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アリソン1000シリーズ(TM)、2000シリーズ(TM)  インド生産 累計出荷台数10万台を達成

中・大型商用車向けオートマチックトランスミッションの世界最大手メーカー、アリソントランスミッションの日本法人であるアリソンジャパン株式会社(取締役:ブライアン・ジーゼルハート)は、世界に3カ所展開するアリソン製造拠点の一つ、インド・チェンナイ工場で生産された、中型トラックを中心に搭載されるアリソン1000シリーズ(TM)と2000シリーズ(TM)が累計出荷台数10万台を達成したと発表しました。


インド・チェンナイ工場生産 累計出荷台数10万台目 アリソン2000シリーズ


インド・チェンナイ工場で生産された10万台目のアリソン2000シリーズ(TM)は、2024年5月16日に、OEM向けにカスタマイズを行うアリソンディストリビューターのアスカテクノス株式会社に納品されました。記念すべき10万台目のアリソン2000シリーズ(TM)は、いすゞのオーストラリア市場向けFシリーズに搭載されるよう、アスカテクノスで必要なアクセサリー類を取り付け、6月25日に出荷されました。アリソントランスミッション欧州、中東アフリカ、アジア太平洋、南米地区セールス バイス・プレジデントのハイディ・シューティとアリソンジャパン株式会社取締役兼アリソントランスミッション アジア太平洋地区セールス エグゼクティブディレクター、ブライアン・ジーゼルハートは、インド・チェンナイ工場累計出荷台数10万台を記念し、アリソン2000シリーズ(TM)のミニチュアモデルをいすゞ自動車株式会社 常務執行役員 購買部門EVPの上條晃様に贈呈しました。


いすゞ自動車の上條常務執行役員は、「長年にわたりアリソンジャパンからは国内市場向けの中・大型路線バスや防衛省向けトラック、海外向けにはオーストラリア市場を中心としたトラックに搭載するフルオートマチックトランスミッションを納品いただいています。国内の路線バス市場では、スムーズなシフトチェンジがエンドユーザー様から高く評価いただき、市民の足となる路線バスの定時運行を共に支えています。海外の市場では、マニュアルトランスミッションを運転するドライバーが減少するに従い、2ペダル化が浸透している中で、フルオートマチックトランスミッションの普及が広がっています」と述べました。


アリソンのシューティは、「2022年に日本法人設立50周年を迎えたアリソンジャパンの日本市場における最初のアリソン製AT搭載車は、1974年5月にAT540を採用したいすゞ自動車製の中型トラック『フォワードSBR』です。それ以来、国内外のトラック・バス向けにもアリソン製品を提供し、いすゞ自動車様とは長年にわたり強固なパートナーシップを構築しています。トルクコンバーターによって発進トルクの増幅効果に加え、Continuous Power Technology(TM)で息継ぎのないスムーズなシフトチェンジを実現しながら、パワフルな走行性能を発揮するアリソンのフルオートマチックトランスミッションは、エンジンの小型化が主流の今、その存在感を増しています。今後も購買部門や開発部門の皆様と対話を重ねながら製品開発に取り組んでまいります」と述べました。


アリソンディストリビューターのアスカテクノス株式会社 代表取締役社長 川野順也氏は、「中・大型路線バスに搭載されているアリソンTモデルを中心に年々出荷台数が増加している中で、このたびインド・チェンナイ工場生産のアリソン1000シリーズ(TM)、2000シリーズ(TM)累計出荷台数10万台目という節目に立ち会うことができ、嬉しく思います。我々は海外から入荷するアリソン製ATをOEM各社様向けにカスタマイズする事業と、エンドユーザー様がお使いの製品のアフターサービスを提供する事業を展開しています。両事業を通じて、ニーズに迅速に対応するだけでなく、アリソンジャパンと密なコミュニケーションを図り、より良い製品づくりの一端を担っています。従業員の約半数がアリソンの認定メカニックとして安定したアフターサービスを提供できる体制を整えており、中日本のアリソンサービスディーラーのサポート及びメカニックを養成する重要な役割も担っています」と述べました。


アリソンジャパンは、これからも全国に広がるアリソンのサービスネットワークと密に連携しながら、いすゞ自動車様をはじめとしたOEMメーカー各社と協力し、お客様の生産性向上に資する製品、アフターサービスを提供してまいります。

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