税理士法人が評価サービスに金融工学の手法を導入
報道機関各位 2006年3月1日
プレスリリース プルータス・コンサルティングLLP
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プルータス・コンサルティングLLP
『税理士法人が評価サービスに金融工学の手法を導入』
5月施行の新会計基準で高まるストックオプション評価のニーズに対応
http://www.plutuscon.jp
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プルータス・コンサルティングLLP(所在地:東京都中央区)は、2月27日を
もって正式に辻・本郷税理士法人グループである
中央シーエスアカウンティング株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:
金子 寿一)と業務提携契約を締結いたしました。
当該契約の内容は下記の通りです。
【業務提携の概要】
中央シーエスアカウンティング株式会社が、従来からの株式評価等の評価
サービス事業に加えストックオプション評価サービスを拡充するため、
金融工学の手法を導入すべくプルータス・コンサルティングLLPと業務提携の
締結に至りました。
【業務提携の背景】
「ストックオプション会計基準」の施行やこれに対応する税制改正に伴い、
ストックオプション評価サービスのニーズが高まっています。
このような環境のもと、辻・本郷税理士法人グループは評価サービスに
金融工学のノウハウが必要であると判断し、今回の提携に至りました。
【業務提携の内容】
今般プルータス・コンサルティングは、辻・本郷税理士法人グループである
中央シーエスアカウンティング株式会社と、次に掲げるサービスを共同展開
すべく業務提携を締結いたしました。
(1)ストックオプションの評価業務
(2)CSO※を用いた新株予約権のカスタマイズ
(3)PVA※モンテカルロ・シミュレーションを使った株式価値評価
※CSO(Customized Stock Option)
新株予約権にデリバティブ理論を応用させた条件を付加させ、発行企業の
ニーズに合わせた新株予約権をカスタマイズ・設計する。
※PVA(Practical Valuation Analysis)
事業計画のリスクの大きさを株式価値に反映させ、一元的な株式価値ではなく
予想した株価が実現される確率なども算出。また感度分析により、株式価値に
影響を与えるバリュー・ドライバーを見極める。
【業務提携の効果】
(1)中央シーエスアカウンティングが持つ評価業務のノウハウに、
プルータス・コンサルティングが持つ金融工学のノウハウを組み合わせ、
質の高い評価サービスが提供できるようになりました。
(2)この提携により、ストックオプションの会計問題を解決するだけでは
なく、有償発行による新株予約権の税務問題等、資本政策のソリューション
サービスの充実が可能となりました。
【業務提携会社の概要】
名 称:中央シーエスアカウンティング株式会社
事業内容:会計・人事等のコンサルティング、アウトソーシング
設 立:1990年1月
所在地 :東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービル30F
代表者 :代表取締役 本郷 孔洋
資本金 :9,000万円
社員数 :公認会計士、税理士、社会保険労務士を中心にグループで300名
補足:ストックオプション会計について
ストックオプションの評価については、2005年10月に
「ストック・オプション等に関する会計基準(案)」が発表になって以来、
一部の公認会計士グループを中心に行われてきました。その中でも
プルータス・コンサルティングは、公認会計士と金融工学の専門家が共同で
事業を行うことで、評価のみならずストックオプションのデリバティブ開発
(CSO:Customized Stock Option)の独自設計を行っております。
【プルータス・コンサルティングLLPについて】
プルータス・コンサルティング(旧LLP事業価値研究所)は、公認会計士の
専門的能力に金融工学の手法を組み合わせることによって、多面的な
株主価値の分析を実現させた専門コンサルティング集団です。
ストックオプションのカスタマイズ、事業価値評価を始めとした多岐に
わたる資本政策により、独自のソリューションを展開しております。
【パートナーの紹介】
◆棟田 裕幸(むねた ひろゆき)
1978年 明治大学商学部卒業。
1985年 青山監査法人・プライスウォーターハウス(現中央青山監査法人)に入社。
1989年 公認会計士登録、三優監査法人に移り、中堅企業の株式上場指導に従事。
1993年 社員就任。
1995年 棟田公認会計士事務所を開設、中堅・中小企業の税務業務、財務体質
改善コンサルティング業務等に従事。
1999年 有限会社赤坂マネジメント・コンサルタント設立。「資本戦略」を中心
テーマに、株式公開のための資本政策策定、キャッシュフロー経営を
主眼とした月次決算体制確立のコンサルティング業務、株価評価業務
を行う。
※著書:『詳説 自社株評価Q&A』(共著、清文社)
『新版「資本の部」の実務』(共著、新日本法規)
『税務弘報』、『T&Amaster』等の雑誌に多数執筆。
「新株予約権による企業買収防衛策」(共著、中央経済社)が3月に
上梓予定。
◆野口 真人(のぐち まひと)
1984年 京都大学経済学部卒業。その後みずほ銀行(旧富士銀行)に入行。
1990年 JPモルガン・チェース銀行に転職し、大手メーカーや機関投資家に対す
るデリバティブ商品の運用アドバイスや外国為替ディーリングに携わる。
1997年~1999年 3年連続最優秀デリバティブセールス(ユーロマネー誌)に
選ばれる。
2002年 ゴールドマン・サックス証券会社の外国為替部部長に就任、大手機関
投資家の運用戦略コンサルタントとして従事する。
2004年 株式会社リーベンマイスターを設立。
また同時に、社会人向けMBAスクールの草分けであるグロービスマネジ
メントスクールと業務提携し、ファイナンスの講義も受け持つ。
2005年 事業を拡大し、ファイナンス分野に特化した複合的コンサルティング
ビジネスを展開。
※著書:「新株予約権による企業買収防衛策」(共著、中央経済社)が3月に
上梓予定。
現在は「ストックオプション会計とその評価手法」(共著、税務研究会)
を執筆中。
◆中嶋 克久(なかしま かつひさ)
1984年 中央大学商学部卒業。
1985年 青山監査法人プライスウォーターハウス(現中央青山監査法人)に入社。
1989年 公認会計士登録。監査法人において証券取引法監査、商法監査、学校
法人監査、財団法人監査、外資系日本法人の米国基準決算の監査等を
行う。また、上場準備会社の監査および上場準備のためのアドバイザ
リー業務も行う。
上記の公認会計士業務に加え、ジャフコへの出向によるベンチャー企業
のコンサルティング業務(93年~95年)
法人営業サポートを目的に野村證券に駐在・実施したアドバイザリー
業務(00年~02年)
預金保険機構への出向による金融機関等の株式等(ピーク時12兆円)の
引受・管理・処分業務(02年~04年)を経験した。
2004年 7月に監査法人を退職し、公認会計士ならではの経営管理の視点から捉
えた資本政策等の提言、株式・新株予約権の評価業務、金融機関向けの
資本政策等のセミナー、中小企業大学校の講師等を行っている。
※著書:「資本政策の考え方と実行の手順」(共著、中経出版刊)
「ゴーイング・コンサーン早わかり」(共著、中経出版刊)等がある。
なお「新株予約権による企業買収防衛策」(共著、中央経済社)が
3月上梓予定。現在は「ストックオプション会計とその評価手法」
(共著、税務研究会)を執筆中。
≪本件に関するお問い合わせ≫
プルータス・コンサルティングLLP
マネージャー 根岸 秀明
T E L : 03-3243-0755
F A X : 03-3243-5592
E-mail: press@plutuscon.jp
U R L : http://www.plutuscon.jp
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