清澄庭園「防災展~震災教訓から学ぶ~」を開催します(8/24...

清澄庭園「防災展~震災教訓から学ぶ~」を開催します(8/24~9/1)

未曽有の災害から人々を守った庭園で防災知識を深める

シイ、クス、エノキ、イチョウ、タブなど耐火性の高い樹木に囲われた清澄庭園
シイ、クス、エノキ、イチョウ、タブなど耐火性の高い樹木に囲われた清澄庭園
9月1日は「防災の日」です。
大正12(1923)年9月1日に発生した関東大震災では、清澄庭園でも大泉水の南岸に建つ数寄屋造りの涼亭を残し、建物、庭木の大半が焼けてしまいましたが、猛火を避けこの庭園に避難した約一万人を、大きな池と焼け残った樹木によって助けることができました。
未曽有の大災害から多くの人々を守ったこの庭園で、防災知識を深めることを目的とした防災展を実施します。
震災当時の被害状況や緑地の持つ防災機能を学ぶとともに、昨今の地震をはじめとする自然災害などを知る機会として、ぜひ皆さまでお出かけください。

1. 日時

令和6年8月24日(土)~9月1日(日) 9時~16時30分

2. 場所

清澄庭園 大正記念館(東京都江東区清澄3-3-9)

3. 参加方法

自由参加 ※事前申込不要です。

4.内容

(1)動画視聴コーナー

日時:期間中毎日
内容:昨年8月22 日~9月10日に実施した「関東大震災100年パネル展」を基に編集したスライドショー、DVDをご視聴いただきます。
動画視聴コーナー(イメージ)
動画視聴コーナー(イメージ)

(2)展示コーナー

日時:期間中毎日
内容:防災に役立つ普及展示を行います。
展示コーナー(イメージ)
展示コーナー(イメージ)

(3)応急救護体験コーナー

日時:8月25日(日)13時30分~15時
内容:AED・心肺蘇生法を東京消防庁深川消防署員、深川消防団員が実践指導します。
参加方法:自由参加(開催時間内どなたでも体験いただけます)
※参加者には「防寒用アルミシート」を進呈 


(4)ひと涼み処

日時:期間中毎日
内容:会場の一角を「ひと涼み処」として開放します。皆さまで譲り合いながら、涼しい場所でご休憩ください。
会場となる「大正記念館」 正面入口
会場となる「大正記念館」 正面入口

5.詳細情報

詳細情報は公式HP及び公式X(旧Twitter)にてお知らせいたします。
■清澄庭園公式HP https://www.tokyo-park.or.jp/park/kiyosumi/
■清澄庭園公式X(旧Twitter) https://x.com/KiyosumiTeien

6.その他

・清澄庭園は、池(大泉水)の護岸補修工事のため、現在、排水前より40cm程水位が低くなっています。この状態は9月までを予定しています。普段よりも水位が低い景観となっていますので、園内及び集会施設をご利用の際には、予めご了承いただきますようお願いいたします。
・ご来園前に清澄庭園公式HP・公式X (旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。
・都立庭園は皆様の安全に配慮しながら、節電して営業しています。電力をHTT(減らす・創る・蓄める)する取組に、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

清澄庭園について

都指定名勝。江戸時代、下総国関宿藩主・久世(くぜ)大和守(やまとのかみ)の下屋敷だったこの邸地一帯を、明治11(1878)年に岩崎彌太郎が買い取り、社員の慰安や貴賓を招待する場所として、明治13(1880)年に「深川親睦園」として開園しました。彌太郎亡き後、弟の彌之助、息子の久彌により造園工事が進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、周囲には全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」が完成しました。
なお、昭和20(1945)年3月の東京大空襲の時にも避難場所として多くの命を救いました。

【開園時間】9時~17時(最終入園は16時30分)
【休園日】12月29日~1月1日
【住  所】江東区清澄3-3-9
【交  通】都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線 清澄白河駅 A3出口から徒歩3分
※駐車場はございません。
【入園料】一般 150円  65歳以上 70円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
【問い合わせ先】清澄庭園サービスセンター 電話:03-3641-5892
【庭園ガイド】土・日曜日・祝日 11時・14時(各回約60分程度)※荒天中止
集合:サービスセンター前  参加費:無料
周辺マップ
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園内マップ
園内マップ

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