非住宅の「気密を学び・体験する in関西」を9月19日に開催 ビル・住宅等の建物の気密は後にも先にも「計画」が大事!
~関東エリアは満員御礼つき“追加開催”~
2024.08.05 09:30
ハイシマ工業株式会社(所在地:埼玉県さいたま市西区)と特定非営利活動法人PHIJP(所在地:東京都港区)は、大規模の気密測定の考え方・体験などを通じて気密測定についてより理解していただき、建物の断熱性能の向上を目指す目的として「気密を学び・体験する in関西」を兵庫県神戸市にて2024年9月19日(木)に開催します。
イベント詳細: https://haishima.co.jp/
■「気密を学び、体験しよう」開催背景
昨今、エネルギ―の需要が増大していますが、エネルギー価格高騰や気温上昇による起因が大きく、その状況を踏まえ世の中ではSDGsが唱えられています。
デザインもさることながら、省・再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会が求められる中で、国内外での建物や消費エネルギーに関する認証制度が増え、建物性能の明確化が進んでいます。
【日本の動向と海外の差】
日本においても建築物の気密(漏気)の問題が注目を集めています。
建物の構成の中で重要なポイントでは、主に欧米など認証団体に必要な大まかな構成要素として、断熱性能、窓・ドア等の性能、気密性能、熱交換換気性能、外部からの日射取得に対する性能です。そして、この中でUA値(外皮平均熱貫流率)という言葉はよく聞くようになってきています。こちらは、建物内部から外部へと逃げる熱量を示す指標で、断熱性能が高いほど逃げる量は減ります。
また同じように、似たような性質で気密(漏気)という見方があります。快適性を左右する一番問題になる湿度は、高いところから低いところに流れるという性質で(図-1 参照)以下のようなデータもあります。
図-1 参照
1インチ(約2.5センチ角)四方での穴でこれほど入ってしまうことは大変なことであり、これに風や空気の重さ自体で変化も増えることも考えられます。
このために、空調計画も最大限の容量を確保しなければならず、予算の増大が見込まれます。また、計画の大幅な変更なども予想されるという事も考えられます。
このような考えは徐々に認識されるようになってきていますが、専門的なコンサルタントと計画打合せが必要になります。
これらの問題点は高断熱・高気密に建物が増えてきたことにより、物理的に理解が深まったことがあります。
この考え方は、ビル建築に限らず高性能になればなるほど、建物建てる場所、高さ向き、近隣する建物等の影響までも計算されないとわからないものです。
【第1回を開催した反響】
非住宅(ビル)に関する「気密を学び・体感する」を関東地区で開催したところ、定員を超える多くの皆様(設計事務所様、大手ゼネコン様、コンサルタント様、他建材メーカー様、一般の方々)の参加をいただき、理解が深まったとのお言葉をいただきました。
関西エリアでも開催してほしいとのご要望に応え、この度、関西エリアにおいて計画することになりました。ぜひお早めにご登録いただけますようお願いいたします。
図-2 気密を学ぶパンフレット
■開催概要
開催日 :2024年9月19日(木)
会場 :JR垂水駅集合
兵庫県神戸市垂水区内の住宅1棟 (詳細は当日お伝えします)
移動手段:現地へは公共交通機関での移動お願いします。(バスなど)
※交通費は参加費に含まれておりません。
概要 :第1部 講演
第2部 気密体験会
費用 :会員 15,000円(税込)
一般 20,000円(税込)
お問い合わせ 二次元コード
■会社概要
商号 : ハイシマ工業株式会社
代表者 : 代表取締役 はい島 一弘※
所在地 : 埼玉県さいたま市西区二ツ宮304番地1
設立 : 1953年(昭和28年)2月
事業内容: 総合建設業
資本金 : 5,000万円
URL : https://haishima.co.jp/
※「はい」は正しくは草冠に「配」
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