2024年8月1日 ― ジャパン・トゥエンティワン株式会社（本社：愛知県豊橋市、以下：J21）は、海外パートナーであるビーマー社（Beamr Imaging, LTD.、NASDAQ：BMR、本社：イスラエル）が「SIGGRAPH 2024（※1）」にて、Oracle Cloud Infrastructure（OCI）（※2）を用いた、3Dデザインからレンダリングされた高解像度動画を軽量化するデモンストレーションを実施することをお知らせいたします（※3）。

※1 https://s2024.siggraph.org/
※2 https://www.oracle.com/jp/cloud/
※3 https://finance.yahoo.com/news/beamr-optimizes-high-quality-video-114500427.html

複雑な3Dデザインの視覚化をチームメンバーや顧客、ステークホルダーと共有する際に動画は最適なメディアですが、3Dモデルのすべてのディテールを捉えるには、高解像度であることが必須です。低解像度の動画では、3Dモデルに含まれている複雑なディテールや、テクスチャ、形状、正確な光と影の表現を明確に表現することができないからです。結果として、巨大な動画ファイルを生成することになり、同ファイルの配布や再生環境が大きな課題となっています。

2024年6月よりOCIでの提供が開始された（※4）「Beamrビデオクラウドサービス（※5）（以下：Beamrクラウド）」は、このような課題に対しても役立つ現実的なソリューションです。2024年7月30日から8月1日まで開催される「SIGGRAPH 2024」のOracleブース（※6）にて、OpenUSDベースのシーンからNVIDIA Omniverse（※7）上で作成およびデプロイされた動画を元の容量の4分の1にまで軽量化する様子をご覧いただけます。

※4 https://newscast.jp/news/6964189
※5 https://newscast.jp/news/4017839
※6 https://siggraph24.mapyourshow.com/8_0/floorplan/?hallID=A&selectedBooth=733
※7 https://www.nvidia.com/ja-jp/omniverse/

「Beamrクラウド」は、ビーマー社独自のコンテンツアダプティブビットレート（CABR）技術によって実現されています。CABRは、13年にわたる研究開発の成果であり、2021年には「テクノロジー&エンジニアリング・エミー賞」を受賞（※8）しています。本サービスは、動画ファイルのサイズやコストを大幅に削減しつつ、オリジナルのすべてのピクセル、すべての色、すべての動き、を維持することを目標としています。あたかも映像の専門家が1フレーム1フレームを検証したかのような最適化を全自動で行うサービスであり、ビデオの視覚的品質を変えずにファイルサイズを30%から50%軽量にすることで、クラウドストレージや、ネットワーク帯域、CDNのコストを削減することが可能です。

※8 https://www.calcalistech.com/ctech/articles/0,7340,L-3889736,00.html

Oracle Cloud Marketplace（※9）では、NVIDIA L40S GPU（※10）によってアクセラレーションされた「Beamrクラウド」を簡単にご利用いただけます。簡単に動画ライブラリを接続できる、スケール可能な動画軽量化ソリューションを是非お試しください。

※9 https://cloudmarketplace.oracle.com/marketplace/ja_JP/listing/168175902
※10 https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/l40s/

J21では、大手ポータルサイト運営事業者様を中心に、ビーマー社ソリューションを10年以上に渡り提供してきました。今後も同社のソリューションを国内企業に安心してご利用いただくことに注力してまいります。

イスラエルのヘルツェリアに本拠を置くNASDAQ上場企業で、コンテンツアダプティブビデオソリューションの世界的リーダーです。「テクノロジー&エンジニアリング・エミー賞2021」や「Seagate Lyve Innovator of the Year 2021」を受賞、53件もの関連する取得特許に裏付けられた同社の軽量化技術は、視覚的品質を維持したまま最大50%のビットレート削減を可能にします。
Web：https://www.beamr.com

1992年9月に創業し、“イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネス開発を日本で展開。主な取り扱い製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、車両の運行情報を管理・分析するフリートマネジメントシステム「イトラン」、タブレットの盗難防止製品「コンピュロックス」、聴力アシスト機能付き無線イヤホン「BeHear® ACCESS」、衛星画像データを活用した水道インフラ管理・更新のための「アステラ製品」、視覚的品質を維持したまま動画のファイルサイズを削減する「Beamrビデオクラウドサービス」などがあります。
Web：https://www.japan21.co.jp/

※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京本社：東京都渋谷区神宮前6-19-13 J-6ビル4F
Tel：03-6775-7450
E-mail：beamr@japan21.co.jp
Web：https://beamr.japan21.co.jp/