉教授 工学博士)
所在地: 大阪府泉大津市旭町17番24号
設立 : 令和4年4月
URL : https://textile-c-n.com/
MAIL : yosshin3710@gmail.com
プレスリリース添付資料
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