Z世代がしまなみ海道のご当地グルメ開発!? 万田発酵×大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校の 産学連携プロジェクト始動
ミッションは「万田酵素を使って売れるカフェメニューを開発せよ!」
植物発酵食品「万田酵素」シリーズを製造販売する万田発酵株式会社(本社:広島県尾道市、代表取締役社長:松浦 良紀)は、この度、大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校(所在地:大阪市西区、学校長:内山 加代子)との産学連携カリキュラム「企業プロジェクト」に参画しました。同校の食&マネジメント科2年 カフェ総合マネジメントコース・農業&創作料理コースの学生17名が、プロの講師の指導を受け、食材やコスト、提供環境など様々な条件に配慮しながら、「万田酵素ペーストを使用した、万田発酵本社HAKKOゲートカフェ用のセットメニュー」を考案します。
プロジェクトのキックオフイベントとして、2024年3月1日には、同校にてオリエンテーションを実施しました(写真)。万田発酵株式会社カスタマーエクスペリエンス部の橋本が、万田酵素や万田発酵の事業について紹介した後、本社に隣接するHAKKOパークの各施設や来場者数、HAKKOゲートカフェの営業時間や座席数、現在のメニューなどを説明。そして、今回の課題における条件やリクエストを伝えました。今後は、一次プレゼンテーションやモニター販売を経て、10月に最終審査が行われます。
《本プロジェクトへの期待》
■万田発酵株式会社 カスタマーエクスペリエンス部 マネージャー 橋本 洋
万田酵素は発酵食品のため独特の風味を有しており、お客様にいかに美味しく召し上がっていただくか、HAKKOパークでも新メニューの開発に常に苦心しています。オリエンテーションでは、熱心にメモを取られたり、たくさん質問していただいたりと、学生の皆さんの熱意がひしひしと伝わってきました。難しい素材かと思いますが、若い世代の斬新なアイデアによって、しまなみ海道の新しいご当地グルメが誕生するのでは!?と非常に楽しみにしています。
■大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校 担当講師:九鬼
このプロジェクトを通じて、学生たちが万田酵素の特性を活かし、創造力と実践力を存分に発揮することで、HAKKOパークの新たな魅力を発信できることを心から楽しみにしています。学生たちの革新的なアイデアと情熱が、多くの人々を引きつける魅力的なメニューを生み出すと確信しています。
◆依頼内容
【課題案】
万田酵素ペーストを使用した、万田発酵本社HAKKOゲートカフェ用のセットメニュー(ドリンク・デザート・フード)
【依頼事項】
・「万田酵素プラス温 発酵しょうが」または「万田酵素 MULBERRY」を使用
※両方使用でも可、1日分の目安1包2.5gを使用(セットトータル、メニューごとでも可)
・価格(税抜):セットで2,000円以下を想定
※内訳:フード1,000-1,500円、デザート300-500円、ドリンク300-500円
・現在提供しているメニューと重複しないこと
・提供時間10分以内(仕込みのぞく)
・生の海産物は使用不可
・原則、現状の食器類を使用
・繁忙期(5、8、11月)のいずれかの時期に1-2カ月の期間限定で提供し、売れ行きによっては定番化
※想定時期によってはクリスマスやハロウィンなどテーマを設けるのもあり
◆今後のスケジュール
~2024年6月試作意見交換会(一次プレゼンテーション)~
オリエンテーションでの質疑応答や企業研究、販売価格や原価率などの依頼事項を踏まえ、学生たちが商品コンセプトを検討。試作メニューを万田発酵担当者が試食し、感想や課題、改善点など意見交換を行います。
~2024年9月モニター販売~
改善した試作メニューを専門学校のカフェ実習室にて販売(期間限定)。試食された一般の方から貴重なご意見をいただき、更なるブラッシュアップを図ります。
~2024年10月最終試食審査~
万田発酵担当者の前で、学生たちは自身の考案したメニューのセールスポイントを最終プレゼン。実食審査を経て、最終的に商品化の可能性があるものを1-2点選出します。
○見事最終審査をクリアしたメニューはHAKKOゲートカフェで販売(期間未定)
○最終審査で選ばれた学生には万田酵素や因島の良さをもっと知っていただけるように本社(因島)へご招待!
◆万田酵素とは
万田酵素は、日本国内を中心に選びぬかれた果実類、穀類、海藻類、野菜類の「果穀藻菜」、さまざまな気候風土で生き抜いた53種類以上の植物性原材料を使用し、発酵・熟成の過程では加熱しない「常温発酵」に、保存料・着色料・香料はもちろん水さえも加えない「自然発酵」にこだわり、3年3ヵ月以上もの時間をかけて発酵・熟成させた植物発酵食品です。果実などは皮や種までまるごと発酵・熟成させています。食生活改善から健康を目指す方にお勧めする商品です。
発売から40年経った現在まで多くのお客様にお買い求めいただいており、累計出荷個数は5,100万個※1を突破しております。また、「万田酵素プラス温 発酵しょうが」は、23,000人のフードアナリストが審査する2024年4月第74回ジャパン・フード・セレクションにて、最高評価のグランプリを受賞しました。
※1 万田酵素シリーズ累計出荷数/自社調べ(2024年1月末現在)
◆大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校「企業プロジェクト」とは
飲食業界で即戦力となる人材育成を目指す同校の授業の一つで、企業から出す課題(テーマ)を理解し、食材選びやコストに配慮しながら、学生たちがプロの講師の指導のもと、メニューを開発していく体験型演習。クライアントのニーズを的確に把握し、味・見た目・価格など様々な観点からクライアント、そして消費者の方に喜ばれる商品を提案するというプロの仕事を実践的に学ぶことができます。中には商品として採用され、実際に店頭やイベントで販売される商品も少なくありません。
企業プロジェクト紹介サイト: https://www.culinary.ac.jp/education/project.html
◆万田発酵「HAKKOパーク」とは
万田発酵本社に隣接するHAKKO(発酵)を学べる入場無料のテーマパークです。島、海、山といった因島の自然環境をいかし、見て触れて食べて遊びながら「発酵」を体験できるよう、ショップやカフェを備えた「HAKKOゲート」、万田酵素を知る特別ムービーを上映する「HAKKOホール」、ジャンボ大根を間近で見ることができ植栽や錦鯉・ヤギとも触れ合える「HAKKOガーデン」、万田酵素の実際の工場を見学できる「HAKKOファクトリー」で構成されています。
またスタッフは、HAKKOガーデンにおける緑地の維持管理、周辺地域のクリーン活動などの環境保全活動に取り組んでいます。HAKKOパークは、公益財団法人都市緑化機構が運営する「SEGES都市のオアシス」※2に2019年より認定されており、また「生物多様性のための30by30アライアンス」※3に参加しています。
※2 SEGES(シージェス、社会環境貢献緑地評価システム)は、民間事業者が所有、管理する緑地の価値、その取り組みが市民や環境、社会にとっていかに素晴らしいものなのかを客観的に評価する「緑の認定」制度です。3つの認定部門『そだてる緑』『つくる緑』『都市のオアシス』で構成されています。そのうち『都市のオアシス』とは、快適で安全な都市緑地を提供する取り組みを認定する制度で、都市のアメニティに特化した緑地機能を評価する部門です。緑化面積の要件は設定せず、きれいな草花や景色、木陰、広々とした芝生、せせらぎやひだまりなど、みどりの恵みを五感で感じられる空間を重視し、都市の中で憩いの場となる質の高い緑地空間を認定しています。
※3 2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させるというゴールに向け、陸と海の30%の保全を目指す国際約束(30by30)の達成に向けて、オールジャパンで進めるために設立された、環境省をはじめとする行政・企業・NPO法人などの有志連合です。
◆会社概要
万田発酵株式会社
所在地 :(本社)広島県尾道市因島重井町5800-95
代表者 :代表取締役社長 松浦 良紀
設立 :1987(昭和62)年6月3日
事業内容:健康食品等の製造及び販売
<コーポレートサイト>
<オンラインショップサイト>
<HAKKOパークサイト>
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