「錬金術」実現に向けて最後の挑戦! 目標額1,000万円達成のクラウドファンディングが〆切間近! サイエンスアーティスト市岡元気、9月30日まで支援募集中
~水銀から金を生成する画期的プロジェクト~
2024.09.19 14:45
サイエンスアーティストで登録者100万人超の教育系YouTubeチャンネル「GENKI LABO」( https://www.youtube.com/@GENKILABO )を運営する株式会社GENKI LABO(東京都中央区/代表:市岡元気)は、7月26日から開始した新ラボ設立のためのクラウドファンディングが9月30日の〆切を迎えるにあたり、プロジェクトのもうひとつの核心である「錬金術」実験の詳細を公開しました。
現在、支援総額が第2目標の1,000万円を超え、この勢いに乗り第3目標の2,000万円を目指します。
プロジェクト画像
「錬金術」で水銀を金に
■現代科学による「本物の錬金術」の実現
本プロジェクトの最終目標は、かつて多くの科学者が夢見た「錬金術」、すなわち金以外の物質を金に変える実験の実現です。現代の核変換技術を用いることで、理論上は可能とされているこの実験に、GENKI LABOが挑戦します。
■実験の科学的背景と方法
水銀の同位体を用いて、「核変換技術」により安定な金を生成する画期的な方法を採用します。
・使用する原料:水銀(Hg)の安定同位体196Hg(自然界の水銀に0.15%含まれる)
・変換プロセス:196Hgに中性子を照射 → 197Hgを生成 → 自然崩壊により197Au(安定な金)に変換
・目標:肉眼で確認できる量の安定な金(197Au)の生成
原子炉錬金術の原理
■本プロジェクトの課題
安全性の確保と高コストが主な課題となります。
・安全性の確立:核変換過程で生じる可能性のある放射性物質の管理(より安全性の高い196Hgを使用予定)
・高コスト:196Hgの同位体濃縮に1mgあたり約50万円の費用が必要
本プロジェクトの課題
■本プロジェクトの意義
本プロジェクトを通じ、より多くの子どもたちに最新の科学に興味を持っていただくことで、科学教育の促進と日本の科学技術力向上、さらには医療分野への貢献へもつなげたいと考えています。
・科学の夢と可能性を子どもたちに示す
・日本の科学技術力向上への貢献
・「核変換技術」のがん治療薬開発への応用可能性
・市岡元気からのコメント:
「この実験は純粋な科学のロマンを追求するものです。2,000年以上前から科学者が夢見てきた錬金術を、現代の科学技術で実現させたい。そして、このプロジェクトを、科学の力で日本を元気にする第一歩にしたいのです。〆切間近ですが、一人でも多くの方にご支援いただき、共に科学の新たな地平を切り開きませんか。皆様のご支援で、子どもたちの未来を明るくする実験室を作り上げましょう!」
サイエンスアーティスト市岡元気
■本プロジェクトの専門家との協力体制
本プロジェクトは、「原子炉錬金術」を15年前に発案した東京都市大学 工学部 原子力安全工学科の高木直行教授の協力を得て進められます。高木教授は現在、この核変換技術をがん治療薬の開発にも応用しており、本プロジェクトが将来的な医療技術の発展にも寄与する可能性があります。
東京都市大学 高木直行教授
■クラウドファンディング詳細
<クラウドファンディングURL>
https://camp-fire.jp/projects/view/764890
<期間>
2024年7月26日~9月30日
<目標>
【達成済】STEP1(400万円):ラボの背景セット完成
子どもたちが科学者に憧れるような本格的なラボを作ります。
子どもたちの実験教室イメージ
【達成済】STEP2(1,000万円):子どもたちの実験教室完成
「子ども達が自由に実験を楽しめる場」「科学者や研究者の卵を育てる場」を作ります。
ラボの背景セットイメージ
・STEP3(2,000万円):錬金術への挑戦(原子炉中性子の放射捕獲反応)
水銀を金に変える本物の錬金術を行います。
錬金術への挑戦
■組織概要:株式会社GENKI LABO
代表の市岡元気は、サイエンスアーティストとしてYouTubeチャンネル「GENKI LABO」を運営し、100万人以上の登録者を持つ教育系YouTuberです。東京大学未来ビジョン研究センターの客員研究員としても活動し、科学技術を通じて日本の未来を明るくすることを目指しています。
所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-16 銀座Wallビル UFC5階
ホームページ: https://sciencegenki.com/
お問い合わせ: https://tinyurl.com/2amd64cy